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グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<21>




  天辻さんの家の風呂場で、こんなにエロいことをするなんて、数時間前の俺は思ってもいなかった。
 つるつるの肌に白い泡を纏った天辻さんが、風呂場の鏡に手をついている。そして挿入をねだるように、俺にお尻を突き出したポーズをとっている。
 鏡に映ったボリュームたっぷりのおっぱいの先っぽでは、桃色の乳首が立ち上がっていて、発情しきった様子だ。

「見惚れてないで、はやく来てってば」

 甘えるように言われて、俺は天辻さんの後ろに立つ。
 蒸れた髪のうなじがきれいだ。泡だらけの肉棒が天辻さんのすべすべしたお尻にあたる。愛撫してもらって、パイずりしてもらって、ガチガチに硬くなった肉棒。
 俺は泡立った手でなめらかな背中を撫でて、そのまま後ろからたっぷりボリュームの胸に指を食い込ませた。

「ん……弟君っ……」

 天辻さんが甘い吐息を漏らす。乳首をこりこりと攻めると、一段高い声をあげた。
 そのまま俺は手のひらを移動させて、細い腕や、くびれたお腹を愛撫して、むっちりした太ももを丁寧に洗ってあげる。天辻さんの体がさらに泡に包まれていく。天辻さんが少し不満そうに言う。

「弟君、わたしのこと焦らしてるの……ちょっと生意気」
「天辻さんのこと、気持ちよくしてあげたくて」
「ん……はやくいれてよ、弟君。待ちきれないの」

 割れ目を指で触れてみると、愛液がたっぷり分泌されて、太もものほうまで垂れ始めている。

「んんっ……指じゃなくて、おちんちんで奥まで気持ちよくして……?」
「天辻さん……!」

 俺は天辻さんのくびれたおなかを両手でつかんで、濡れ濡れのおまんこに泡まみれの肉棒をあてた。
 ぬるぬると感触を楽しんだ後、ぐちゅり、と一気に奥まで突き込んだ。温かくて柔らかい肉壺の感触。深くまで突き入れていくと、きゅっと締め上げてきて気持ちがいい。根元までしっかり挿入し終わると、天辻さんは心地よさそうに体をくねらせながら、甘い息を吐く。

「あはぁ……! 奥までぴったり入ってる……」

 鏡越しに、俺に喜悦に浸った表情を向けている。
 ゆっくりと肉棒の出し入れを始めると、天辻さんは甲高い声であえぐ。俺も気持ちよくて、呻くような声を出してしまっていた。抜き出すときは吸い付いてきて、挿し入れるときはぬちゅりとまとわりついてくるような、天辻さんのおまんこ。優美さんや陽菜ちゃんと少し感触が違う。
 泡と愛液が混じった液体が、ぬるぬると溢れ出す。ピストンするたびに、中で泡立っているみたいだ。

「いいよ、弟君……あんっ! 弟君も、わたしのおまんこ、気持ちいい?」

 そう言って、天辻さんはふいに腰をくねらせた。予想していなかった刺激が加わって、危うく射精してしまいそうになる。ピストンのペースを落とすと、天辻さんは喘ぎながらも、ちょっとおかしそうに俺を見る。

「んぁっ……ねえ、今、気持ちよかったでしょ……? そうだよね?」

 天辻さんはぎゅっと俺の腰にお尻を押し付けて、深くまで挿入させて、さっきみたいに円を描くように腰をなまめかしく動かす。単調なピストン運動とは全然違う感触だった。こみあげてくる精液を我慢しながら、その感触をたっぷり味わう。

「あ……天辻さん、気持ちいい……」
「わたしもこれ、気持ちいいところにあたる……はあぁ」

 天辻さんは喘ぎながらも、余裕を保とうとするように俺に喋りかけてくる。でもやっぱり気持ちよくて仕方ないみたいで、あえぎ声が我慢できないみたいだ。

「ふふ……おちんちん、んあっ、ぴくぴくしてる……せいえき、出ちゃいそう?」
「ちょっとやばい……」
「出しちゃってもいいけど、あんっ、わたしが満足するまで付き合ってね? んはぁっ」

 天辻さんはそう言ってくすりと笑って、挑発するように腰を左右に揺らす。俺がラストスパートに向けてピストンのスピードをあげていくと、天辻さんもたまらなそうに息を荒くする。
 ぱちゅん、ぱちゅん、と音を立てて天辻さんに突き込んでいく。そのたびにHカップの胸がふるふると揺れているのを見ているともうダメで、俺はウエストを掴んでいた両手で、おっぱいをわしづかみにする。
 もっちりとしたおっぱいを下から上へと持ち上げるように揉んでいく。乳首を人差し指と中指の間に挟んで、コリコリとした感触を楽しむ。

「やん、胸もっ……! そんなにされたら、んんっ!」

 今にも射精しそうになりながら、俺は素早く腰を前後に動かす。ぱん、ぱんとリズムよく腰を振る。至福の時間だった。絶頂の直前の、最高の快感をたっぷり味わえる時間。俺は天辻さんの手に収まりきらないおっぱいを揉みしだきながら、限界まで腰を振りまくって、精液を放った。
 
 びゅるるっ! びゅっ! びゅくびゅくっ!

 睾丸から何度も尿道を通って、熱いものが天辻さんのナカへとぶちまけられていく。その間も、何度も肉棒をヌルヌルの膣壁に擦り付けて、快感を味わう。

「あぁっ! あついのが奥にかかってる……! んんんっ!」

 がくがく、と天辻さんは震えて、これまでにないくらい天辻さんのおまんこが俺の肉棒を締め付ける。射精し終わっていたのに、そのせいでぴゅるっと最後の精液が絞り出されるように迸った。気持ち良すぎて、涎が出てしまいそうだ。
 放心状態で余韻を味わっていると、天辻さんもトロけた声で言う。

「わたし、弟君より我慢するつもりだったのに~。ナカで出されたら、気持ち良すぎてイっちゃった……」
「ナカ出しされて、イっちゃったの……?」
「ナカで射精されるのって、すごい気持ちいいんだもん。お腹の奥に熱いのが一気に浴びせられて……はぁ……」

 その瞬間を思い出したのか、天辻さんは夢見心地の表情でため息をついた。
(天辻さん、ナカ出しが好きなのかな……)
 優美さんや陽菜ちゃんにも俺はナカで出してるけど、特にそれが気持ちいいと言われたことはなかった。天辻さんの性癖が少しわかって嬉しいけど、ちょっと変な性癖だとも思ってしまう。

「弟君、わたしとするときは、外に出したらダメだからね?」

 天辻さんは淫らな笑みを浮かべながら、そう言った。
 その後俺と天辻さんは、お互いの体液で濡れた性器を洗いあって、一緒に湯船に浸かった。あまり大きな湯船ではなかったから、俺が先に入って、足のあいだに天辻さんが腰を下ろす感じになった。その時には肉棒はすっかり反り立っていて、つい天辻さんのお尻に擦り付けてしまった。

「折角洗ったのに……ふふ、いれてもいいよ」

 天辻さんの言葉がきっかけになって、また湯船の中で水をぱちゃぱちゃ撥ねさせながらまたセックスしてしまった。背面座位で、後ろから天辻さんを抱きしめながら射精した。天辻さんは膣にお湯が入ってきて変な感じだと言ったし、俺もその新しい感触が気持ちよかった。膣から精液が漏れ出して、湯船に白い塊のようなものが漂った。
 お風呂を出た後も、二人ともまだ興奮しきったままだった。ベッドの上でバスタオルを脱いで、裸でエッチした。体力が持つ限り、唾液を交換したり、体を触りあったりして、腰を振った。それが終わったころにはくたくたになっていて、そのまま同じベッドで寝転がって、うとうとし始めた。向かい合って抱き合って、囁き合う。
 体の側面に、シーツのなめらかな感触。触れあった部分から天辻さんの体の温もりを感じる。

「弟君、わたし腰ふりすぎて、いたくなってきちゃった……あはっ」
「俺も明日、筋肉痛になりそう……」
「またわたしの家、来てね。今度は一緒に晩御飯とか作ろうよ」
「もちろんです……」

 笑いあってるうちに、いつのまにか眠っていた。

……

 友達の家に泊まると連絡はしていた。翌日は休日だったので、家に帰ると陽菜ちゃんはもちろん、父親と優美さんのお母さんもいた。優美さんも久々のオフで、出迎えてくれた。

「おはよう、直人。朝ご飯は食べた?」

 優美さんは俺が何をしていたか勘づいた様子もなく、いつものようににっこり笑っている。天辻さんの家に泊まったことを隠していると思うと、罪悪感で胸が痛くなる。
 天辻さんは今日はグラビアの仕事があるからと、朝早くに出かけてしまった。だから、何も食べていなかった。

「そうかもしれないなって思って、直人のぶんも朝ごはん、作っておいたよ」

 やっぱり優美さんは素晴らしいなと思いながら、とりあえず自分の部屋に戻る。新しい服に着替えて、朝ご飯を食べに戻ろうと思うと、ドアが開いた。優美さんだった。

「優美さん、どうしたんですか?」
「お友達の家、楽しかった?」
「ああ、そのことか……楽しかったです」
「誰の家に泊まったの?」

 頭の中に浮かんでくる天辻さんとのエッチの様子を振り払いながら、俺は高校の友達の名前を出して、夜通しゲームをしていたことにした。

「……そうなのね」

 優美さんは、ちょっと笑顔を曇らせて、腕組みする。腕に胸が乗っているみたいになるけど、そんなことを気にしている場合ではなさそう。

「急に外泊したら心配するから、これからは、やめてね?」

 口では信じたふりをしているけど、俺を疑っていることが、雰囲気で伝わってくる。
(どうして気付いちゃってるんだ……!?)
 これまでずっと、天辻さんとのことが優美さんや陽菜ちゃんにバレたらどうなってしまうのかを考えてきた。二人ともきっと怒るだろうと予想はついていたけど、その時どうすればいいのかは、いくら考えてもわからなかった。わからないうちに、その時は近づいてきていたみたいだ。
 あわよくば、天辻さんとのことを優美さんに許してもらおうとも考えていた。でも、どうやってそういう流れに持っていくか、俺には思いつかない。そもそも、そんなことは不可能なのだろうか……?
(つづく)






グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<20>




 その日はごく当たり前の一日のはずだった。
 用事は特になかったから、学校が終わったら陽菜ちゃんと一緒に帰宅して、特にすることもないから二人でごろごろしていた。

「お兄ちゃん、お姉ちゃんのドラマ見よっ」

 陽菜ちゃんは制服から可愛い普段着に着替えて、無邪気な笑顔で言う。
 俺はソファに座ってスマホをいじっていた。足を開いてぐでっと座っていたので、陽菜ちゃんはその足の間に腰かけて、俺を背もたれにしてよりかかってくる。陽菜ちゃんの髪から甘い匂いがふわっと広がる。優美さんと同じシャンプー・リンスの匂いと、陽菜ちゃん自身の匂いがかすかに混じったいい匂いだ。
 後ろを振り返って、見上げてくる姿が可愛くて仕方ない。優美さんが幼いころはこうだったんだろうな、と思わせる美少女っぷりとあどけなさがたまらなくて、俺は腕を回して陽菜ちゃんを軽く抱きかかえる。

「いいよ」

 陽菜ちゃんは嬉しそうにくすくす笑って、満足した様子だ。

「二人とも、ほんとに仲いいわね……」
「だって兄妹だもん。ね、お兄ちゃん?」

 背後で優美さんのお母さんが、少し呆れたようにため息をつく。最近では父親の前でもこういう風に思わず少しいちゃついちゃうから、本当の関係がばれそうで少しドキドキする。

「この間も、部屋で何してたの? なんだか少し騒がしかったけど」
「えっと……」
「ゲームしてたんだよ。ちょっと白熱しちゃってさ」
「夜中は近所迷惑になるからもう少し静かにしなさいよ?」
「……はーい、お母さん」

 適当にごまかしたけど、あんまりこういうことが続くとまずいんだろうな、とは思う。しかしこうして陽菜ちゃんとイチャイチャするのが楽しすぎて、一緒に最後までドラマを見た。
 見終わったところで、何気なくスマホを見ていると、天辻さんから通知が来た。

「ねえねえ、今ヒマ?」
「今近くのゲームセンターに来てるんだけど、とりたいのがあって……」

 こんな時間にゲーセンか、と思ったけど、すぐにそれが目的じゃないんだろうなと気づいた。本当は裏の意図があって、俺を呼び出しているんだろう。

「ちょっと友達と遊んでくる」

 そう言って、家を出た。こんな時間から遊びに行くの? と優美さんのお母さんや陽菜ちゃんに変に思われた気がするけど、天辻さんとどんなことをしようか想像すると、向かわずにはいられない。

……

「せっかくだし、わたしの家にお泊りしていかない?」

 ゲーセン帰りに天辻さんはこう切り出して、俺の腕に抱きついてきた。
 最初はそんな素振りは見せなかった。ユーフォーキャッチャーで欲しがっているぬいぐるみを一緒に取ることになって、順番にコインを入れていった。最終的に俺がうまくひっかけて、ぬいぐるみを取ることが出来た。
 そのあと色々と他のゲームも遊んでいるうちに時間が遅くなり、天辻さんの家に行きたいと言おうか悩んでいると、天辻さんのほうからそう言ってきたのだった。
 もちろん断るはずなんてなくて、そのまま天辻さんの家について行ってしまった。

「はいってはいってー」

 玄関の扉を開け、天辻さんは手招きする。天辻さんの家はこれで二回目で、こうやってあげてもらうのはまだどきどきする。
 天辻さんの靴がいくつか並べられた玄関。女の子が生活する匂いが、かすかに香る。ふとここで以前やったことを思い出した。

 「ふぇろっ……れろれろ……」

 玄関口でのフェラの光景が脳裏によみがえる。
 俺の肉棒を両手で支えて、先っぽを舌で舐める天辻さん。ソフトクリームを舐めるみたいに、何度も何度も、舌を往復させる。最初は亀頭だけだったのが、だんだんとカリ首のところまで、大胆に舌を絡ませて……

「弟君……」

 天辻さんも、この間ここでやったことを思い出したみたいだ。ちょっと照れるような、でもちょっと誘うような表情で、俺の腕にそっと触れる。

「一緒にシャワー入ろうよ」

 そのまま俺は天辻さんと二人で脱衣所に入る。天辻さんのマンションは家賃の安いところで、脱衣所も狭い。二人はいれば、それでいっぱいになるくらいだ。天辻さんは、近いよと言ってくすくす笑う。

「弟君が先に脱いでよ」
「そしたら天辻さんも脱いでくれる……?」
「いいよ」

 じろじろ見られながら脱ぐのは少し恥ずかしかったけど、俺は服を脱いでいった。上に来ていたシャツ、その下の下着、そしてズボンを脱いで、トランクスだけになる。

「立ってるね……」

 天辻さんはトランクスの上から俺のそれを握って、しゅこしゅことしごく。布地と亀頭が擦れて、痛かゆいような快感が走る。しごく手は移動していって、トランクスを下にずらして脱がした。俺も天辻さんの服に手をかけて、脱がせる。薄い生地の服をそっと持ち上げて、その下のフリフリがついた服も脱がせて、ブラジャーだけにする。

「今日のブラ、かわいいでしょ?」

 薄いピンク色の、刺繍が施されたブラジャー。
 手に収まりきらないくらい豊満な胸は、そのブラジャーから零れ落ちそうだ。見るからに柔らかそうで、今すぐにでも揉みたくなる。それをこんな間近で見れるのは、天辻さんのファンの中で俺だけだ。
 服を一枚脱ぐたびに、どんどん色気を放つ天辻さんに魅了される。
 天辻さんは自分でスカートを床に落として、ついに下着姿になる。画面の向こう側で見る水着姿の天辻さんが、目の前にいる感覚だった。

「後から入るから、先に浴びててよ」

 背中を押されて、俺は浴室に入る。小さいけれど、浴槽の他にシャワーを浴びるスペースのある清潔な浴室だった。お風呂椅子に座って、シャワーを頭から浴びる。水の流れる音に紛れて入ってきた天辻さんは、バスタオルを体に巻いていた。
 ぼん・きゅっ・ぼんの体のラインがくっきり出ている。バスタオルが少し小さいのか、今にも乳首が見えそうな位置でタオルが止まっていた。谷間が強調されている。たっぷりの胸が少し窮屈そうで、動くたびぷるぷるしている。

「体洗ってあげよっか」

 そう言ってくれるからお願いすると、天辻さんはボディソープを泡立てて、俺の背中を両手で洗い出す。二つのてのひらが俺の背中をやさしく撫でて、そのてのひらは俺の体の前へ、胸のほうへと移動する。
 お腹を撫でて、おへそを通過して、最後に泡のついた10本の指が、肉棒をきゅっと握る。

「ここも綺麗にしないとね?」
「あ……天辻さん……」

 しゅこしゅこ……カリ首のところを握る両手が、根元へ移動して、またカリ首まで戻る。泡がするする滑って、なんとも言えない気持ちよさだ。
 ぴったりと天辻さんは俺にくっついて、背中に柔らかい感触が二つ、当たっている。天辻さんのあごが俺の肩に乗って、ささやく。

「ビンビンになってるね。気持ちいい?」
「そこ、すごく気持ちいい……」
「おっぱいでも洗ってあげるね」

 そう言って、天辻さんは俺にくっついたせいで泡や水がついたタオルをはらりと落とす。白くてきれいな体が、露わになる。グラビアアイドルの完璧なプロポーションが、鏡越しによく見えた。
 天辻さんは自分の胸を手のひらで揉んで、泡立てていく。泡まみれになったおっぱいを俺の背中にあてて、ゆっくりと俺にすりつける。優美さんに劣らない巨乳で体を洗われていると思うと、たまらなく興奮する。

「あははっ……弟君エロい顔になってる。すっごい興奮してるでしょ。前もおっぱいで、洗ってあげるね」
「え……」
「可愛いからサービスしてあげるの。床に横になって」

 俺はいわれるがまま、寝そべった。その上に、天辻さんが覆いかぶさるように抱き着いてくる。すぐ目の前に、天辻さんの綺麗な顔があった。喋ると、温かい吐息がかかる。

「わたしの体の感触、たっぷり味わっていいよ。ふふ」

 天辻さんは、俺の上で、体をなまめかしく動かし始める。全身を俺になすりつけるような、エロすぎる動きだ。胸板におっぱいが、お腹にお腹が、太ももに太ももがあたる。ぬるぬるした泡が潤滑液になって、気持ちがいい。
 乳首がどんどん固くなって、天辻さんが俺との摩擦で感じているのがわかった。

「ん……弟君、幸せそう。あはっ」

 天辻さんは、俺を感じさせて満足そうに笑っている。
 俺の胸板にあたっていたおっぱいが、少しずつ下に移動して、おなかのところから、ついに俺の肉棒に到達する。

「ここは男の子の大事なところだから、一番きれいにしてあげないとね? ねえ、きれいにしてほしい?」
「してほしいです……!」
「えー、どうしよっかな~。やっぱりめんどくさくなってきちゃったかも」
「お願いします……こんなところで寸止めされたら……!」
「しょうがないな~その代わり、後でたっぷりわたしと気持ちいいことしてね?」

 天辻さんは、最初からそのつもりだったようで、俺の肉棒を泡まみれのおっぱいで挟んだ。優美さんにしてもらうときは、泡じゃなくて唾液が潤滑液になったりするけど、石鹸の泡でしてもらうのは、また少し違う感触だった。
 柔らかくて、ボリュームたっぷりのおっぱいで、肉棒が包み込まれる。その光景を見ているだけで射精してしまいそうだ。
 ふにふにのHカップおっぱいが、俺の肉棒を根元から挟んで、先端だけしか俺には見えなかった。天辻さんはおっぱいの左右にてのひらを添えて、谷間の肉棒にきゅっと圧をかけている。
 そのまま圧を強めたり弱めたりするだけで、気持ちがいい。

「あはっ……たまらないって顔してる。もっとよくしてあげようかな~」

 さらに天辻さんは上下に体をゆすり始める。たまらない快感が来て、思わずあえいでしまう。変な声が出て、天辻さんにおかしそうに笑われた。
 おっぱいの谷間に肉棒が見えなくなったかと思うと、先っぽだけ顔を出す。マシュマロみたいなおっぱいの中でしごかれる肉棒は見ているだけで幸せそうだった。
 
「もう出そう? はやく出しちゃいなよ」

 天辻さんはさらに左右のてのひらの圧力を強めて、上下の動きをすばやくする。

「あ……天辻さん、もう、我慢できません……!」
「あははっ……我慢しないで出しちゃお?」
「うう……!」

 どぴゅっ! びゅるるるう! びゅくっびゅくっ!
 頭が真っ白になるくらいの快感とともに、白濁液がすごい勢いで飛び出した。精液が天辻さんの顔や髪にまで飛び散って、ぽたぽたとおっぱいに落ちる。泡と混じって、谷間へと流れていく。

「射精しちゃったね、あはっ……顔についちゃった」

 天辻さんは特に嫌そうな顔もせずに顔についたそれを拭う。肉棒を挟んだまま胸を動かして、泡と精液を混ぜて遊びはじめる。

「気持ちよかったです……」
「でも、まだこんなにガチンガチンだし、わたしも気持ちよくなりたいな」
「天辻さん……!」
「その綺麗になったおちんちんで、わたしのここも、たっぷり洗ってきれいにして……?」

 天辻さんは悠々と立ち上がる。鏡に手をついて、お尻を俺に向かって突き出した。鏡に映った天辻さんの顔はのぼせて上気して、とろんとしていた。鏡越しに目が合って、いやらしく笑みを浮かべる。
(つづく)






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