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グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<10>




 結論から言うと、天辻さんは、すぐに俺たちの家に溶け込んだ。
 優美さんと陽菜ちゃんとエッチしてる最中に、突然現れたときは確かにびっくりした。陽菜ちゃんはしばらく恥ずかしそうに顔を伏せていたし、優美さんも少し混乱して唖然としていた。
 とにかくあまりにも唐突すぎて、俺もどう反応すればいいかわからなかった。

「わたしも仲間に入れてよ!」

 さらに、天辻さんがそんなことを言ったものだから、二人とも反発した。特に陽菜ちゃんは、ちょっと怒った口調だった。
 一触即発の険悪な雰囲気が漂ったが、優美さんが言った一言で、状況はなんとか収まった。
 
「とにかく服を着よっか。涼音ちゃんをお迎えしないと」

 そして、優美さんと陽菜ちゃんは普段着姿に戻り、天辻さんはたくさんの荷物を置いた。
 場が落ち着いたのち、当然、こういう質問から四人の会話は始まった。

「涼音ちゃん、どうしてわたしたちの家に来たの? 急に来るからびっくりしちゃった」

 誰もが最初から抱いていた疑問だった。しかしその疑問から、全ては俺のせいだった、ということで、天辻さんと陽菜ちゃんと優美さんの仲は、一旦は良好なものになった。

「だって、弟君が優美さんがこの家にいないって言うから。陽菜ちゃんと弟君が家に二人だけだと、普段だし寂しいかなと思って。驚かせようと思って、何も言わずに来たの」

 天辻さんに、そういう内容のメッセージを送ったことを思い出した。優美さんがそれが本当か俺に問いかけて、そこから、今度は俺が責められる番になった。

「だって……優美さんが俺と陽菜ちゃんと、アレを満喫してるだなんて、言えないし……」

 天辻さんと優美さんと陽菜ちゃんが、みんなして俺に不満そうな顔を向けてくるものだから、ちょっと焦った。声が小さくなって、弱弱しい返答しか出来なかった。
(確かにもうちょっとましな言い訳をしておけば、こんなことにはならなかったのだから、当然の報いかもしれないなぁ)
 俺自身もそう思っていたし、全部俺のせいということで、丸く収まった。
 そして、意外なことに女の子たち三人は、仲良くしだした。三人とも優しいから、俺をそれ以上責めてくることもなく、なんだか楽しい四人の共同生活が始まった。というのも、

「数日間ぶんの服、スーツケースにいれて持ってきちゃった」

 天辻さんがそう言ったからだった。優美さんが不在の間、この家に泊まるつもりだったらしい。
 優美さんも陽菜ちゃんも、そのことに一瞬顔を見合わせたけど、もう反対することはなかった。陽菜ちゃんは、だんだん嬉しそうな表情になった。

「天辻お姉ちゃん、お泊りするの? 楽しそう!」
「涼音ちゃんがいいのなら、わたしたちは全然問題ないわよ。わたしたちの家にようこそ!」

 優美さんも、相変わらずにこにこと優し気な笑顔で天辻さんを受け入れた。
 その時、天辻さんが俺に意味ありげなウインクをしたことに、二人とも気づいていないみたいだった。

「このお菓子おいしいね」
「でしょ? この間撮影に行った場所で買ってきたお土産でね……」
「そーなんだ……いいなあ、わたしも旅行行きたい!」
「一応、お仕事で行ったからあんまり観光地とかはみれなかったんだけどね。でもすごく楽しかったよ」
「今度一緒に行こうよ、天辻お姉ちゃん! 連れてって!」
「えー? いいわよ、お仕事がなくて暇なときね?」

 今、俺たちは優美さんの作ったおいしい夕食を済ませ、四人とも居間でごろごろしている最中だ。
 天辻さんが持参したお菓子をみんなで分けて食べながら、なんともなしに会話をしている。

「弟君、今、ぼうっとしてた? 考え事? はい、弟君にもこれあげる」
「あ、ありがとう……」

 天辻さんはすっかりくつろいだ様子だ。TVの前で足を伸ばしてフローリングに座っている。その隣には陽菜ちゃんが同じように座っていた。二人はクスクス笑いながら、ずっとお喋りしている。
 俺と優美さんは、ソファに座ってそんな二人をみおろしている格好だ。
 優美さんが、天辻さんに穏やかに話しかける。

「涼音ちゃん、わたしももらってもいい?」
「もちろんいいですよ、優美先輩。この間のドラマで共演した時は、お世話になりました」
「わたしこそ。楽しかったよね、あの現場。面白い人がいっぱいいて」
「ですよね! 主役の俳優さんとか」
「そうそう!」

 二人も仲のいい先輩後輩と言った感じで、楽しげに話している。
 と思っていると、急に天辻さんが話しかけている。

「弟君も行こうよ、旅行!」
「え?」
「陽菜ちゃんと話してたの。この間のドラマのロケ地に、お仕事とかじゃなくて、遊びに行こうって。優美先輩もどうですか?」
「いいわね、みんなで遊びに行こう!」
「あ、でもお仕事、忙しいかもしれないですね。わたしとは比べ物にならないくらい。わたしと同じ日に、何日間も、お休みを取れるかなぁ、って」
「それは仕方ないわよ……最悪、三人で行って来てもいいんじゃない?」

 優美さんはちょっと残念そうに言った。みんなでそんなのは嫌だよね、と言いあったけど、どうやら優美さんが行けない可能性が大きいみたいだ。つらいけど、天辻さんと遊べると思うと、優美さんなしでも楽しみになってきた。

「どんなところなんですか、そこって」
「弟君には教えてあげなーい」
「え、なんでですか」
「だって弟君、どこでもついてきそうだし。ね、陽菜ちゃん」
「もう、お兄ちゃんのこといじめちゃダメだよ、天辻お姉ちゃん。えっとね、遊園地とかが近くにあるんだって。あと、景色が綺麗な場所がたくさんあるの。ほら、天辻お姉ちゃん、写真見せてあげて」
「しょうがないなー……ほら、これ」

 見た感じ、なかなかよさげな場所だった。とにかく、天辻さんに言われた通り、どこでもついていくことは変わらないので、二つ返事に一緒に行こうと言った。
 流れていたTVのお笑い番組が終わって、なんとなく女の子たちは眠たげな感じになってくる。時間は結構遅かった。陽菜ちゃんはすっかり天辻さんと打ち解けたようで、なぜか手をつないで並んで寝転がっている。
(陽菜ちゃん、女の子のこと好きだからなぁ……)
 初めて優美さんと陽菜ちゃんがエッチしているのを見たときのことを思い出していると、ふいに天辻さんが言った。

「そうだ、みんなで写真撮ろう? 今日のブログにアップするから」

 新人として顔を売っていくために、ブログに記事をたまにアップしているらしい。優美さんはそういうことはしていないし、しなくても十分人気だから、そういうのは少し新鮮だった。

「はい、ありがと。あはっ、この写真の弟君、イケメンだね」
「えー、どれどれ」

 女の子たちは写真の映り具合を巡って騒いだ後、誰が最初にお風呂に入るかを話し始めた。結果、お客さんの天辻さんが一番最初でいいよ、ということで、天辻さんが脱衣所へ向かっていった。優美さんが親切に家のバスタオルを貸してあげたり、浴室の使い方を教えたりしている時に、陽菜ちゃんと二人きりになる。

「陽菜ちゃん、眠たそうだね」
「うん……天辻お姉ちゃんが来てはしゃいじゃったし、お兄ちゃんとデートして、あと、たくさんエッチしちゃったし」

 眠気眼を擦って、陽菜ちゃんが起き上がる。そして、ソファに寝そべっている俺の隣に添い寝してきた。温かい身体と、柔らかい感触と、陽菜ちゃんのいい匂いが近くにあって、ちょっと焦ってしまう。

「ひ、陽菜ちゃん……」
「今日、すっごく楽しかったね……」

 俺の胸に頬を寄せて、目をつぶる陽菜ちゃん。どぎまぎしながら抱き寄せると、陽菜ちゃんは嬉しそうな吐息をもらした。
 勝手に大きくなっていく股間は、陽菜ちゃんの身体にしっかり当たっている。どうしようかと思っていると、優美さんが戻ってきた。

「あ~、直人に甘えちゃってずるいよ、陽菜」
「いいでしょ。お兄ちゃん独り占めしてるの」
「そういうことは、涼音ちゃんに見つからないようにしなきゃダメよ?」
「そっか。天辻お姉ちゃんも、お兄ちゃんのこと、欲しそうにしてたもんね」
「直人も、気を付けてね? 涼音ちゃんが可愛くても、浮気しちゃダメだよ?」
「わ、わかってます……そんなの、当たり前です」

 天辻さんの前では、普通の家族としてふるまう。そうすれば天辻さんが僕とエッチするような機会はない。二人とも、そう思っているみたいだった。
(天辻さんもただ遊びに来ただけだろう……仲間に入れて、っていうのも、冗談だと思うし)
 俺もそういう風に思っていた。
 あとで、その考えが甘かったと思い知らされるだなんて、思いもしていなかった。
 陽菜ちゃんが、ふともぞもぞと身体を揺らした。

「お兄ちゃん、またおっきくなってるよ、お姉ちゃん」
「陽菜がそんなにくっつくからよ。……気持ちよくして欲しいの、直人?」
「はい!」
「でも、今はダメ。涼音ちゃんがお風呂出てくるまでにちゃんと終わるか、わからないし」
「そうだよ、お兄ちゃん。カチカチになってるけど、我慢してね」
「そんな……」
「でも、涼音ちゃんが家にいるとなると、なかなかエッチするタイミングがないかもしれないわね」
「天辻お姉ちゃん、お姉ちゃんがお休みとってる間、ずっとわたしたちの家にいるのかな?」
「たぶんそうね。泊まりたがってるみたいだから、帰ってもらうのも可哀想だし」
「じゃあ、俺はどうすれば……」
「ちょっとだけ、エッチはお預けかしら」
「うああ……せっかく優美姉さんの仕事がお休みなのに……」

 優美さんと好きなだけエッチが出来る、最高の休日は終わってしまったようだ。

「わたしだって、まだ用意した衣装、全部使ってないし……ちょっと残念だけど、また今度、いっぱいエッチしましょ?」

 そんな感じで、その話題は落ち着いてしまった。今すぐにでも横にいる陽菜ちゃんにのしかかって犯したかったけど、そんな強引なことをしたら嫌われちゃいそうだから、仕方なく我慢した。
 天辻さんは結構ゆっくり入浴していた。身体が大事なお仕事だから、きっと色々時間がかかるんだろう。優美さんも同じだ。この間一緒にお風呂に入った時も、傷つけないよう丁寧に髪や身体を洗っていた。陽菜ちゃんも、そんな姉を見習って、自分の身体を丁寧に扱っている。
 そんな小さな努力を積み重ねて、綺麗に成長した女の子たちを、俺は美味しくいただいているのだと思うと、やっぱり幸せすぎてもうどうすればいいのかわからない。

「じゃあ、わたしと陽菜もお風呂に入ってくるからね、直人」
「お風呂上がりの天辻お姉ちゃんに興奮しちゃダメだからね?」

 陽菜ちゃんにはちょっと真剣な顔でそう言われてたが、そんなことは無理だった。
 姉妹が脱衣所に入るのと入れ替わりに、タオルを巻いた天辻さんが出てきた。
 胸の上のところで、タオルを留めている。はだけた肩は桃色に火照っていて、まだ濡れている髪はつやつやと輝いていた。

「そんなに見られたら困っちゃうなぁ、弟君」
「いや、ちゃんと服を着てから出てきてください!」
「それは仕方ないの。だって、まだ女の子はやることがたくさんあるんだから。手伝ってくれないかな?」
「え? 自分でやってくださいよ……」

 俺はなんだか嫌な予感がして、自分の部屋に向かう。ちょっと待ってよぉ~、という、リビングから聞こえてくる甘えるような声を無視して、ドアを閉め、なんともなしにパソコンに向かう。
 しかし思考はどうしても天辻さんのほうへと向いた。何のことだろうと思って、優美さんや陽菜ちゃんの場合を考える。二人とも、お風呂を出た後はドライヤーで髪を乾かしたり、身体にボディクリームを塗ったり……

「逃げないでよっ、もー」

 天辻さんが、そんな声とともに俺の部屋に入ってきた。手には、可愛い化粧品のようなものを持っている。
(あれって、もしかして……?)

「弟君、クリーム、わたしに塗ってよっ」
「え……えっ!?」

 天辻さんは俺が座る椅子の前に来て、タオルをはらりと落とす。俺は突然のことに身構えたけど、一応、下着をちゃんと身に着けていた。淡い水色の、可愛らしいブラとぱんつ。ただ、露出された部分はお湯上りらしい健康的な桃色で、ほんわかと温かそうだ。
 天辻さんは俺の反応を予想していたかのように、悪戯っぽく笑った。

「ほら、はやく……二人が、お風呂から出てこないうちに、ね?」
(つづく)





相変わらず更新は不定期になっちゃうかもしれませんが、これからもエロくて面白い小説を投稿していこうと思います!
読者の皆さんに、たくさん良い気分になってもらえれば幸いです。
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グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<9>




 涼音さんとの関係が始まったきっかけは、あの日だったんだと思う。
 優美さんと陽菜ちゃんと、たっぷりとエッチして至福の休日を過ごそうとしていたあの日だ。ナースコスプレをした優美さんの姿は今でも目に焼き付いている。
まさかあのタイミングで、涼音さんが来るだなんて、ちっとも思ってなかった。
 その予想外の出来事が、その後に起こる色んな出来事につながっていくだなんて、なおさらし央ぞうすらしていなかった。

「ふう……」

 俺は涼音さんのベッドの上で、仰向けで天井をぼんやり見ていた。
 涼音さんは、騎乗位で達した後、絶頂の余韻に浸り隣で寝そべっている。聞こえる音は涼音さんの呼吸の音だけで、涼音さんの気配しか感じることは出来なかった。
 他の物事は何もかも考える必要はなくて、ただ涼音さんと戯れているだけでいい。そんな甘い空間だった。
 ふと、もぞもぞと涼音さんが起き上がり、体育座りをした。
 俺の唾液で濡れたシャツをするすると脱ぐと、つんと上向いた乳首がちらりと見えた。

「弟君が、あんなにはげしくしゃぶるなんて……」

 涼音さんはシャツをはらりとベッドの上に落とした。
 ついつい、豊満な胸に視線が釘付けになってしまう。涼音さんはそのことに気づいたようで、いつのまにかベッドの脇に追いやられていた布団をかき集めて、それを抱いて胸を隠した。
 そして、スカートは履いたまま、パンツだけ器用に足から引き抜いた。
 目線があうと、くすりと笑ってこう言った。

「気持ちよかったね……? 興奮してたでしょ?」

 顔は発情してのぼせあがっていて、瞳が潤んでいる。
 俺はそれを目にするだけで、むらむらと性欲が湧き上がってくるのを感じた。
 そこに、誘うように問いかけてきた。

「ねえ、弟君はどういう体位が、いちばん興奮するの?」
「え……」
「恥ずかしがってるの? わたしは男の子の上に乗るのが好きだよ。さっきの、すごかったぁ」

 涼音さんは伸ばしていた足を立てて、体育座りになった。一応布団で隠されていて、おまんこが見えそうで見えない。その足元には、シーツに精液と愛液が混ざったものが染みていて、それだけでさっきのエッチを思い出してむくむくと勃起してきた。

「ほら、黙ってないで教えてよ」
「最近は、後背位が好きで……」
「へえ……後ろから、がしがしするやつかぁ。弟君みたいな子も、そういう動物みたいなエッチが好きなんだぁ」

 くすくすと笑われて、よくわからないけど少し馬鹿にされた気分だ。何か言葉を返そうとしていると、涼音さんが四つん這いになって、近づいてきた。大きな胸がふるふると揺れる。

「この間、うちの犬がしてたの、それを。なんだか野性的な感じで、いいよね」

 涼音さんはひじを立てて、うつぶせになるような格好になった。なめらかな背中がよく見える。
 細長い指が太ももを這って、愛液と精液にまみれた肉棒を握る。ぺちゃぺちゃと音をたてながら、先っぽを指の腹でこすられると、我慢ができなくなってきた。

「脱いじゃおっか……邪魔でしょ?」

 そう言って、俺のズボンと下着に指をひっかけ、ゆっくりとずりおろした。ジッパーから肉棒を出しているのと違って、男性器全体が空気に触れて、ひんやりとした感覚がある。

「頑張ってたくさん精子作らないとね、弟君」
「うあぁ……涼音さん」

 睾丸を両手で優しく揉まれると、どんどん肉棒がそそり立っていく。それを見て、涼音さんはちょっと淫らに笑った。

「すごく固くなってきた。さっきのエッチのお礼。綺麗にしてあげる」

 そして、睾丸を揉むのはやめないまま、天井に向かって勃ちあがったそれの先端を口に咥えた。
 何とも言えない感触が、気持ちいい。温かい息があたると、フェラしてもらっている実感でぞくぞくした。
 快感が亀頭から全身に広がっていく。唾液たっぷりの温かい口内で刺激されるのはたまらなかった。おまけに涼音さんの綺麗な顔が、醜い肉棒と重なっている背徳感でますます興奮していく。

「涼音さん……それ、気持ちいい」
「んふ……んじゅる」

 俺がつい情けない声を出すと、涼音さんは可愛い、と言った感じの表情で笑った。
 じゅぷ、じゅぷ、と唇を亀頭のところでスライドさせて、片方の手で肉棒の根元をしごきたててくる。

「うあ、涼音さん、それ!」

 さっき射精したばかりなのに、また射精欲求がぐんぐんと湧いてきて、我慢するのに一苦労だ。
 女子高生グラビアアイドルに、こんなに気持ちがいいお掃除フェラをしてもらえるだなんて、夢心地すぎた。この幸せな時間が少しでも長く続くよう、必死になって射精をこらえる。
 じゅぽ、と口から肉棒を出して、涼音さんが囁く。

「んは……わたしのと弟君のが混ざって、エッチな味がする……もしかして、もう出ちゃいそう?」
「けっこう、やばい……」
「ふふ、たまたまがピクピクしてるもんね。我慢してよ?」

 今にも精液が漏れ出しそうなところまで来ていたけど、なんとかこらえた。少し刺激するだけで射精しそうだから、慎重に膝立ちになる。

「涼音さん……俺、もう……」
「いいよ、弟君がしたいエッチ、させてあげる」

 涼音さんは俺のほうにお尻を向けて、四つん這いになる。目の前で性器をさらけだしている姿を見ていると、涼音さんを征服した気分になる。
 俺はその短いスカートに手をかけて、膝のところまで下した。
 もはや何も身に着けていない涼音さんはきゅっと腰を突き出して、紅潮した顔で俺のほうを振り向いた。

「ほら、どうぞ……?」

 突き出されたお尻の割れ目は、さっきエッチした時の愛液で濡れていた。
 このまま挿入したらすぐに射精しそうだから、俺は人差し指と中指を、おまんこにずぷりと奥まで差し込んだ。

「あんっ! ……おちんちんじゃないの? ……んっ!」

 指を掻きまわすように動かすと、ヌルヌルの肉壺がきゅっと締まってくる。
 くちゅ、くちゅと音が立った。膣の中で指を折り曲げると、涼音さんがぴくんとのけぞる。

「あ、やぁ……っ! そこっ!」
「涼音さんのなか、気持ちよさそうに求めてきて、すごいエッチだ」
「弟君にたくさん犯されたせいで、すぐ感じるようになっちゃった……んあっ」

 指の動きにあわせて、甘えるような喘ぎ声を上げる涼音さんはすごく淫らだった。いつまでも、このおまんこを掻きまわしていたくなる光景だった。
 一方で、俺はだんだんと射精の予感がおさまってきているのを感じていた。

「弟君、ちょっと待って……そんなにされたら、もうイキそうっ!」
「もういれるよ、涼音さん」
「えっ……!」

 二本の指を引き抜くと、精液と愛液の混ざった、泡立った半透明色の液体がおまんこから垂れ落ちた。指にも、その液体がねっとりとこびりついている。
 俺はさらなる刺激を求めてうごめいている、ピンク色のおまんこに自分の肉棒を押し込んだ。

「んんんっ! そんな、一気に奥までぇっ!」

 出来上がった状態の、どろどろのおまんこは最高の心地だった。柔らかい襞肉が、きゅうきゅうと精液を搾り取ろうとするみたいに締め付けてくる。

「涼音さん……! すごいっ!」
「あ、だめだめ、イクぅっ! イっちゃうぅっ!」

 柔らかくて大きなお尻を揉みながら腰を振っていると、ふいにガクガクと涼音さんが震えはじめる。

「あうっ、あっ、あぁ……。弟君、わたし、イってるってばぁ……!」

 一旦止まってほしそうに、腕を掴んでくるけど、俺は気持ちよすぎてもう止まれなかった。
 締め付けの激しくなるおまんこは最高で、またしても射精欲求が止まらない。このおまんこにたっぷりナカ出しして、精液を注ぎ込みたかった。

「涼音さん、もう、俺もイきそう……!」
「いいよぉっ! 弟君も、出してっ! いっぱいぃっ!」

 もちもちとするお尻をわしづかみにするようにしながら、俺はぐっと腰を奥まで突き込んだ。涼音さんが悲鳴とも喘ぎ声ともつかない声をあげる。

 びゅるるるるっ! びゅっ! びゅくっびゅるるっ!

「うっ! 涼音さんっ!」
「ああっ! 弟君のが、また奥のほうで出てる……!」

 溜めに溜めた精液が何度も迸り、そのたびに強烈な快感で目の前が白くなる。そのなかでくっきりと涼音さんの身体がくっきりと浮かび上がっていた。
 睾丸の中身を全て出し切ると、俺はそのまま涼音さんの上に抱き着くようにして折り重なった。

「いっぱい後ろから突かれて、すぐイっちゃった……」
「バック、気持ちよかったよ……涼音さん」
「わたしも……。ふあ……」

 俺は涼音さんの首元に顔を寄せて、ぼんやりと余韻に浸る。髪のさわやかな香りが心地いい。
 優美さんと陽菜ちゃんの髪は、もっと甘くて蠱惑的な香りがする。女の子そのものの匂いと混ざったシャンプーの香りは、いつ嗅いでも最高だ。
(三人とも、魅力的過ぎる……)

 あの日、優美さんと陽菜ちゃん姉妹の家にやってきた涼音さんは、俺の家に泊まると言い出したのだった。そのまま涼音さんは俺の家に居つき、少しの間だけど、美少女三人と暮らす夢のような生活が始まった。
 それは幸せすぎるハーレム生活で、その三人と色々な形でエッチすることになっちゃったのだけど、困ったことにもなった。
 あの仲良しの三人が、驚くことに、俺を巡ってちょっとしたバトルを始めてしまったのだ……
(つづく)






27日あたりには

更新する予定です! お楽しみに!
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