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グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<18>




 その日、学校から帰宅すると、制服姿の天辻さんが玄関に出てきた。まるで俺の家が自分の家かのようにふるまっている。

「おかえり、弟君。陽菜ちゃんも、もう帰ってるよ」

 居間に戻ると、陽菜ちゃんも同じく制服姿のまま、テーブルに座ってお菓子をつまんでいるところだった。
 どうやら、二人でお菓子を食べながらおしゃべりしていたらしい。

「おかえり。お兄ちゃんも食べよ!」

 陽菜ちゃんに笑顔でそう言われて、断る理由なんてない。
 一旦自分の部屋に荷物を置きに行ってみて、驚いた。全然整理も掃除もしていなかった俺の部屋が、ありえないほど綺麗にされている。

「さっき、陽菜ちゃんが掃除してくれてたよ。はやく学校終わっちゃって暇だからー、って言いながら」

 後ろからついてきていた天辻さんが、そう教えてくれた。身の周りの世話まで焼いてもらえるなんて、ちょっと信じられないくらい幸せだ。

「わたしもちょっと手伝ったんだからね? 弟君の部屋、ほんと汚かったよ」
「そんなに?」
「わたしが遊びに来るときくらいは、綺麗にしておいてよね」

 天辻さんはちょっと拗ねた様子でそう言いながら、ちょっと小声でこう付け足してきた。

「ねえねえ、今度わたしの家に来れるの、いつ?」
「ん……俺は暇だから、天辻さんの空いてる日ならいつでもいけるよ」
「優美先輩と陽菜ちゃんと、ちゃんと日にちが被らないようにしてね? あと、お泊りしてもいいから、そのつもりでね」

 優美さん姉妹には申し訳ないけど、天辻さんの誘いにも乗らずにはいられない。
(天辻さん、二人とだいぶ仲良くなってきたから、もしかしたら二人が許してくれる時がくるかも……)
 どうしても、そんな風に理想の形を思い描いてしまう。
 優美さんと、陽菜ちゃんと、天辻さんと、四人でエッチなことをする。そんな幸せな未来があるのなら、それが一番嬉しいんだけど、そう何もかもうまくはいかないんじゃないか、とも思う。
 
「お兄ちゃん、今日、お姉ちゃんのイベントがやってるって」

 居間に戻って三人で何気なく喋っていると、陽菜ちゃんが何気なくその話題を切り出した。

「あー、確かに優美先輩、今日のお仕事はDVDの発売記念イベントになってた」
「見に行きたい! 参加券、この間うちにたくさん届いたDVDについてたよね」
「あ、いいね。わたしも優美先輩の応援しちゃおっかな」

 俺も行ってみたかったから、すぐに皆で見に行くことが決まった。
 場所はすぐ近くのDVDショップだった。始まる時間に少し遅れたせいか、すでに大勢の人が集まっていた。みんな、生の優美さんの姿を見るために来てくれたんだろう。
 優美さんは設置されたブースの上で、インタビューを受けていた。
 ピンク色のビキニ姿で、いつも通り色気がムンムンだ。さらさらと綺麗な髪、たっぷりと豊満な胸、蜜蜂みたいな曲線のお尻……どれだけ見つめていても、飽きない。
 優美さんが一人この空間にいるだけで、場が華やいでいた。

「今回のDVDで一番印象に残ったシーンはどれですか?」
「ええっと、この警官姿のコスチュームですかね。わたしはいつも可愛い衣装で撮ってもらうことが多いんですけど、今回はちょっと格好いい服が着れて、楽しかったです!」
「衣装と言えば、あるシーンで、これまでにないくらい、ギリギリの水着にも挑戦していましたね」
「ほんとにギリギリでした! もう少しで、見えちゃうんじゃないか……って思って。出来上がった映像を何度もチェックしちゃいました」

(俺は、優美さんの身体を全部、見てるけどね)
 全国の優美さんファンが、DVDで色々と妄想していると思うと、優越感で胸がいっぱいになる。申し訳ないけど、優美さんは俺のものだ。
 そんなことを考えていると、ふと優美さんと目が合って、にこりと嬉しそうに笑みを浮かべた。俺が来ていることに気づいたみたいだ。インタビューが一段落すると、裏方にいる誰かに一声かけて、何かを耳打ちしている。
(何やってるんだろう)
 次に写真撮影タイムが来ると、誰もが優美さんに向かってフラッシュを焚いた。優美さんは全員に笑顔をふりまいている。どこから見ても優美さんは完璧で、きっとどのカメラに映った優美さんも綺麗で、非の打ちどころがないはずだ。

「ん……あ! プロデューサーさん。なんですか?」

 その最中に、天辻さんに声をかける人がいた。天辻さんがその人に耳打ちされたかと思うと、俺のほうに近づいてきた。

「ねえねえ弟君、優美先輩から伝言。『控室で待っててね。部屋番号は305』だってさ」
「お姉ちゃん、どうしたんだろう」
「わかんない。わたしたちも行く?」
「んー、わたしたちは後で行くね。お姉ちゃんの握手会とか、参加したいし」

 陽菜ちゃんが残るというので、天辻さんも一緒に残ることにした。

「では、これから握手会を始めます。こちらに一列に並んでください」

 司会の人がアナウンスする中、俺だけはその場を抜け出して、優美さんの控室に向かった。優美さんは、どうして俺を読んだんだろう。期待感でいっぱいになって、他のことは何も考えられない。

◇◆◇◆◇

 その部屋は、綺麗で清潔な一室だった。
 化粧机等の他に、一つ大きめのソファが置いてある。そわそわしながらそこで待っていると、ふいにドアをノックする音がして、ガチャリとドアが開いた。
 
「お待たせ、直人。けっこう待たせちゃったかな?」

 イベントブースの上で見たままの水着姿の優美さんが、いたずらっぽい笑みを浮かべながら顔を出していた。

「誰にも邪魔されないように、鍵閉めちゃうね。ふふっ」

 優美さんはかちゃりと音を立てて施錠して、そのまま俺のすぐ隣に座った。甘えるようにもたれかかられて、優美さんのいい匂いで、頭がくらくらしそうになる。

「はー、イベント疲れたよー……直人」
「お疲れ様です、優美姉さん」
「イベント、来てくれてほんとにうれしい! 直人がいたから、あんまり緊張しないでインタビュー受けられたよ。ありがと」

 優美さんはニコニコしながら俺に抱き着いた。柔らかい弾力のあるおっぱいが、水着越しにあたる。

「陽菜ちゃんと天辻さんも来てました」
「うん、見えてたよ。でも、今日は直人だけに特別サービスしてあげようと思って。最近、忙しくてしてあげてないからね?」
「特別サービス……?」

 優美さんはくすりと笑って、ソファから下りて俺をソファに寝かせる。その上に優美さんはよつんばいになる。胸の大きな谷間が一目瞭然だ。

「特別な握手会、してあげるね」

 優美さんは、俺の股間に手を伸ばして、ジッパーをじりじりとあげる。少し優美さんの手が触れるだけで快感が走る。あっという間に、肉棒がフル勃起してしまう。
 肉棒がぼろん、と出てくると、優美さんはそれを細くて温かい指でやんわりと握った。

「優美姉さん……っ」
「ほら、握手あくしゅ……気持ちいい?」

 そのまま、握った手を上下に動かす。すりすり……としごくうちに、先端から先走りの汁があふれ出てくる。
 トップグラドルの優美さんが、俺だけのために笑顔で手コキしてくれている。そういう幸福感と快感が混ざって、最高の心地だ。

「もうちょっと、ぬるぬるしたほうがいい?」

 優美さんがぺろり、と舌を出して、たっぷりと唾液を俺の肉棒に垂らす。優美さんはそれをぺちゃぺちゃ肉棒に塗りこんで、あっという間に肉棒はよだれまみれになってしまった。
 肉棒をしごくたび、くちゅくちゅ、と卑猥な音が立つ。潤滑液が増して、快感もまた大きくなる。

「あぁ……優美さん……気持ちいいです……」
「直人、ほんとうに気持ちがよさそう。もっともっと気持ちよくなってね」

 優美さんは、イベント衣装の水着の紐を解き始めた。ふふ……と笑って俺を見つめながら、はらりとそれを脱ぐと、大きなおっぱいが、ぽろんとあふれだす。
 巨乳なのに、整った形で、今にもむしゃぶりつきたくなるおっぱいだ。天辻さんより一回り大きくて、見ているだけで興奮してしまう。

「優美さん……!」

 その胸を揉みたくなって起き上がろうとしたけど、優美さんは「ダメ」と言って、俺を押し戻した。

「今日は、わたしが気持ちよくしてあげるから。直人は寝たままでいいよ」

 優美さんは俺の股間に屈み込んで、おっぱいをたゆん、と俺の腰に乗せる。

「我慢しないで、いっぱい出していいからね?」

 優美さんはそう言って、ボリュ―ムたっぷりの胸で俺のヌルヌルの肉棒を挟んだ。あっという間に俺の股間は谷間に隠れて見えなくなる。ふにふにとした、天にも昇るような心地に包まれて、どんどん射精の予感が高まってくる。
(優美さんのぱいずり、最高……)

「腰に力が入って、おちんちんもびくびくしてるね……もう出そう? ほら、出して……好きなだけ、わたしに出していいよ」

 優美さんはぎゅーっと胸を両脇から手のひらで挟んで、むにむにと肉棒を刺激する。くちゅりくちゅり、と唾液が潤滑液になって、最高に気持ちいい。まだ愛撫が始まったばかりなのに、全然我慢できそうになかった。やっぱり、優美さんとのエッチは、最高だ……

「ああ……優美さん、俺、もう……!」
「イキそう? いいよ、好きな時にイってね」
「もうだめ……っあ……! ぐ……! あぁ……っ!」

 びゅるるるるっ! びゅくっ! びゅくくっ! ぴゅるぴゅるっ!

 あっという間に絶頂してしまった。睾丸に溜まっていた精液が、ものすごい勢いで発射されていくのがわかる。
 射精はなかなか終わらなかった。奥の方に残っていたものも全部吐き出して、やっと脈動が止まる。

「すごいね、直人……もしかして溜まってたの、全部出しちゃった?」

 白濁液を驚くほどたっぷりと谷間に溜めて、優美さんは妖艶に微笑む。

「でも、もっと気持ちよくなりたいよね……?」
「え、でも俺、もう……」
「いいの? おまんこで、たっぷり良くしてあげようかと思ってたんだけど」
「っ! まだ全然大丈夫です……優美姉さん……!」

 これ以上搾り取られたらどうにかなりそうだったけど、そんな風に優美さんに誘惑されたら逆らえなかった。むしろ、萎えかけた股間がむくむくと力を取り戻すのを感じた。
(つづく)






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