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グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<6>




 お昼ご飯を食べきらないまま昼休みが終わり、俺は達成感と、気持ちのいい疲労感でぼんやりしながら教室に戻る。
 どこ行ってたんだよ、とクラスメートに聞かれるけど、これもまた適当にはぐらかす。不思議そうな顔をするやつもいれば、何か面白いことをやっているのかと興味津々に追究してくるくるやつもいた。どちらも、まさか俺が陽菜ちゃんと、屋上でイチャイチャエッチをしていたなんて、ちっとも考え及んでいない。
(俺だってこうなるまでは想像もしなかったもんなぁ……)
 他のやつらは、美人グラドルのナカを掻きまわす快感だったり、美少女高校生を開発して感じさせる征服感を味わうことは、ほとんどないんだろう。そう思っていると、授業中もつい、ニヤニヤしてしまう。隣の女子にそれを見られて、変な表情をされたけど、気にもならなかった。
 真面目に勉強する気も起きず、気づいたら学校は終わっていた。今日は特にこの後、用事がない。確か陽菜ちゃんもそうだったから、一つ下の教室に迎えに行こうとすると、すでに陽菜ちゃんがドアのところで待っていた。

「お兄ちゃん……」

 陽菜ちゃんの可愛さは一つ上の学年でも有名だ。その陽菜ちゃんが俺と親しそうにアイコンタクトをとっているのを見て、友達たちは呆気にとられていた。
 さらに、その呼び方を聞いて、周りの友達が「そういえば苗字同じだけど、妹なの!?」と首をかしげているのを無視して、俺は陽菜ちゃんのもとに向かう。

「一緒に帰ろう?」

 ちょっと恥ずかしそうに言ってくる様子がめちゃくちゃ可愛い。
 帰り道も、たわいのない話をしながら、二人きりで家へ向かう。家に近づいて、誰も知り合いがいなくなったところで、何気なく手を繋ぐと、顔を赤らめながら微笑んでくれる。

「今日だけどさ、家に帰ったら……どうする?」

 両親が出かけていて、優美さんが休みを取っているということは、やることは決まっている。わかっていても、期待が膨らんで聞かずにはいられなかった。

「それがね、実はお姉ちゃんと一緒に準備したの」
「準備?」
「うん……お洋服とか。どんなのかは、秘密だよ」

 そう言われると、むしろ気になって仕方ない。でも何度聞いてもお楽しみということなので、もう期待するしかない。
 家につく頃には、様々な妄想で頭がいっぱいになっていた。二人ともどんな服を着てくれるのだろう? もしかしたら、それ以外にもみんなで楽しめるよう色々考えてくれているのかもしれない。
 玄関にまでたどり着いた時には、わくわくが最高潮に達していた。陽菜ちゃんもこれからが楽しみなようで、ずっとニコニコしている。

「お姉ちゃん、お帰り!」

 開いた玄関扉から出てきたのは、コスプレをした優美さんだった。
(すごい、似合ってる……! この衣装は、「恋愛病棟」のときの……!)
 これまでに見たグラビアDVDの記憶が頭の中を駆け巡り、あるDVDの映像と同じ衣装を着ていることにすぐ気づいた。目の前に、映像と同じ姿の優美さんがいることに感動した。

「ただいま、二人とも……この恰好、どうかしら?」

 優美さんはピンク色のナース服を着ていたのだった。ワンピース型の、一般的なナース服だ。頭には、しっかりナースキャップを被って、完全になりきっていた。服の下から伸びた足には、黒いストッキングを履いて、大人の色気も醸し出している。高めのヒールが、おしゃれに足先を飾っていた。
 しっかりしたお姉さんみたいな雰囲気もありながら、エッチな雰囲気も漂う衣装だった。
 陽菜ちゃんは目を輝かせて言う。

「お姉ちゃん、すごく似合ってるよ!」
「ほんと? 喜んでくれて嬉しい。直人も嬉しそうで安心した」

 表情から、俺の気持ちを読み取る優美さん。俺たちを家に迎え入れながらこう言った。

「二人とも、今日からご両親が帰ってくるまで、たっぷり楽しもうね」
「うん!」
「はい! 優美姉さん」

 俺たちが胸を躍らせながらひとしきり準備を済ませて居間に向かうと、優美さんはテーブルに座って、足を組んで待っていた。その姿には大人のお姉さんの風格がある。

「ソファに座ってね」

 テーブルの上には、聴診器と、注射器と……そして、なぜか試験管がいくつか置いてある。そのうちの一本には、何やら怪しげな液体が入っていた。
(いったい何に使うんだろう……?)
 不安はなく、期待しかない。優美さんなら、何か面白い企みをしてくれているだろうという信頼があった。それは陽菜ちゃんも同じようで、興味津々でそれらの器具を眺めている。

「お兄ちゃん、あれ、何に使うのかな……? わたし、お洋服の準備しか、手伝ってないから」
「なんだろうね。想像もつかないや」
「ふふ、変なことされちゃったらどうしよっか」

 陽菜ちゃんが楽しそうに言う様子を見ていると、すごく癒された。
 そのうちに、優美さんは聴診器を首にかけている。コツコツとヒールの音を立てて、俺たちの前に立った。

「さて、今日はまず、二人の身体検査から始めるわ。これからの数日間、たっぷり楽しめるように、ね? まずは、陽菜の身体を診察します」
「わたしから……? お兄ちゃんじゃないの?」
「そうよ。陽菜にはこの後、お兄ちゃんの検査を手伝ってもらうから」
「そっか……いいよ、お姉ちゃん」

 陽菜ちゃんは顔を赤くして、優美さんと見つめあう。俺は、優美さんが陽菜ちゃんの前でしゃがみ込むのを見ながら、早くも股間が勃起してきていた。
(この姉妹、女の子同士でしちゃうんだよなぁ……)
 俺が初めて二人とエッチする成り行きになったのも、二人がそういう関係だったからだった。思い出すと、あれを最初に見たときはめちゃくちゃ興奮したものだ。
 優美さんは、陽菜ちゃんの髪をそっと撫でながら、間近でその目を見つめている。

「これからたっぷり楽しむためには、女の子として、ちゃんとお兄ちゃんを受け入れてあげないといけません。まずは、リラックスしましょう。陽菜、いい?」
「うん……んっ」

 二人はぴったりと唇を合わせて、キスを始める。お互いに舌をいれあって、ディープなキスを始めると、陽菜ちゃんは目元をとろけさせて、くたりと力が抜けているのがわかった。
(姉妹だけあって、息がぴったり合ってるな……)
 女の子同士の、甘ったるいキスを見ているだけで、俺は息子がびくびく反応するのがわかった。

「ん……ちゅ……はぁっ」

 優美さんは唇を離すと、静かに首にかけた聴診器を胸にあてる。そして、片方の手を額に当てながら、こうささやいた。

「少し、鼓動が早くなっているみたい……少しお熱もあるみたいね?」
「ふあ……お姉ちゃんのせいだよ……」
「さて、リラックスしたところで、女の子の部分がちゃんと反応しているか、確かめます。脱がしちゃうね、陽菜?」
「お姉ちゃん……して、いいよ」

 優美さんはスカートの下に手を入れて、その下着をそっと下す。当たり前だけど、さっきのお昼休みに見たのと同じ下着だ。
 陽菜ちゃんはそれを取り去られると、恥ずかしそうにしながらも、自ら股を開いた。

「お姉ちゃん……検査、お願いします」
「そこでなんだけど、陽菜。今回は特別な検査方法を取ろうと思います」
「どんな方法?」
「正常におまんこが機能しているか確かめるために、味をチェックしようと思います。いいかしら?」
「お姉ちゃんならいいよ」
「それじゃ、しちゃうよ……?」

 優美さんは屈みこんで、陽菜ちゃんの股の間に顔を寄せた。舌を長く伸ばして、優しく割れ目に添わせる。

「あああっ……! おね、ちゃ……ああうぅっ!」

 絶世の美人グラドルが、美少女の妹の秘所をぺろぺろと舐める姿は、何とも言えず卑猥で美しかった。
 陽菜ちゃんはすっかり気持ちがよさそうに、首をのけぞらせて、白いのどを無防備にさらけだしている。

「うぁっ、こんなのすぐイっちゃうよぉ……! だ、だめ、お姉ちゃん!」
「……うん、いつも通りのお味ね。直人も、確かめてみる?」
「え、いいんですか!?」
「もちろん。陽菜のおまんこ、舐めたことある?」
「ないです……」
「それなら、直人も検査できるように、健康な時の陽菜の味、知っておかないとね?」
「わ、わかりました……!」

 陽菜ちゃんのその部分は、奥から溢れ出る愛液と、優美さんにたっぷり塗ってもらった唾液で、てらてらと光っていた。鮮やかなピンク色で、まだまだ使いこまれていない感じがある。
(可愛いおまんこだ……)
 顔を寄せると、女の子の匂いが香った。なんともエッチな匂いで、思わず近くで嗅いでしまう。陽菜ちゃんはさすがに困った顔になって、両手でおまんこを隠した。
 
「恥ずかしいよぉ……」
「大丈夫よ、陽菜。お兄ちゃんに舐めてもらいなさい?」
「……そうする……そのかわり、見ないでね?」

 そう言って、俺の目を手でふさいでくる。柔らかい手のひらの感触以外には、陽菜ちゃんの匂いしか感じられなくなった。何も見えない分、なんだかエロイ気がした。

「陽菜ちゃん、いくよ?」
「いいよ……あっ、お兄っ……んあっ!」

 鼻までうずめるようにして、陽菜ちゃんのそこにしゃぶりついた。とろとろで柔らかい陽菜ちゃんのおまんこを舐めているという状況に興奮して、股間はガチガチになっている。
(陽菜ちゃんのここ……こんな味なんだ……!)
 甘酸っぱいような、エッチな味だった。美味しくて、じゅるじゅると吸い立てる。舌で下から上にぺろり、ぺろりと舐めてみると、奥から奥から、どんどんお汁が出てくるのがわかった。

「あっ、ああっ! そんなにしちゃ、ダメぇっ!」

 そのうち、ぷっくりと尖っている突起みたいなものを唇で感じたから、そこを重点的に吸うと、陽菜ちゃんは一際大きい声で喘いで、俺の目を押さえる手のひらに、ぎゅっと力を込めた。

「だめ、イっちゃう! あ、あうぅぅ! 出ちゃうよぉっ!」

 次の瞬間、温かい液体が、俺の顔にぴゅるっとかかるのがわかった。
(これは、陽菜ちゃんの……!)
 なんとなく嬉しくなりながら、よけることもせず何度も出てくるそれを顔面に浴びてしまった。
 陽菜ちゃんの手が取り除かれると、真っ赤な顔で泣きそうな表情になっている陽菜ちゃんがいた。

「お兄ちゃん……ごめんなさい……かけちゃった」
「俺はぜんぜん大丈夫だよ」
「あらら……陽菜ったら、お兄ちゃんに舐めてもらってよっぽど嬉しかったのね? ふふ」
「ううぅ……」

 優美さんがハンカチで顔を拭いてくれた後も、陽菜ちゃんの匂いが残っていた。
 陽菜ちゃんは申し訳なさそうに身体を縮めながらも、快感の余韻で、どこか遠くを見る目で、ぐったりとソファに身を預けている。
 
「そろそろ戻ってきた、陽菜?」
「うん……ぼーっとするけど、頑張る……」

 陽菜ちゃんがぱんつを履かないまま、起き上がったところで、優美さんはテーブルから注射器を持ってきた。その中には、さっきまで試験管の中にあった液体が、はいっている。
(なんだろう、この液体……)

「さて、次は直人がちゃんと、男の子として活動できるかどうか、二人でチェックしましょ?」
「うん……次は、お兄ちゃんの番だよ……?」

 ぼんやりとした表情で、陽菜ちゃんはちょっとエッチな笑みを浮かべた。
(つづく)


コメントや拍手、ありがとうございます! 更新の励みになるので色んな人にしてもらえると本当に助かります! 一言でも作者の心は安らぎます(><)
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グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<5>




「え……お兄ちゃん?」

 昼ご飯を食べながら、お料理部の話を俺にしてくれていた陽菜ちゃんを、俺はそっと抱き寄せる。陽菜ちゃんは戸惑った様子でわずかに身体を強張らせ、瞳を揺らした。しかし、嫌がるそぶりはなく、むしろこれから始まることを予期して、緊張しているように見えた。

「陽菜ちゃん……しよう」

 遠回しにせずに言うと、陽菜ちゃんは以前のように怯える様子を見せず、ただ恥ずかしそうにこうつぶやいた。

「お、お兄ちゃん……だって、こんなところじゃ……」
「今、欲しくなっちゃったんだ。お願い、陽菜ちゃん。しようよ」
「ダメなものは、ダメだもんっ。おうちに帰ってからに……あっ!」

 俺をなだめるかのような口調だったけど、それはすぐに甘い喘ぎ声に一変した。
 さわさわと太ももを撫でた後、スカートの下へと手を滑り込ませたせいだった。そのまま、温かくて柔らかいそれをたどって、足の根元まで指を這わせる。
 陽菜ちゃんは俺にしがみついたまま、抵抗せずに受け入れていた。大事なところに指が触れたときには、すでに瞳をとろりと潤ませている。
 
「ず、ずるいよ、お兄ちゃん……」
「気持ちいい? 陽菜ちゃん」
「……あっ、そこ、あうぅ……!」

 陽菜ちゃんが俺の気持ちいい所を知っているのと同じように、俺も陽菜ちゃんの身体をどこまでも知っていた。いじるといつもたまらなそうによがるクリトリスを愛撫してあげると、早くも表情が淫らなものへと変わってくる。
 先へと進んで割れ目の浅い所を掻きまわしていると、すぐに愛液が溢れだしてきた。ぴくぴくと震えながら、息遣いが妖しくなってくる。
 あっという間に陽菜ちゃんはその気になってしまったようで、こう言った。

「先に、お兄ちゃんのこと気持ちよくしていい……?」
「いいの?」
「うん……わたし、気持ちよくなっちゃうとぼおっとして、何も出来なくなるから……」

 くちゅり、と愛液のついた指を離すと、陽菜ちゃんはゆっくりと屋上の床にぺたりと女の子座りした。そして、小声でつぶやくように言った。

「おちんちん、出して……お兄ちゃん」

 俺は制服のズボンのジッパーを下して、それを取り出した。ここまでの流れでギンギンに固くなっていて、我慢汁まで垂らして凶悪な見た目になっている。
 陽菜ちゃんはそれを見ても、もう怯えた様子はない。俺の顔を見て微笑んで、肉棒を両手で包み込むように握った。

「お兄ちゃんのおちんちん、おしゃぶりしていい?」
「たっぷりしていいよ」
「ふふ……んちゅ、れろ……」

 陽菜ちゃんは、あむ、と可愛い仕草で俺の肉棒を咥えた。たまらない快感が走る。
 陽菜ちゃんのフェラは温かくて、ヌルヌルしていて最高だ。皮の剥けた亀頭を全て口に咥えて、舌を絡めるようにしてぺろぺろと舐め続けてくれる。時折、鈴口のところを下から上へ舐めあげてくれるのもたまらない。

「ん……ここも、触るね」

 そして最近は、睾丸を細い指でマッサージすらしてくれる。16歳の高校一年生とは思えないその技術は、全て俺と優美さんで教え込んだものだ。
 可愛らしい制服姿で、ぽたぽたと涎をこぼしながら献身的に奉仕してくれるその姿は、素晴らしいものだった。流れてきたさらさらとした長い黒髪を、耳の後ろにかき上げて、陽菜ちゃんはつぶらな瞳で俺を見上げる。

「ひもちい……?」
「ああ、陽菜ちゃん、すごいよ……溶けちゃいそうだよ」
「よかった……んむぅ……わたし、頑張る……ちゅる」

 陽菜ちゃんは少し頭を上下に動かして、縦の刺激も加えてくれた。ぷるぷるした唇で、棒のところをしごいてくれる。
 つい数時間前まで、優美さんのナカで、愛液にまみれてしごかれていたソレを、陽菜ちゃんが一生懸命しゃぶってくれているわけだ。

「もちろん、陽菜には今日のこと、内緒だからね?」

 優美さんの言葉に従って、陽菜ちゃんには何も言っていない。今朝、優美さんとそういうことをしたから、陽菜ちゃんとエッチしたくなった。こんなに一生懸命奉仕してくれている陽菜ちゃんにそれを言ったら可哀想だから、そもそも言う気にはならなかった。

「お兄ちゃん……ん……出したくなったら、おくちの中に出していいよ……?」
「大丈夫だよ……今日は、お口じゃないところに出したいな」
「わかった……んはぁ」

 ばきばきに固くなった、グロテスクな肉棒を吐き出す陽菜ちゃん。こんなに可愛い美少女高校生が、こんなものを頬張るだなんて、いまだに信じられない。
 唾液でてらてらと光るソレを見て、恥ずかしそうに、少しほほ笑む。

「お兄ちゃん……すごいおおきい。わたしのおかげ?」
「陽菜ちゃんのおしゃぶり、優美さんよりも上手かもね」
「ほんと? お姉ちゃんより……気持ちいいの?」
「気持ちよすぎて変になりそうだよ」
「そっか、嬉しい……」

 陽菜ちゃんは、心のそこから嬉しそうな顔でにっこりと笑うのだった。
(すっかり慣れちゃって……エッチな子になったなぁ)
 最初は俺の息子に触ることですらためらっていたのに、最近では俺に快感を与えられることが嬉しくて仕方ないみたいだ。
 この間、優美さんと涼音さんの撮影を見に行った後の出来事を思い出す。あの出来事を通してうまく感じられるようになった陽菜ちゃんは、今では俺とのエッチをすっかり楽しんでいる。他の人には絶対に見せないような乱れ方をするから、可愛くて仕方ない。

 俺は、フェラをやりきって、次の指示を待ちわびるような顔をしている陽菜ちゃんに、こう言った。
 
「つぎは、何したい?」
「お兄ちゃんが、決めていいよ」
「たまには陽菜ちゃんが何をしたいか、聞きたいな」
「そ、そんな」

 陽菜ちゃんはぽっと赤くなって、助けを求めるような視線を向けてくる。しばらく黙って俺のことを見つめていたけど、結局ごまかした。

「いいよ……お兄ちゃんがしたいこと、しようよ」
「陽菜ちゃんもしたいこと、あるでしょ?」
「うぅ……わ、わたし」

 少し陽菜ちゃんは心を決めたようだった。耳まで赤くなりながら、あくまで俺のせいだと言いたそうに、こう言った。

「さっき、お兄ちゃんが触ったから……濡れちゃったから……おまんこ、気持ちよくしてほしい……」
「それじゃ、いれちゃおっか?」
「うん……」

 とろんとした目つきの陽菜ちゃんに、両手で屋上の金属網をつかんでもらう。お尻をこっちに突き出してもらうと、立ちバックのポーズの出来上がりだ。今朝の優美さんと味比べをしようと思って、あえて同じ体位にした。
 青空の下、こんな卑猥なポーズを陽菜ちゃんに取らせていることに興奮した。
 陽菜ちゃんは、少し困惑した顔で俺を振り返る。

「誰かに、見られちゃうよ……!」
「大丈夫、誰も屋上なんか見上げないから」

 そう言って、俺は陽菜ちゃんの制服のプリーツスカートを捲り上げた。
 可愛らしい小ぶりのお尻が、露わになる。小ぶりと言っても、女の子らしい丸みがあって、白くて触り心地がいい。
 履いていたのは、優美さんとは全く印象の違う、可愛いふりふりした下着だ。しかし股のところに染みが出来ていて、なんだかいけないものを見ている気分になる。

「お兄ちゃん……恥ずかしいから、じろじろ見ないで」

 ちょっと怒った風に言う姿も、また可愛い。
 その下着に指をかけて、するするとひざのところまで下す。ついでに、細くてすらっとした太ももを撫でると、陽菜ちゃんは少し内またになって感じているようだった。

「お兄ちゃん……?」

 言葉にこそ出さないけど、はやく挿れてほしそうに、生のお尻を突き出した姿勢で待っている陽菜ちゃんは、可愛くて仕方なかった。ワイシャツの上から腰をつかんで、ガチガチになったものを、陽菜ちゃんの割れ目にあてがう。ヌルヌルとこすり付けながら言った。

「いくよ」
「うん……あ、ああっ!」

 ずちゅ、と勢いよく挿入する。優美さんと比べて膣はまだ狭くて、ぎゅうぎゅうに締め付けてくる。ぴたーっと俺の息子に食いついてきて、たまらない。未発達なヒダヒダで亀頭を刺激されながら奥まで挿入しきると、陽菜ちゃんは背中を反らして、大きく喘いだ。
(すっかりナカで気持ちよくなっちゃって……)
 昔、少し入れるだけで痛がっていたのが嘘のようだ。俺が陽菜ちゃんの身体をエッチに開発しているんだと思うと、めちゃくちゃ興奮した。
 
「お兄ちゃん……奥まで入ったね」

 こっちを振り返って、頬を赤らめながらも、少しだらしない笑みを浮かべながらそう言う姿は、エッチな小悪魔そのものだ。きっとこれから何度もエッチをするうち、もっとエッチな女の子になっていくのだろう。
(さすが、優美さんの妹だなぁ……)
 見るからに気持ちよさそうにしているけど、あえてこう聞いてみる。

「陽菜ちゃん、気持ちよくなれてる?」
「……うん」
「どのくらい?」
「おまんこ、溶けちゃいそうなくらい……」

 顔を赤らめながらも、そんな卑猥なことを口にするものだから、股間がますます滾ってしまう。

「お兄ちゃんは?」
「気持ちいいよ、陽菜のナカ。こうやって、擦りつけると……ほら、こんなに絡みついてくる」
「んあ……わたしの、勝手に、ぎゅうってお兄ちゃんの、締め付けちゃうよぉ……あぁっ」

 普段からは考えられないような、はしたない喘ぎ声をあげながら、お尻をゆらゆらと揺らす陽菜ちゃん。その狭い膣は、少し刺激するだけで締め付けが倍増する。初々しい反応が、たまらない。

「もっと強く突いていい?」
「うん……お兄ちゃんの好きなだけ、していいよ……ん、あ、あっ!」

 遠慮なく、欲求の赴くまま叩きつけるようにピストンした。
 そのたびに小柄な陽菜ちゃんの身体は、壊れそうなくらいの振動が走っている。しかしどう見ても気持ちがよさそうな顔をしていた。嬌声もどんどん派手になっていく。

「あっ! おに、ちゃ……ああっ! それぇ、んんっ!」

 さっきまで、誰かが見ているかもしれないと危ぶんでいた人とは別人のようだ。陽菜ちゃんがそんな風になってしまうほど感じているのが嬉しくて、支配している快感で満たされる。
 ずっとすごい勢いで突いていたせいで、俺ももはや快楽が爆発しそうになっていた。ぱんぱんとピストンを続けて、狭い陽菜ちゃんのそこに息子をこすり付けながら、発射した。

「あっ……陽菜ちゃん、出るっ!」

 どぴゅっ……! ぴゅっ! ぴゅる……!

 半端じゃない快感が腰のあたりから全身に広がっていく。びゅく、びゅくと射精している間も、腰を振るのをやめなかった。

「あんっ、お兄ちゃんのが、お腹の中にかかってる……! わたしも、もう、イクっ……んっ!」

 陽菜ちゃんもその動きに耐えかねて、ついにぷるぷると身体を震わせて、絶頂してしまう。
 同時に、膣からぴゅっと愛液の飛沫のようなものが出ていた。本当に気持ちがいいとき、陽菜ちゃんは潮を吹いてしまう。太もものあたりが濡れるのを感じながら、俺はまだぴくぴく震えている陽菜ちゃんの髪を撫でた。

「陽菜ちゃん、またお汁が出ちゃったね」
「うん……すごく、気持ちよくなっちゃった……」

 絶頂の余韻に浸って、陽菜ちゃんはゆるみきった表情をしている。そして、こうささやいてくれる。

「お兄ちゃん、大好き……」

 たまらなくなって、後ろからぎゅっと抱きしめる。

「俺もだよ、陽菜ちゃん」
「ふふ……。内緒でお兄ちゃんとこういうことしてるの知ったら、お姉ちゃん悔しがるかな」

 今朝、俺が優美さんとたっぷり楽しんできたことを知らない陽菜ちゃんは、すっかり満足そうに、そうつぶやいた。

「わたしの見てないところで、お姉ちゃんとも、こういうことしてる?」

 俺が黙っていると、一転、心配げな声音で言われて、なんだか動揺した。
 今朝のことは内緒にすると約束したのだから、本当のことを言うわけにはいかない。少し可哀想だけど、嘘をついた。

「そんなことないよ」

 陽菜ちゃんはちょっと嬉しそうな、誇らしげな表情を浮かべた。きっと、お姉ちゃんより自分のほうを優先してくれたと思って、優越感みたいなものを感じているのかもしれない。
 そして、またもや同じことを頼まれた。

「今のエッチは、わたしとお兄ちゃん、二人きりの秘密にしよう……?」

(優美さんと陽菜ちゃん、性格も見た目もけっこう違うけど、やっぱり姉妹なんだな……)
 俺はなんだかおもしろいなと思いながら、頷いた。
(つづく)






グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<4>




「ほら、両手でしっかり、わたしの腰をつかんで。あとは、直人が好きなように動かしていいよ」

 そんなことを囁かれたら、俺はもう頭が真っ白になって、夢中になって言っていた。

「優美姉さん……! 大好きです……!」
「わたしもよ、直人……んあぁっ」

 ずぶり、とはちきれんばかりの肉棒を突き立てた。
 たっぷりとヌルヌルの汁が分泌された膣の中を、少しずつ奥の方へ、進んでいく。一番奥まで挿入すると、全体が温かくうごめくヒダヒダに包まれて、あまりの快感に全身が震えた。
(後ろから入れるのも、いい……)
 優美さんの柔らかいお尻が当たって、それも心地よかった。

「あ……あぁ……優美姉さんの中……気持ちよすぎ……!」
「直人のソレ、大きい……わたしの中、直人ので、いっぱいだよ……」

 優美さんも、甘い吐息をついて、淫らな笑みを浮かべていた。次の刺激を待ちわびるように、お尻を俺の腰に密着させてくる。

「直人、大丈夫? もし気持ちよすぎて動けないんだったら、わたしが動いてあげるよ?」
「だ、大丈夫です……行きますっ」

 一度引き抜いて、もう一度ヒダヒダをかき分けながらナカに突き込む。ヌルヌルと亀頭が逆撫でられて、気持ちよすぎて精液が今にも漏れてしまいそうになる。
(もっと優美さんのナカを味わわなくちゃ)
 必死に我慢しながら、優美さんに気持ちよくなってもらうために、あえてピストンのスピードを上げていく。

「やだ、直人、すごい……んっ! 激しい……!」

 ぱん、ぱんと優美さんのお尻を打ちながら、リズムよく突きこむ。そのたびに、エプロンの下でゆさゆさと巨乳が揺れて素晴らしい光景だった。

「そんなにガンガン突かれたら、すぐイっちゃいそう……あんっ」
「今日は、優美さんが先にイって欲しいんです! だから、俺我慢します……!」
「我慢しなくていいって言ったのに……あ、これ、ダメっ!」
「優美姉さんこそ、我慢しないでください! 気持ちよくさせて見せます……!」
「そんなこと……わたしがお姉さんなのに……んあぁっ!」

「あん……直人、もう、わたし……イクっ!」

 優美さんが急に身体を強張らせて、びくりと身体を震わせた。同時に、きゅうっとナカの締まりがよくなって、俺のソレから精液を搾り取ろうとするかのようだった。
(さすがにもう無理だ……!)
 絡みついてくるヒダヒダに思い切り突き込んで、ため込んだものを射精した。

「ああっ、出る、出ますっ……くあぁっ!」

 びゅるるるるっ……! びゅーっ、びゅーっ!

 精液がすごい勢いで、肉棒の中を駆け抜けていく。睾丸が限界まで精子を絞り出して、子宮に送り届けようとしているのがわかるようだった。
 俺は何度も射精している間、腰を突き出して優美さんの一番奥に亀頭を密着させていた。きっと今頃、たっぷりと俺の精液が優美さんの子宮に溜まっているだろう。

「すごかったよ、直人……わたし、イかされちゃった……」

 ナカ出しされながらそう囁く優美さんは、エロすぎた。トップグラドルの優美さんを、男として支配することが出来た喜びでいっぱいになる。

「いっぱい出してくれてるの、感じるよ……たくさん気持ちよくなってくれたんだね」
「最高でした……俺、幸せです……」
「一生懸命、腰を振ってくれたよね。わたしのために頑張ってくれてるの、伝わってきたよ……ありがとう」

 余韻に浸る俺に、優美さんは微笑みかけてくれる。
 これが僕の日常だった。毎日のように死ぬほど興奮して、死ぬほど気持ちよくなっている。たぶん俺より幸せな男は、ほとんどいないだろう。
 しかも、最近は優美さんは俺のことをほめてくれるようにもなった。

「直人ったら……いつの間にこんなにすごいエッチが出来るようになったの? わたしまで夢中になっちゃうじゃない……ふふ」

 俺の腰のあたりを撫でながら、そう言うのだった。

「陽菜のこと、直人に任せたのも正解だったわね。最近、以前より少し活発になったと思わない? クラスの男の子とも話せるようになったらしいわ」

 俺と初めて会った時は男性恐怖症気味だった陽菜ちゃんだったが、色々あったおかげで、俺に処女を捧げて、その後、挿入で感じることができるようにまでなった。今では俺とのエッチをすっかり楽しんでいる。
 俺の後輩として同じ高校に通っていて、毎日学校の休み時間に話すのが楽しい。他のクラスメートは、どうして俺がこんな美少女と友達なのか、たまに聞いてくる。

「あのあと、わたしがいないとき、陽菜とはどのくらいエッチしてるの?」
「あんまり……。陽菜ちゃんは自分から誘ってくれなくて……」

 優美さんと陽菜ちゃんは、姉妹とはいえ色々違うところがある。一番大きい違いはその性格かもしれない。今日の優美さんみたいに、自分から積極的に求めてくることはない。

「もちろん、陽菜には今日のこと、内緒だからね?」

 そう言われて、少し違和感を感じた。余韻に浸りながら、ぼんやりと優美さんと話していたけど、どうして優美さんは陽菜ちゃんの話を始めたんだろう。

「どうして内緒なんですか?」
「だって……いいじゃない。約束、守ってくれる?」
「優美さんが言うなら、もちろん……」

(どういうことだ……?)
 優美さんの気持ちが読めなくて、少し困惑する。
 大体いつもは優美さんと陽菜ちゃんと三人で一緒にエッチするから、こういうことは考えなくてもいいんだけど、たまに姉妹のどちらかとだけエッチすることはあった。
 しかし、これまでは一度も、優美さんも陽菜ちゃんも、お互いに俺とシたことを隠すことはなかったんだけど……何か心境の変化があったのだろうか?

「ありがとう。これからも特別ファンサービス、いつでもしてあげるからね。あ、直人、そういえば……」

 優美さんはふと壁に取り付けられた時計を見上げる。俺もつられて見上げると、時間があっという間に過ぎていて、どう考えても遅刻するしかない時間になっている。

「時間、遅くなっちゃったね。ごめんね、直人。ちょっとだけのはずだったのに」
「いえ、優美姉さんとエッチして遅刻するなら、本望です……」

 俺はようやく、優美さんのナカから、それをぬるりと引き抜いた。

・・・

「いってらっしゃい、直人」

 服を着なおした優美さんに見送ってもらって、学校へと向かう。
 今日の授業は何か、なんてどうでもよくて、さっきの優美さんとのエッチのことばかり考えながら歩いていると、ふいにスマートフォンが鳴った。

「弟君、おはよう」

 天辻さんからのメッセージが届いていた。
(もしかして、何か遊びに誘ってくれるのかも……)
 返事をしようとしていると、またすぐに新しいメッセージが届いた。

「優美先輩、しばらくお休みらしいけど、どうかしたの?」

(ああ、そのことか)
 いつも撮影のお仕事で忙しかった、同じ事務所の先輩が、急に休みを取ったのだから、気になるのも当然だ。
(親がいないから、俺と思う存分エッチするために休んだなんて、言えないなぁ……)
 天辻さんにこのことを知られたら、面倒なことになりそうだ。はぐらかすことにした。

「親と一緒に旅行に行っちゃった」
「今、おうちには陽菜ちゃんと弟くんしかいないの?」
「そうだよ」
「ふーん」

 そこで一旦メッセージが切れた。何を言おうか考えていると、さらにメッセージが流れてくる。

「二人だけで、大丈夫?」
「うん。料理は、陽菜ちゃんがしてくれる」
「そっちじゃなくて」
「え?」
「妹ちゃんと、やらしいことしてない?」

 急に変なことをストレートに聞いてくるあたり、天辻さんらしい。

「してないよ」
「ふーん。グラビアの撮影始まるから、また今度ね」

 最後に、水着姿の天辻さんが写った写真が貼られて、会話が終わった。
(またすごい写真をもらっちゃった……)
 きっと今度の新作の撮影に使われる水着なんだろう。妄想が膨らんで、ちょっとだけ勃起した。こういう風に、天辻さんはたまにプライベートな自撮り写真を送ってくる。

(それにしても、天辻さん、何を考えてるんだろう……)
 こうして天辻さんと、たまにやりとりをしているけど、ほとんど全て、とりとめのない会話だ。きっと意味はないんだろうな、と思い直して、スマホをしまう。
 人気ナンバーワングラドルの優美さんだけでなく、今人気急上昇中の天辻さんとも仲がいいだなんて、自分でも驚くくらい幸せだと思う。

・・・

 もちろん学校には遅刻して、先生に少し怒られた。
 しかも、授業は上の空だ。家に帰ったら、また優美さんや陽菜ちゃんとエッチし放題だと思うと、妄想が止まらない。股間が勃起してしまって、なかなか元に戻ってくれなかった。
 優美さんのナカの気持ちよさを思い出したり、キスの感触を思い出したり、優美さんの匂いを思い出したりしていると、あっという間に時間は過ぎていった。
 昼休みが始まり、話しかけてくる友達を適当にやり過ごして、俺は学校の屋上に向かう。
 そこは最近、俺と陽菜ちゃんがよく向かう場所だった。いつも開放されている割にはあまり人がいなくて、大人しい陽菜ちゃんにとっては、居心地がいいらしい。
 適当に買ってきた昼食を手に、一人で階段を上る。屋上につながるドアを開けると、すでにそこには陽菜ちゃんが待っていた。隅っこに設置された椅子に、ぽつりと一人で座っている。

「あ、お兄ちゃん! おはよう!」

 俺に気が付くと満面の笑顔で迎えてくれた。おはようと言って近づきながら、俺はその身体をいやらしい目で見てしまう。

 陽菜ちゃんは、優美さんと違って身体が未発達だ。可愛いし、肌は真っ白ですべすべしているけど、小柄な体つきをしている。胸はあまり大きくないし、全体的にほっそりしているのだ。
 でもそれもまた魅力的で、俺は陽菜ちゃんが大好きだった。

「今日の朝は早起きだったね。何か用事があったの?」
「うん……」

 いつも通り、何気ない会話を始めたけど、少し問題があった。俺は朝から優美さんと楽しんだせいで、エッチのことしか考えられなくなっていた。陽菜ちゃんを目の前にして、さっそくエッチしたくなってきてしまっていた……
(つづく)






グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<3>




「今日の朝は、学校行く前に少しだけ気持ちよくなる?」

 そんなことを言われて、我慢できるわけがなかった。ずっとむらむらしていたものが爆発する。
 
「優美姉さん……!」

 俺は優美さんを抱き寄せて、その唇にむさぼりつくようにキスをした。ぽってりとしていて、触れ合わせているだけで気持ちがいい。お互いに舌をいれあって、唾液を交換し合う濃厚なディープキスを始めれば、天国にいるかのような心地よさだった。

「ん……んちゅ……はぁ」

 優美さんがキスの合間に漏らす吐息が色っぽくて、耳も幸せだ。夢中になって続けていると、優美さんはふと唇を離して、少し気だるそうに身体を起こした。
 
「直人……ふふ」

 曖昧に笑いながら、優美さんは自ら服を脱いでいく。
 それは美しい光景だった。窓から、柔らかな朝の光が差し込む中、優美さんの白くてなめらかな身体が、露わになっていく。
 エプロンをはらりと落としたあと、トップスをまくりあげて脱ぐと、大人っぽいブラジャーが現れる。
 たっぷりとした胸が、ブラジャーから今にも溢れそうだ。並々ならないサイズのそれは、見ているだけで幸せな気分になれる。
 全国の優美さんファンが拝めるのは、ここまでだ。しかし、俺はその先の優美さんの姿を見ることが出来る。

「下着は、直人が脱がせて」

 優美さんは俺の手を取って、自分の身体に導く。
 促されるまま、ブラのホックを外して、はらりと落とすと、たゆんと巨乳が目の前で揺れた。

「ここまで見せてあげるのは、わたしのファンの中で直人ひとりだけなんだからね?」
「優美姉さんをこんな風にできるなんて、今でも夢みたいです! ずっと俺のお姉さんでいてください……!」
「ありがとう。そんなに興奮してくれて、うれしいよ」

 にっこり笑いながら、優美さんは僕の寝巻のズボンに手をかけた。これから始まることに期待して、僕の息子はひくひくと歓喜に震えた。
(幸せすぎる……!)
 ずるずると俺のズボンと下着を一緒におろすと、反り返ったソレが跳ね上がった。それを見て、優美姉さんはおかしそうに笑っている。笑われると、やっぱり少し恥ずかしかった。

「朝早くから、こんなに勃起しちゃって……」
「だって、優美姉さんが目の前でそんな姿になってるんですよ……! 男だったら、絶対こうなります……」
「ひくひく震えちゃって。先っぽから汁まで出てる。可哀想だから、触ってあげるね」

 そして、優美姉さんは俺のそれを、根元から握った。ゆるゆると、焦らすようにゆっくりと上下に動かしてくれている。 
 トップグラビアアイドルの手コキは、気持ちよすぎて今すぐにでも射精しそうな気持ちよさだった。

「気持ちいい? ……そんなこと聞かなくても、気持ちよさそうな顔してるね、ふふ」
「あ、ダメです優美姉さん……そんなにしちゃ……!」
「直人ったら、相変わらず敏感なんだから。我慢するの苦しいだろうから、出したくなったら、好きな時に出していいよ?」
「大丈夫です……だから、もっとしごいてください……」
「うふふ。わかった。でも、手だけでイっちゃうのも、つまらないでしょ? 今日は、わたしの身体の、どこで気持ちよくなりたい? 直人の好きなところ、言っていいよ」

 そう言われて、何を言えばいいのかわからなくなった。
 手のひら、足、おっぱい、くち……正直どこでも最高に嬉しいし、最高に気持ちよくなれそうだった。
 しかし、今日の朝はもう正直、色々楽しんでいる余裕はなかった。今すぐに優美姉さんの中に射精したくて、たまらない。思い切って、言ってみた。

「お、おまんこで……気持ちよくなりたいです!」
「えっ? いきなりそっちでしたいの?」

 頷くと、優美さんはくすくすと笑って、ぎゅっと俺の性器の亀頭の下を握った。

「もう、しょうがないんだから……いいよ、直人」
「優美姉さん……!」

 腰のところの金具を外して、落ち着いた感じの、少し長めのスカートを下す優美さん。
 その下には、ブラと揃いの柄の、色気が溢れんばかりの下着を履いていた。
(エロすぎる……早く脱がせたい……!)
 俺が股間をびくびく震えさせていると、優美さんは期待通りの言葉を言ってくれた。

「こっちも、直人が脱がして」

 俺は興奮しすぎておかしくなりそうになりながら、その布地に触れる。
 優美さんは腰を浮かせて、脱がせやすいように手伝ってくれた。少しずつ陰毛が見えて、全て下着を取り去った時、優美さんの秘所が、太ももの陰に見えていた。

「わたしだけ、裸になっちゃった……どう、直人? わたしの身体、興奮してくれた?」

 優美さんはついに、一糸纏わぬ生まれたままの姿になった。傷一つなく、美術品かのように完璧に美しいその体は、優しい朝日を浴びて、何か神聖なものさえ感じさせた。

「すごいです……! もう、言葉が出てきません……」
「そんなにすごいの? ふふ、じゃあ、今度一緒に、二人だけの特別なDVD作らない?」
「と、特別な?」
「そう。直人自身が、撮影するの。……どんなDVDにするかは、直人次第だよ?」
「ゆ、優美姉さん、そんな、いいんですか……!?」
「直人だけ、許してあげる」

 今すぐにでもカメラを持ってきたかったけど、優美さんはまた、俺の腕をそっとつかんで、自分の身体に導いた。

「ねえ、わたしのおまんこを使いたいなら、その準備はちゃんと手伝ってね?」

 俺の手は優美さんの太ももを撫でて、その根元に向かって導かれていった。すべすべした感触がたまらない。
 くちゅりと、わずかに濡れたそこに指が触れる。

「ん……」

 優美さんは少し喘いで、艶やかに笑う。ゆっくりと俺の目の前で股を開いて、大事なところを、見えるようにしてくれた。大人っぽく咲き乱れたその部分を目にしたら、もう居てもたってもいられない。

「ちゃんと濡らしてくれないと、させてあげないよ?」
「は、はい……!」

 俺はできるだけ大事に、優美さんのそこを愛撫した。人差し指と中指を、ぷちゅりと差し込んで、優しく掻き回す。親指で、ぷっくりと膨れたクリトリスを刺激するのも忘れない。そこは柔らかくて、優しく撫でれば撫でるほど、奥からとろとろとした愛液が溢れ出てくるのだった。

「あ……直人……あ、はぁ……」

 優美さんは気持ちよさそうに眉をひそめて、腰をゆっくりと揺らしている。発情したその身体から立ち昇る色香にくらくらしてしまう。さっき手コキをされてから刺激を与えられていない股間が、はやく気持ちよくなりたがっている。
 指が愛液まみれになったころには、優美さんも頬を上気させて、目つきが妖しくなってきている。

「いいよ、直人……一緒に、気持ちよくなろっか……」

(もう最高すぎる……毎朝、こんなことが出来たらいいのに……!)
 俺はそう思いながら、ふと、床に落ちているエプロンに目を留めた。折角の朝だし、そういう工夫があったほうが、より優美さんとのエッチを楽しめるかもしれない。
 今すぐにでも俺の肉棒を挿れてほしそうな優美さんに、こう聞いてみた。

「えっと……その前に、優美姉さん。エプロン、着てくれませんか……!?」
「ほんとにエッチなんだから。裸エプロン、してほしいの?」
「お願いします……!」
「こんな恰好、撮影でもしないんだから……朝から贅沢ね?」

(やった……! 優美さんが、こんなにエッチな姿になってくれるなんて……!)

 優美さんは、一糸まとわぬその姿に、朝ごはんなど、料理を作っているときにいつも着ているそのエプロンを羽織っていく。
 後ろ手に腰のところでリボンを結ぶと、裸エプロン姿の出来上がりだ。
 そのエプロンは、服の役目を果たしていなかった。胸の谷間は大きく開いていて、今にも乳首が見えてしまいそうだし、横乳が丸見えだ。前は一応隠れているけれど、横と後ろから見たら何も隠れていなかった。豊満なお尻は丸見えで、性器のところがてらてらと光っているのがいやらしい。
 俺は話しかけられるまで、ずっとその姿に魅入っていた。

「どう……? 似合ってる?」
「それ、すごくエロイです……! はんぱないです……!」
「それじゃあ、興奮してすごいことになってるソレで、たっぷり気持ちよくなってね?」

 優美さんは朝ごはんが乗っているテーブルに手をついて、きゅっと腰を俺のほうに突き出した。後ろを振り向いて、色っぽい笑顔を浮かべる。

「ほら、両手でしっかり、わたしの腰をつかんで。あとは、直人が好きなように動かしていいよ」

(つづく)






グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<2>




 俺は高揚した気分で、居間のTVの前のソファに寝転がっていた。
 普段、TV番組はあまり見ないけど、今日は見なくちゃいけない番組がある。
 時間は深夜になりつつあって、部屋の明かりをつけていないから、TVの画面だけが眩しい。
 正直眠くて、さっきからうつらうつらとしている。危うく眠りかけたころ、目当ての番組が始まった。

「優美さんが、TVに……!」

 ドラマのヒロインとして、優美さんが画面の中に登場していた。
 主人公を隣で支えてあげる、お姉さんっぽい役柄で、優美さんにぴったりだ。
 物語の内容は、優美さん演じるヒロインと主人公のラブストーリーだ。しかし、見ていてあまり幸せな気分になれる物語ではなかった。主人公が他の女に手を出したところから、ドロドロした三角関係が始まってしまうのだった。
(優美さんを捨てるなんて、この主人公、ありえないな)
 なんだか無性にいらいらしながら見ていると、主人公が手を出した別の女が現れた。驚いたことに、見覚えのある顔だった。

「あ、天辻さんだ……」

 優美さんの後輩グラドル、天辻涼音。この間、優美さんのグラビア撮影を見学しに行ったとき、出会った女の子だ。人懐っこくて、それなりに仲良くなったけど、それ以来、一度も会っていない。
(この人も、いいグラドルだったなぁ……もう一回会いたい)
 あの時見た水着姿が脳裏をよぎって、煩悩が首をもたげた。
 この間は一緒にDVDを撮って、今回はドラマで共演までしている。二人とも業界トップレベルの美貌の持ち主だし、仲もよさそうだったから、これからも一緒の仕事は増えていくのかもしれない。

「それなら、また会えるのかな……」

 一瞬、天辻さんとセックスしている自分の姿を妄想した。あのショートカットの髪をなでて、あの柔らかそうなおっぱいを揉んだ後、くびれた腰をがっしりつかんで、後ろから俺のアレを突き立てて……
 股間がむっくりと起き上がるが、俺はすぐにその妄想をやめた。なんだか罪悪感を感じたのだ。
(俺には、優美さんと陽菜ちゃんの姉妹がいるんだ……天辻さんともそういうことしようだなんて、都合がよすぎるな)
 もし俺が天辻さんとそんなことになったら、二人ともどんな顔をするだろうか。きっと怒るんだろうな、と思う。

「やっぱり、俺は優美さんと陽菜ちゃんがいれば十分だ……」

 明日は優美さんと陽菜ちゃんと、エッチをする約束をしている日だ。あの美少女姉妹に、またたっぷりと精液を搾り取られることが簡単に想像できた。
 幸せな気分に浸りながら、俺はいつのまにか寝落ちしていた。

・・・

 額の辺りがくすぐったい。何かが、優しく振れた。僕の髪を横に払ったみたいだ。
(温かくて、優しい感触……)
 僕は目を覚ましながらも、寝たふりを続けた。身体のすぐ近くで、他の人がごそごそと動いているのがわかる。ソファに右腕を下にして寝転んでいる僕の正面だ。

「ふふっ……気持ちよさそうに寝てる」

 小さく、楽しげな女の人の声が聞こえた。息があたる感触がある。
 おまけにいい匂いがする。それは普段よく匂いで、嗅いでいるだけで興奮してくる匂いだった。
 そう、優美さんの香りだ。
 瞳を開けると、思った通り優美さんがそこにいた。僕と向かい合う形で、寝転んでいた。おかしそうに、くすりとほほ笑んでこう言った。

「おはよう、直人。昨日はよく眠れた?」

 エプロンを着けた家庭的な姿で、髪を後ろに束ねている。料理が上手な優美さんは、親がいないときはいつも、朝ごはんを僕と陽菜ちゃんのために作ってくれていた。
 俺はとにかく、こんなに近くで話しかけられると、ドキドキして仕方なかった。

「眠れました、優美姉さん……その恰好、やっぱり似合ってます……」
「本当? 直人の朝ごはん作っちゃったのに、全然起きてくれないから、そのままの恰好で起こしに来ちゃった」
「そういえば、エプロン姿を披露してる作品、いくつかありましたよね」
「もう、直人ったらわたしの作品、全部覚えてくれてるの?」

 優美さんは嬉しそうに笑って、そっと俺を抱き寄せた。身体が密着して、温かさが伝わってくる。
 おまけに、柔らかい感触が、俺の胸のところに当たっていた。
(優美さん、そんなことしたら……)
 最初から朝立ちしていた股間が、さらにガチガチに固くなっていく。
 こういうことはよくあることだ。優美さんはたまに朝シャワーを浴びているけど、その時はいつもタオル姿で歩き回っている。朝ごはんを食べている最中に勃起して、それを陽菜に見つかって、恥ずかしそうに顔を赤くされるのは日常茶飯事だ。
 そこで気づいた。この状況なら飛んでくるはずの「お姉ちゃん、朝からそんなことしたらダメだよ!」という声がない。抱き着かれたまま、聞いてみる。

「あれ、陽菜ちゃんは……?」
「陽菜、今日は朝早いんだって。時計見てごらん? こんなに早いけど、学校に行っちゃったの。だから直人はもう少し寝ていても大丈夫なんだけど、起こしちゃった。ごめんね?」
「優美姉さんに起こしてもらえるなら、全然OKです……」
「ふふ。直人ならそう言ってくれると思った」

 優美さんは僕の頭を優しく撫でてくれた。溶けてしまいそうだ。
 きっと今、俺はばかみたいにゆるんだ顔をしてるんだろうな、と思っていると、優美さんはもぞもぞと太ももを動かした。

「あ、優美さん……」

 思わずそう声を漏らしてしまったのは、その太ももが、さっきからずっと僕の股間に当たっていたせいだ。感触を確かめるように、こすりつけてくる。おかしそうに笑われた。

「さっきからずっと固いね。男の子って、朝はこうなっちゃうんだよね」
「それもあるけど、優美さんのせいで……」
「すぐ興奮しちゃうんだから。そろそろ、女の子に慣れてくるかと思ってたけど、全然そんなことないね」
「優美さんに慣れるだなんて、そんなわけないです……」
「わたしもだよ、直人。ふふ」

 優美さんに見つめられながらそんなことを言われるものだから、何もされなくても射精しそうだった。
 寝覚めから夢見心地になりながら、僕は優美さんが少しとろんとした目つきをしていることに気づく。
(もしかして優美さん、最初からそのつもりだったのかな……)
 ごくりと生唾を飲んでいると、案の定、こう話しかけられた。

「ねえ、直人が早起きだなんて、滅多にないよ? ご両親もいないし、文句を言う陽菜もいないよ……?」

 僕はいつも遅刻せずに学校に行っているし、優美さんも朝から撮影の仕事に行くことが多い。しかも陽菜ちゃんに怒られちゃうから、こういう機会はこれまで無かった。
 心臓が高鳴ってしまう。痛いくらい息子が勃起していた。

「今日の朝は、学校行く前に少しだけ気持ちよくなる?」

 優美さんはそう言って、妖艶に笑った。
(つづく)






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<ふたなり寮>ACT11




グラビアアイドルシリーズだけでなく、こっちも連載再開します!

「好きなだけわたしで興奮してね……ん」

 アヤヒはそう言って、ユリカにキスをした。一度唇が触れるとたまらなくなって、ユリカのほうからも舌を差し込んだ。
 ぴったりと唇を押し付けあったまま、唾液を交換し合う。
 昨日、マスミとアヤヒがしていた濃厚なキスを思い出した。あれと同じことをしているんだと思うと、血液が沸騰するような気がした。
 お互いに溢れた唾液が、ぽたぽたと床に垂れ落ちる。
 息が苦しくなってきて、二人はようやくキスをやめた。

「ん……う、はぁっ♡」
「アヤヒちゃん、どうしてわたしと、エッチしてくれるの……?」
「ふふ、それはね……そうだ、答える前に、ユリカさんにはお願いしたいことがあるの」
「な、なに……あんっ」

 ユリカが何だろうと思っていると、ふと性器に刺激が走って、甘い吐息をしてしまう。
 見るとアヤヒにスカートをめくられ、性器の先端を握られていた。こしゅこしゅとしごきながら、アヤヒはゆっくりと語って聞かせた。

「お願いの前に、きっとユリカさんが知らないこと、教えてあげるね」
「ん……なんの話?」
「きっとユリカさんも、マスミ先輩みたいにしょっちゅう男の子のソレが疼くようになるよ。それこそ、一日中ね」
「そうなの……?」
「だって、マスミ先輩がそうだもの。疼くたびに、同級生や下級生が、処理を手伝ってきたんだって。でも、みんなイヤイヤやってたわけじゃないの。この白百合学園は女子校だから……わかるでしょ?」

 アヤヒは、わかりきったことだという風に、アイコンタクトをしてくる。
(みんな、コレに犯されたくて、喜んで処理を手伝ってるってこと? うそでしょ……?)
 誰もが清廉潔白で、おしとやかだと評判のあるこの紫蘭学園。その学園の闇を垣間見た気がして、ユリカは思わず震えが走った。

「まだユリカさんと同じ新入生だから、わたしもよくわからないけど……バレー部の先輩に聞いた話だから、きっと本当だよ。この学園にはね、そういう伝統があるんだって。生徒たちみんなが、ふたなりになった子とたっぷりセックスをして、無駄に性欲をためないようにする伝統が」
「うそ……」

 ユリカは下半身から送られてくる快楽にぼんやりしながら、ただ明らかにされた真実に驚くしかなかった。まさに自分が、その学園の伝統を引き継ぐ者になってしまったなんて、信じられなかった。

「だから、ユリカさん。わたしたちも、その伝統に従おう? わたしを、|苗床《・・》にして?」

 アヤヒから媚びるような表情で言われて、ユリカは我慢できなくなった。さっきからずっと手のひらでしごかれてたまらない気分なのに、こんなことを言われては仕方のないことだった。
 ただ、少し「苗床」という言葉をアヤヒが選んだことが気になったが、とりあえずそんなことはどうでもよかった。

「アヤヒちゃん……!」

 ユリカはそっと、アヤヒを壁に押し付けた。アヤヒはそれを嫌がりもせず、嬉しそうにこう囁いた。

「ねえ、ユリカさん。こっちの足、抱えて欲しいんだけど、いい?」
「うん、わかった……」

 ユリカははやる気持ちをおさえながら、その膝の裏に腕をかけて、ぎゅっと持ち上げる。いわゆる立ちかなえという体位だ。
 アヤヒの身体は柔らかかった。足は簡単に高く上がって、するするとスカートが太ももを滑った。
 それによって露わになった下着を、アヤヒはゆっくりと自らずらした。
 ねっとりと濡れた女性器が露わになり、ユリカは無我夢中でぱんぱんに膨れ上がった性器をあてがった。

「ユリカさん、挿れて……ん、あっ!」
「あ、ああぁ、アヤヒちゃん、んううっ!」

 二人の甘い嬌声が部屋の中で響き渡った。
(まだ先っぽ入れただけなのに、気持ちよすぎておかしくなるぅ……)
 ユリカはあまりの快感に震えながら、喘ぎが止まらない。

「どう、気持ちいい? わたしのここ……」
「うん、すごいよぉ! アヤヒちゃんのここ、ヌルヌルで、たまんない……あ、出るぅっ!」

 背中をぶるりと震わせて、さっそく白濁液を膣内に出してしまうユリカ。電撃のような快楽が走るも、それは一瞬だった。すぐにまた次の快楽が欲しくなった。

「出ちゃった……ごめんね」
「ううん、いいって、ユリカさん。そんなに気持ちよかったんだ」

 二人でクスクスと笑いあって、またユリカが男性器を膣の中にみちみちと押し込んでいく。アヤヒは侵入してくる快感に喘ぎ声を漏らしながらも、こう言った。

「そういえば昨日もそうだったし……早漏なんだ♡ 可愛いっ」
「やめてよアヤヒちゃん……恥ずかしいから」
「ふふ……でもいっぱい射精出来て気持ちよさそう。もっと出していいよ?」

 そう囁かれると、思わずユリカの頬は緩んでしまう。もちろん昨日と同じく、男性器は壊れてしまったかのように常に固く勃起していた。まったく疲労感はなく、いつまででも性交を続けられそうだった。

「もっと奥まで……そうっ! ゆ、ユリカさんんっ♡」

 一番奥まで挿入すると、アヤヒは気持ちがよさそうに頬を紅潮させ、ユリカに抱き着いてきた。
(わたし、アヤヒちゃんを夢中にさせてる……最高の気分……)
 腰を振り始めると、またすぐに射精の予感が来た。ちゅぱん、ちゅぱんと数回突くうちに、また絶頂してしまう。

「あはぁっ! ま、また出ちゃったぁ♡ ふー……アヤヒちゃんの中、気持ちいいよぉ」
「ユリカさん、ナカ出ししすぎだよぉ……どろどろで、気持ちよくなっちゃうじゃん♡」

 アヤヒも精液でどろどろになった膣内をかき混ぜられるのが気持ちよくなってしまっている。
 ユリカは射精しながらも腰を振るのを止めなかった。延々と続く快楽に、頭がどうにかなりそうになっている。

「すごいよおぉっ! もっと出させて、あん、ううっ!」
「わ、わたしもそろそろ……来ちゃいそうっ♡ ユリカさん、ユリカさんっ!」
「アヤヒちゃんっ!」

 女の子同士でお互いに名前を呼びあいながら、絶頂に近づいていく。
 傍から見たら、とんでもなく美しくて淫らな光景だった。それぞれ異なる声が、同時にこう叫んで、まるで美しい音色を奏でているかのようだった。

「い、イクぅっ!」

 恍惚が二人を襲う。
 アヤヒはがくりと力を失ってぐったりとなったが、ユリカは違った。射精は終わりではなく、ただの通過点に過ぎなかった。精液が漏れ出すまま、男性器を構わず膣襞にこすり付け、とどまることなく快感を得ている。
(やばいよぉ……こんなの、やめどきがわかんないじゃん……♡)
 目の色がおかしくなっているユリカを見て、アヤヒは若干怖くなりながら言った。

「ユリカさん、そろそろ……わたし――あううっ! 続きは、また今度にしよう?」
「そんな……もっとさせてっ。お願いっ。足りないのっ」

 ユリカは容赦なく腰を振り続けた。アヤヒはたまらず、身もだえる。イったばかりだとはいえ、また何度も男性器にナカを撹拌されて、快感を得始めているのは事実だった。

「や、ヤダぁ……ユリカさんってば、やめてよぉ……」

 アヤヒが困った声を発した時だった。

「そこまでにするキュー、ユリカ」

 ふと、急に背後から例の声が聞こえた。振り返ると、思った通りキューがいた。
(あれ……いつの間にこの部屋に入ったんだろう、キューは)
 ユリカはすこし不自然に思いながらも、腰を止めずに顔だけキューの方を向いた。

「なんで止めるの、キュー……あんっ♡ こんなに気持ちいいのにっ」
「アヤヒは大事な苗床だキュー。粗末に扱うことは許さないキュー」

(苗床……?)
 それはアヤヒがさっきも使った言葉だった。もしかしたら、何か意味がある言葉なのかもしれない。
 しかし今はどうでもよかった。ナカ出しして、気持ちよくなっていればそれでよかった。
 その態度を、キューは許さなかった。てくてくと近づいてきて、ユリカの足に触れる。

「ユリカ、それならボクが毎回止めることになるキュー」
「え、なによそれ……な、に……」

 再び、ユリカをあの感覚が襲ってきていた。身体にみなぎっていた力が急に抜けていく。勝手に自らを突き動かされるような欲求が引っ込んで、自分が自分である感じが、戻ってくる。

「あれ……」

 ユリカはすっかり気分がなえてしまって、アヤヒから身体を離した。アヤヒはぺたりと床に座り込んで、少しぼんやりとした様子だ。
(やっぱり、アヤヒちゃんも疲れてるんだ)
 自分がどれだけアヤヒに負担をかけていたか知って、ちょっとユリカは申し訳なくなった。その気持ちに被せるように、キューが言う。

「たくさんセックスをしたければ、一人の女の子とじゃなく、たくさんの女の子とエッチするキュー。言ってる意味、分かるかキュー?」
「うん、一人ばっかりとしちゃ、相手が持たないってことだよね……」

(わたしも、マスミさんみたいにたくさん相手を見つけないと、きっと性欲が処理しきれない……)
 ユリカの中で、もうセックスをしないことは考えられないことだった。すっかり、女の子探しに頭がいっぱいになってしまっている。
 一方アヤヒも、快楽の味をしっかりと覚えている。キューにこう聞いたことからも、それは明らかだった。

「それじゃ、ユーマ。わたしたち、昼休みにもう一回エッチするのは、いいの?」
「十分な休憩を挟んでからなら、問題ないキュー」
「やったね、アヤヒちゃん」
「ユリカさん、嬉しそう。わたしたちすっかり紫蘭学園に馴染んできちゃったね……これからも、よろしくね」

 二人はちょっとだらしない笑顔で、ふふと笑いあう。
 ユリカは、確実に紫蘭学園の淫らな伝統に取り込まれようとしていた。
(つづく)






グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編 <1>




 グラビアアイドルシリーズ、優美さんのグラドル後輩・天辻涼音に関する話が連載形式でスタートです! 涼音編と言っても、優美さんや陽菜ちゃんとのエッチも同じくらいの数あるので、お楽しみに!

 僕はその日、自宅を出て胸を躍らせながらある場所へと向かっていた。こらえないと、勝手に頬がゆるんでにやけてしまいそうだ。
 頭の中では、直前まで見ていた、グラビアDVDの内容が、鮮明に浮かび上がっていた。下着姿の涼音さんが、ベッドに寝転んで、画面のこちら側を見つめている。カメラとの距離は近く、吐息が聞こえるほどだ。
 少し寂しげな笑みを浮かべながら、涼音さんが言う。 

「もうすぐ、夏、終わっちゃうね……」

 いつもの快活なイメージとのギャップが、
 高校生最後の夏休み、二人で海に出かけ、宿に泊まった後の場面だ。
 18歳の新人グラドルである涼音さんが演じると、かなりリアルで引き込まれるものがあった。
 少し恥ずかしげに頬を赤らめながら、こう囁くものだから、たまらない。

「君と、もっと思い出、作りたいな……」

 ごそごそと涼音さんが近づいてきた後、画面は暗転して、次のシーンに移ってしまう。
 この後にどんなことをするか、これまで何度も妄想してきた。優美さんのDVDには敵わない部分が多々あるけど、かなり実用的だった。
(これから、この続きができるんだ……)
 そう思うと勃起が収まりきらなくなり、歩きにくくて仕方なかった。しかし歩くスピードを緩める気にもならなくて、足早に目的地へ向かう。
 そのせいで、予定よりかなり早く到着してしまった。
 そこは小さなマンションだった。エントランスに入ると、意外にも待ち合わせの相手もはやく現れていた。
 
「おはよ、直人君っ。」

 天辻涼音。僕の義姉のグラビアアイドル、優美さんの後輩だ。 
 優美さんに勝るとも劣らない大きさの胸が、ノースリーブのTシャツを押し上げている。短くてさっぱりした色合いのスカートの下で、むちむちした太ももが惜しげもなく晒されている。ショートカットの髪が、その服装や雰囲気に、よく似合っていた。

「待ち合わせの時間より15分も早いよ? 待ちきれなかったのかな~?」

 さっそくからかわれて、我ながら恥ずかしくなった。

「す、涼音さんだって……」
「そんなに赤くならないでよ。そうだよ、待ちきれなかったのは、お互い様だから……」

 そう言って、涼音さんは僕の手を取り、優しく引っ張った。温かい手のひらだ。僕を振り向くその目線に、甘い媚びのようなものを感じて、ゾクリとした。

「ようこそ、わたしのおうちへ」

 そう、今日は初めて涼音さんの家に訪れる日だった。
 やることは、もはや決まっていると言っても過言ではない。涼音さんもその気なのは、間違いない。
 優美さんと陽菜ちゃんのいないところで、他の女の子とエッチをするのはなんだか妙に緊張するのだった。

「お隣さんは出かけてるから……誰にも邪魔されないね?」
「う、うん」
 
 僕はごくりと唾をのんで、手を引かれるまま、ドアの向こう側へと入っていった。
 広くはないけれど、小綺麗な部屋だった。新人グラドルなのだから、広い部屋に住んでいる方がおかしい。
 済んでいる本人は気づいていないのかもしれないけど、香水、化粧、そして女の子の匂いが混じったような、不思議な色香が漂っていて、興奮してしまう。
 僕の手を引いて廊下を進みながら、涼音さんが小声で言う。 

「わたしたちがこういうイケナイ関係になるのも、結構時間がかかったよね」
「え……僕は、あっという間にこうなっちゃった気がするんだけど」
「そう? わたしは君が陽菜ちゃんをすごく気持ちよさそうにしてあげてるのを見た時から、ずっと狙ってたから、そんな気がするのかな」
「ああ、やっぱり、そうだったんだ」

 あの日、涼音さんが僕らの家に電話をかけてきたとき、若干そんな気はしたけど、まさか本当にそうだとは思わなかった。

「だって、あんなに大人しそうな陽菜ちゃんが、君とのセックスに夢中になってるんだもん……どんなに気持ちいいのかなって、妄想しちゃうでしょ?」
「そ、そんなこと言われても――わっ」

 涼音さんが居間の扉を開くと、急にたくさんの小柄な犬が飛び出してきた。みなよくなついているようで、足元で可愛い鳴き声を立てる。涼音さんはそのうちの何匹かを抱き上げて、さわさわと撫でている。胸のところで抱き上げるから、むにむにと胸の形が変わる。
(涼音さん、今日ブラジャーしてないんだ……)
 シャツの下にそれがあると思うと、なんだか居ても立っても居られない。

「可愛いでしょ、こんなに尻尾振っちゃって」
「僕も犬、好きです」
「うん、わかるよ。君も子犬みたいな目してるもん……今、わたしのおっぱい見てたでしょ?」
「え、あ、はい……」
「君のそういう正直なところ、好き」

 そう言って、犬を床に下して再び歩き出す。

「わたしも早くしたくなってきちゃった……ベッド、行こう?」

 ストレートに誘ってくるところが、涼音さんらしいところだった。僕は興奮しすぎてくらくらしながら、後をついていく。
 子犬たちを追い出して、部屋の中、二人きりになった。
 涼音さんは僕と向かい合ったかと思うと、仰向けにベッドに横になった。いつもDVDで見ているグラビア女優が、目の前で無防備に身体を投げ出していた。

「おいで、直人君」

 その言葉を聞いた途端、自制がきかなくなっていた。
 僕は涼音さんの上に覆いかぶさった。涼音さんのいい匂いが鼻孔をくすぐって、体の柔らかい感触が理性を吹っ飛ばした。
 Tシャツを捲り上げもせずに、乳首のあるあたりに、しゃぶりついた。

「やん、服の上から……? んぅっ」

 コリコリと固くなっていて、見つけるのは簡単だった。薄い生地の上から唾液をまぶして、歯で挟んでしごきたてる。
 もちろん両手で揉みしだくのも忘れない。たっぷりとした毬のような感触に夢中になって、やめられそうにない。

「あんっ……やっぱり君、上手っ」

 涼音さんは甘い嬌声をあげながら、快楽に身もだえている。自分の愛撫で感じてくれているのが、なんともうれしい気持ちだ。
 息子はすでにガチガチで、パンツの中で我慢汁を漏らしているのがわかる。

「立派だね……優美先輩にいつもしごいてもらってるおかげかな?」
「うあ……涼音さん、そこ、もっと触ってください……」

 いつのまにか涼音さんの手のひらが、僕の股間をさすっていた。テントが張りだした先端を手のひらで揉むようにして、じわじわと快感を与えてくる。
 そのうちにズボンの下から染みてきた我慢汁が、涼音さんの手のひらにも届いて、ねちゃねちゃと音を立てた。

「うわぁ、こんなにお汁出しちゃって……染み出しちゃってるよ?」
「それは、涼音さんも同じなんじゃ……?」

 唾液をたっぷり塗りこんで、左右の乳首をくっきりと浮かび上がらせた僕は、次にそっとスカートの下に指をさしいれ、秘所にぴとりと触れた。予想通り、ねっとりと愛液で粘ついている。

「やっ、いきなり触らないでよ……びくってなっちゃったじゃん」
「ヌレヌレだね、涼音さん」
「うん、ここもお互い様だね。ねえ、一つお願いがあるんだけど、わたしのそこ、舐めてくれない? あのとき《・・・・》みたいに。あの感じ、忘れられなくて」

 涼音さんがすっと起き上がって、僕に仰向けに寝転がるよう言った。その通りにすると、涼音さんは僕の上に背を向けてまたがり、振り返りながら自らスカートを捲って、セクシーな下着をずらした。
 ピンク色のびらびらが、てらてらと透明なしずくに濡れそぼっている。涼音さんはすっかり淫らな表情で、僕を見下ろしていた。

「もしかして僕の顔にまたがるの?」
「そう。顔面騎乗ってやつ――んんっ! あ、ああっ!」

 ふわりとスカートが顔にかかったかと思うと、涼音さんの女の子の匂いが香った。くちゅ、と愛液まみれのおまんこが僕の口元にかぶさる。
 なんともいえない、女の子の風味に酔いしれた。むさぼるようにくちゅくちゅと舐めまわすと、涼音さんんのお尻がぷるぷる揺れて反応する。

「あーっ! そこ、そこいい……っ! 直人君、たまんないっ……」

 隣の部屋に住人がいたら、聞こえてしまうほど声を張り上げてよがる涼音さん。
 その表情を見ることはできないけど、きっと至福のだらしない表情をしているんだろうなと簡単に推測できるような甘ったるい声だった。

「奥まで舌、はいる? もっと奥までペロペロしてほしいってば……」

 言葉は発せないものの、抗議の声をあげると、ゆっくりと涼音さんはおまんこを僕の顔の上からどかしてくれた。その時には、僕の口の周りは愛液でびしょびしょになっている。

「じゃあもう、挿れよう? 今日はわたし、上でいい?」

 そう言いながら、すでに僕の上で移動して、たっぷり濡れた膣に、僕の肉棒を迎え入れようとしている。とろとろと温かい愛液が、肉棒を伝って睾丸の辺りまで垂れてくるのがわかる。

「僕もはやくしたい……!」
「いくね……ん……ん、あ、あぁぁっ!」

 涼音さんが叫びながら、一番奥まで一気に僕を飲み込んだ。みちみちと、膣ひだが亀頭を刺激してくる。涼音さんはしばらく動かなかったけど、その間もおまんこは僕の息子から精子を絞り出そうと、うねうねと蠢いている。
 のしかかられているせいで、射精を我慢するために腰を引こうとするも、無駄なあがきだった。たまらない快感がひたすら押し寄せてきて、呻き声をあげてしまう。日ごろから優美さんや陽菜ちゃんとセックスしているけど、射精を我慢することはこれからも出来そうにない。今にもびゅるびゅると出してしまいそうだ。
 呻き声を聞いて、涼音さんが振り向く。すっかり頬が上気して、とろけた表情だ。発情して理性が飛びそうになっているのが見てとれる。

「今、気持ちよさそうな声でたね。わたしのあそこ、ヌレヌレで気持ちいい?」
「すごく、いい!」
「優美さんとか陽菜ちゃんと比べたら?」
「そんなの、わからないって……」
「そこは、わたしのが一番って言うところ――んっ!」

 僕はごまかすように、下から腰を突きあげた。その撹拌が呼び水になって、涼音はぱちゅん、ぱちゅん、と腰を上下し始めた。豊満なお尻が僕の腰に何度もあたる。

「あん、もう……止まらなくなっちゃうっ!」
「やばいよ、涼音さんっ! もう、出そうっ!」
「わたしも、限界……! あ、いく、イクっ!」

 びゅるるっ、びゅるっ、びゅるっっ!!

 ため込んでいたものが弾けて、涼音さんの膣の中で、肉棒が律動した。一番奥で、精液が絞り出されて、膣がそれを吸収しようとするかのようにうごめいている。
 射精は長く続いて、身体の芯から、全て吸い出されている気がした。律動が終わった後も、涼音さんは余韻に浸っていたけど、ふと腰をあげて、ぬるりと肉棒を吐き出した。

「こんなに出たね……」

 見ると、とろとろと、愛液と精液が混ざった液体が涼音さんの割れ目から、溢れだしていた。
(最高の気分だ……もう全部、どうなってもいい……)
 達成感と疲労感で、僕はぐったりとベッドに寝そべった。
 ぼんやりと、涼音さんとこういう関係になるまでには、いくつか問題があったことを思い出す。
 もし少しでもうまくいかなかったら、この関係は成立しなかったと思う。
 色々なことがあった。一つ一つ思い出すと、少し時間がかかる……
(つづく)






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