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グラビアアイドルが義姉になった!! 妹・陽菜編「一話」





……
グラビアアイドルが義姉になった!の続編です。
……

 学校から帰ってきて、PCを操作していると、コンコン、と俺の部屋のドアをノックする音が聞こえた。

「直人、入るよ?」
「どうぞ、|優美《ゆみ》姉さん」

 優美さんが部屋に入ってきた途端、部屋が華やいだ気がした。
 夏っぽい服装だった。ノースリーブのトップス、ふんわりしたミニスカートを着て、無防備に爪先まで生足を見せている。

 湊優美、20才。瑞々しさの中に色気も持ち合わせ、Iカップの巨乳で見る者を誘う、グラビアアイドル業界で100年に一度の逸材と呼ばれる期待の新人だ。グラビアが趣味の僕は、優美さんに夢中だった。
 驚くことに、その優美さんが、色々あって俺の義姉になった。湊優美は、仕事上での名前になり、本当の名前は|上坂《こうさか》優美だ。
 俺にとって、優美さんがお姉さんになるだけで十分嬉しいけど、それだけではなかった。実は、俺と優美さんは特別な関係なのだ。
 あの夜を思い出すたびに、幸せすぎてにやけてしまう。

「今日は午後から撮影のお仕事だけど、それまで一緒に居ようね」
「優美姉さん……」

 優美さんは俺に背後からそっと抱き着いて、ふふっと笑った。
 背中に当たる柔らかい感触と、長いストレートヘアから漂ってくる素敵な匂いで、頭がぼおっとしてしまう。
(優美姉さん……無防備すぎます)

 再び、ドアがノックされた。続いて少し控えめな声が聞こえた。

「お兄ちゃん……? DVD持ってきたよ」
「ありがと、|陽菜《ひな》」

 もう一人入ってきたのは、優美さんが幼くなったような見た目の女の子だった。
 白く清潔な半袖ワイシャツと、紺色のプリーツスカート……高校の制服姿だ。なんとなく怯えたような上目づかいが、か弱い感じで可愛い。
 
 湊陽菜、16才の女子高生。優美さんと同レベルの美少女だけど、優美さんと違ってスレンダーな女の子だ。
 特に胸がちっちゃい。顔つきもまだまだ幼く、優美さんの持つ色気はなくて、清純なイメージが際立っている。

 俺にくっついた優美姉さんを見て、ちょっと顔を赤らめた。

「あ、あんまりベタベタしちゃ、ダメだよ……」
「このくらい、いいでしょ? 陽菜も、もっとお兄ちゃんに甘えればいいじゃない」
「でも……男の子、やっぱりまだ怖い……直人お兄ちゃんでも」

 陽菜ちゃんには若干男性恐怖症な部分がある。陽菜ちゃんは俺と会うまで、女三人家族で暮らし、女子校に通っていたせいらしい。
 そんな陽菜ちゃんとも、今俺は特別な関係だ。俺はこんなに魅力的な義姉妹二人を、独り占めしていた。
 あの夜以来、陽菜ちゃんの男嫌いは少し改善したけど、まだ完全には払拭しきれていないみたいだ。

 陽菜ちゃんはあるDVDを持ってきていた。ジャケットには優美さんともう一人他の女の子が、メイド服を着て微笑んでいる。

「「優美と|涼音《すずね》がご奉仕します!」……このDVDであってる? お姉ちゃん」
「そうよ。持ってきてくれてありがと、陽菜。それじゃ、早速始めちゃおっか」

 実は、優美さんの新作グラビアが発表されるたび、こうして皆で鑑賞会をしているのだ。
 きっかけは俺一人でこっそりお気に入りの優美さんのグラビアを見ていた時だった。部屋に入って来た優美さんに見つかってしまった。

「本物がここにいるのに、動画で満足しちゃうんだ……」
「ち、違うんですってば! こっちの優美さんは別腹で大好きなんです」
「そんなに気に入ってもらえてるの? ……もしかして、まだ一人でシコシコしてる?」
「し、してないですよ……その分は、ちゃんと優美さんと陽菜ちゃんに取っておいてますってば」
「ほんとに? ふふ……信用できないから、今度からわたしの新作は皆で見よっか」

 こんなやり取りの後、陽菜ちゃんまで巻き込んで、いつも上映会をやっているわけだ。

 俺がPCにDVDをいれると、優美さんが部屋の電気を消した。カーテンを閉めると、部屋は昼さがりの光を遮られて薄暗くなった。三人で並んでベッドに座ると、そこは小さなシアターに早変わりする。

 優美さんはそれが当然のように、真ん中に座った俺にぴったりくっついて腕に抱き着いてきた。またもや豊満な柔らかい感触が当たって、すぐに股間が反応してきてしまう。

「ゆ、優美姉さん、当たってますって……」
「もう、気にしすぎだよ。姉弟なんだから」
「が、我慢できなくなっちゃいますって……」
「万が一そうなっちゃっても……心配いらないでしょ?」
「優美姉さん……そんな」

 ちょっと悪戯っぽく囁く優美姉さんに、悩殺されそうになる。
 俺はさっそく暴れそうになる性欲を、必死に抑えた。ダメだ、映像に集中できる自信がない。

「お姉ちゃん……ダメだってば」

 一方陽菜ちゃんはまだそういうボディータッチに慣れていないので、隣で恥ずかしそうな顔をしている。きっと俺と優美さんがイチャイチャしているのを見るだけで恥ずかしいのだろう。清楚な陽菜ちゃんらしいところだ。
(こんな美少女たちに囲まれてグラビア見れるなんて、幸せだ……)
 優美さんは俺が手にしたパッケージを指さして言った。

「ねえ直人、この涼音って子、知ってる? グラビアマニアの直人なら、知っててもおかしくないかと思うけど」
「涼音? 聞いたことないな……新人ですか?」
「そう。今わたしが一番仲良しな女の子なの。この仕事の時一緒になってから、たまに二人でご飯食べたりするの」
「新人……優美さんの二歳下、高校三年生か……俺より年上じゃないか」

 そこには女子高生らしさの残る体型・顔つきのショートカットの女の子がカメラ目線ではにかんでいた。
 この子も中々お目にかかれないレベルの美少女だ。髪型のせいか、ちょっとボーイッシュな感じだ。自信ありげな瞳に、なんとも言えない魅力がある。
 そしてなにより、胸が大きい。まあこの業界では当たり前のことだけど、それでもこの可愛さで、この胸の大きさ……
(これは、新たに俺のお気に入りの女優に登録されるかも……)

「直人はこういうタイプの子、好き?」
「けっこう、好きかも……あ、もちろん優美さんが一番です」
「ふふ、ありがと。そろそろ読み込み終わったわね」

 動画が始まると、さっそくモノトーンのメイド服を着た優美さんが画面の中に現れた。
 フリフリの可愛いメイド服だが、めちゃくちゃ肌色成分が多かった。肩が出ていて、胸元も大きく開いて、柔らかそうな谷間が露わになっている。さらにスカートはやたら短く、すでにお尻に食い込んだ白いパンツが時折見えてしまっている。
 そのメイド服は、その身体を最大限引き立てているように見えた。
 床をモップで可愛い仕草でお掃除したり、雑巾でテーブルを拭いたり、お盆にコーヒーカップを載せて持ってきて微笑んでくれたり……そうするたび、乳揺れしているのがよくわかるのが最高だ。

「うわ……もう、たまんないです」
「こういう萌え萌え~っとしたのも趣味なのかな? わたしも可愛いお洋服は大好きだし、今度、そういうコスプレ衣装も集めてみよっか。陽菜もお揃いでどう?」
「わたしは……こんなの、恥ずかしいし……あ、でも、お兄ちゃんが好きなら……」

 陽菜ちゃんは俺の顔をチラチラ見ながら、顔を赤くしている。

「それじゃ、とびきり露出の多いやつ、陽菜にも買ってくるね」
「お姉ちゃん! や、やっぱりヤダ!」
「陽菜は恥ずかしがりなんだから……わたしなんて、あんなことしちゃってるんだよ?」

 画面の中では、ソファの上でエロティックなポーズを決めている。
 優美さんはお尻をこっちに向けて、モップにまたがっていた。ローアングルから、傷一つない足首からお尻までのむちむち感を一つの画面で写している。しなやかに背中を反らして、なんとも言えないエロさだ。
 セクシーな表情でカメラを振り向いて、優美さんが眉を寄せて「ご主人さま、ダメですよ……」と呟く。

 隣の優美さんが照れたように言った。

「そんな風に前のめりで見られると、ちょっと恥ずかしい」
「あっ」

 気づくと俺も陽菜ちゃんも、画面に食いつくようにして鑑賞していた。二人して同じことをしていて、まるで本当の兄妹みたいだと思った。

「直人も陽菜も夢中になって見てくれてて、お姉ちゃん嬉しいけどね」
「だって、お姉ちゃん、すっごく……綺麗で」
「そんなに褒められると、困っちゃう」

 優美さんの見せ場が終わると、もう一人のグラドルが扉から入って来た。
 |天辻涼音《あまつじすずね》。パッケージの説明にはそう書いてある。さっき話していた優美さんの後輩だ。画面の中で、何やら不満そうな顔をこちらに向けている。

「ご主人さま、わたしも相手してくれないんですか」

 ちょっと小生意気な言い方だが、それが表情や雰囲気とマッチしていて、なかなかよかった。
 優美さんと同じメイド服を着ている。動画で見ても、優美さんにひけを取らないほど豊かな胸の持主で、俺はますます興味を引かれた。
 二人はさっそく向かい合わせに抱き合って、おっぱいをくっつけあい始めた。柔らかそうな感触が、見ているだけで伝わってくる。
 優美さんと鈴音さんはお互いふざけあうように、笑いながらこっちを見ている。涼音さんは笑顔を浮かべ始めるとなかなか可愛い。
 二人はそのうち、ソファで抱き合いながらゴロゴロし始めた。時折、くすくすと笑う優美さんと涼音さん。女の子二人だけの、美しくて甘い空気感が伝わってきて、なんというか見惚れてしまう。

 グラビアビデオが終わると、優美さんは早速感想を聞いた。

「どうだった? もしダメだったところがあったら言ってね。直人の意見、全部叶えてみせるから」
「完璧ですよ……もう、文句なしです。あ、涼音さんもなかなかいいと思いました」
「ね、可愛いでしょ? わたしも涼音ちゃんはおススメだよ。初出演なのに、全然緊張してないのはマイナスだけどね。もっと初々しいほうがいいのかも」
「でもこの可愛さで、業界トップレベルの優美さんと共演って、絶対これから売れるじゃないですか……」
「そうなるかもしれないね。そうだ」

 優美さんは突然、思い出したようにスマホをいじってスケジュールを確認しだした。

「今度、また涼音ちゃんと共演することが決まってるの」
「そうなんですか」
「ええっと……そう、今度の日曜日、南の島で撮影があるの。すっごく綺麗なビーチだよ。ほら」

 優美さんのスマホには、透き通った青い海、白くさらさらしていそうな砂浜の写真が表示されていた。まさに南国と言った感じだ。

「いいですね……また優美さんの新作がこんな綺麗な景色の中で……」
「それでね、いいこと思いついちゃったんだけど、直人も陽菜も、飛行機で一緒に来ない?」
「え!? 画面越しじゃなくて、ほんとの撮影風景を見せてくれるんですか?」
「だってわたしたち、姉弟だし、立ち会いくらい許してもらえると思うよ」

 突然もたらされた幸運に、どう反応していいかわからない。段々と、高揚感が湧き上がってくる。
 めちゃくちゃ嬉しかった。思わず頭を下げた。

「優美さんの生グラビア見放題なんて……最高です! ありがとうございます!」
「そんなに喜んでもらえると思わなかった。直人ったら……ほんとにグラビア大好きなんだね」

 優美さんは嬉しそうな笑顔を浮かべていたが、一転、僕の顔を近くから覗き込んで言った。

「でも、グラビアのわたしばっかり見てちゃ、嫌なんだけどなぁ……だって、あれはお客さんのために演じてるわたしだから。本物のわたしは、直人にしか見せてないんだからね?」
「ゆ、優美さん……」
「優美姉さん、でしょ? 今ここにいるわたしはグラビアアイドルの湊優美じゃなくて、直人の姉の、直人だけの上坂優美だよ」

 そんな嬉しいことを言われながら微笑まれたら、たまらなかった。
 ドキドキと胸の拍動がはやくなり始めた。息子がうずうずしだすのが、わかる。
 実はずっと、ビデオを見ている最中から、勃起し始めていた。見ると、完全に制服ズボンにテントが張ってしまっている。
 僕の目線を追ってか、優美さんもそれに気づいたようだ。

「興奮しちゃったんだ……ねえ、グラビアのわたしと、ほんとのわたし、どっちで興奮したの?」
「両方ですよ……」
「ふふ、ありがとう。お姉ちゃんに、何かしてほしいことはある?」
「あの……ファンサービスしてください! お願いしますっっ!」
「仕方ないんだから……直人だけ、特別なんだからね」

 背後から、陽菜ちゃんが恥ずかしそうに言った。

「お、お姉ちゃん……」
「陽菜もしたい?」
「えっ……わ、わたし……わたしは……」

 陽菜ちゃんは、一生懸命葛藤していたけど、結局小さくこくんと頷いた。

「わたしも……ちゃんと、お兄ちゃんとエッチなこと、できるようになりたい」
「もう、二人とも、いつかは、ちゃんとお姉ちゃん以外の女の子と付き合わなきゃダメだからね?」

 なんて幸せなんだ、と思いながら、未だに緊張が抜けなかった。自分がこんな美少女姉妹を犯すことのできる身だなんて、やっぱり夢みたいだ。




グラビアアイドルが義姉になった!! 妹・陽菜編「2話」





「ん……ちゅる……」
「れろ……んはぁっ」

 俺は至福の時を味わっていた。
 PCチェアに座った俺の足元に、美少女姉妹がぺたりと女の子座りしている。そして、ズボンをずり下ろして出てきた俺の肉棒に、二人して綺麗な顔を寄せているのだ。
 つまり、優美姉さんと陽菜ちゃんに、ダブルフェラをしてもらっていた。
 とろりとした唾液たっぷりの二人の舌が、ちろちろと左右から愛撫している。根本からカリ首まで、もう唾液まみれだ。

 優美さんが、温かい吐息を零しながら言った。

「陽菜、男の人は、先っぽのところをぺろぺろされると、一番気持ちいんだって」
「うん、わかった、お姉ちゃん……わたし、頑張る」

 優美さんが一旦離れて、代わりに陽菜ちゃんが先っぽに唇をつける。

「お兄ちゃん、いい?」
「もちろん……陽菜ちゃん。あぁっ……すごっ」

 陽菜ちゃんが徐々に温かいお口の中に、ちゅぷりと俺の息子を咥えこんでいく。

「ふ、二人とも……うあっ、すごすぎるっ」
「お兄ひゃん……ん、これで、あっへるよね? くふぅっ」

 不安そうに見上げてくる陽菜ちゃんの表情が、たまらない。
 陽菜ちゃんは半分ほど咥えると、口の中で、丁寧に亀頭をぺろぺろしてくれた。

「んちゅ……んんー……」
「そ、そこ敏感で……うわあっ」
「もう、直人。情けない声出しすぎ。妹の前なんだから、もっと頼れるお兄ちゃんとして振る舞って」
「そんなこと言われてもっ! 陽菜ちゃん、すごく上手になっててっっ!」
「たくさん三人で練習したおかげね、陽菜」
「うん……んっ……んっ」

 陽菜ちゃんは、真面目にカリ首のところを何度も舐めまわしている。
 こんなに可愛い、優美さん似の美少女女子高生にしゃぶってもらえて、きっと俺の息子も喜んでいる。
 きっと優美さん姉妹が家に越して来なかったら、こんなことは絶対に起きなかった。幸せだ……

「陽菜、そろそろ先っぽ、交代する?」
「んー……ん」

 陽菜ちゃんはサラサラの髪を揺らして首を振った。
 射精するまで、続けてくれるらしい。陽菜ちゃんの健気さが、嬉しすぎた。

「最後までして、ごっくんもしてみる?」
「んぅ……」

 こくんと頷いて、俺のことを見上げてくる。交代しなくていい? と俺の意見にも耳を貸してくれている。

「陽菜ちゃん……もちろんっ! 陽菜ちゃんでイカせてっ!」
「それじゃ陽菜、もっと深くまで咥えて、ちゅぽちゅぽしちゃおっか」
「ん……ちゅ……」

 本当に、陽菜ちゃんはゆっくりとお口でピストンし始めた。
 陽菜ちゃんの小さな唇が、根本を一生懸命しごきあげて、先端は涎たっぷりの口内に潜っていく。
 流れてくる髪を耳の後ろにかき上げて、丁寧にしゃぶりあげる様子は、可愛くて仕方なかった。

「陽菜ちゃん……もうダメだっっ! イクっっ!」
「ん……んるぅっ!? ん……んんっ!」

 びゅる……ぴゅっ……びゅるるっ!

 射精に合わせて、陽菜ちゃんが驚いた顔をする。こく、こく……と喉が動いて、飲み込んでくれているのがわかる。
 時間をかけて脈動がおさまると、陽菜ちゃんはゆっくりと俺の息子を口から引き出していった。
 顔を上げて、頬を赤くして言った。

「こくっ……お兄ちゃんの、ねばねば……してた」
「ひ、陽菜……飲んじゃって、大丈夫なの?」
「うん……お兄ちゃんのなら、もう平気……」

 消え入りそうな声で言って、上目づかいで微笑む陽菜ちゃんはメチャクチャ可愛かった。

「陽菜もフェラ上手になったわね。直人、すごく気持ちよさそうな顔してた。わたしびっくりしちゃった」
「うん……お兄ちゃんに喜んでもらえるようになった」
「それで、本番のHのほうは、二人だけで出来るようになった?」
「いや、ええと、そのことなんだけど」

 基本的に、僕たち三人はさっきみたいに仲良く3Pしていた。
 でも、時々優美さんと二人だけでHしたり、陽菜ちゃんと二人だけですることもある。

 問題は、陽菜ちゃんと二人でするときだ。実は、日名ちゃんの男性恐怖症は完全には治っていなかった。
 優美さん無しで、俺と二人きりだと、うまくH出来ないのだ。

「陽菜ったら、ちゃんと一人立ちしないとダメって言ったじゃない。このままじゃ、いつまでもお姉ちゃんが一緒にいないといけなくなっちゃうよ」
「でも……無意識に、緊張して」
「うーん。少しずつ慣れるしかないわね。仕方ないから、今日もわたしが手伝ってあげる」
「お姉ちゃん……」

 陽菜ちゃんは嬉しげに、ちょっと顔をほころばせた。やっぱり優美さんのことが好きなんだなと思った。
 二人はベッドのもとへ向かったかと思うと、仲良く抱き合ってベッドによこたわる。
 腕で、お互いの背中を優しく撫であっている。
 百合百合した目の前の光景に、股間はフル充填だ。二人はそっと囁いた。

「陽菜、リラックスだよ」
「優美……おねえちゃ……んっ」

 陽菜ちゃんが優美さんのIカップの胸に顔をうずめると、優美さんはそっとその指を、陽菜ちゃんの太ももの間へと潜り込ませている。
 すぐに陽菜ちゃんのかすれるような喘ぎ声が聞こえてきて、僕は鼻息が荒くなった。

「あ……お姉ちゃん……そこ……」
「言ったでしょ? 陽菜の気持ちいい所はお見通しだって。もっと力抜いて、気持ちよさに身を任せるの」
「うん……あ……」

(ダメだ、はやく挿入したい!)

「優美さん……もう、いいですかっ!」
「うん、そろそろいいよ。ほら陽菜、お姉ちゃんがここにいるから、安心して。直人、そっと入れてあげて」
「はいっ」

 優美さんの胸に顔をうずめたままの陽菜ちゃんの制服スカートをめくる。
 可愛いパンツをそっと下ろして、ピンク色の割れ目を確認した。鮮やかなピンク色で、てらてらと愛液が光を反射している。
 そっと僕の分身をあてがって、そのままゆっくりと挿入していく。
 砲身がぬめぬめした粘液で擦られて、たまらない快感に痺れた。
(気持ちよすぎるよ、このおまんこ……! キツキツで、締め付けてくる!)

「うあ……陽菜ちゃんの、ナカ……っ!」
「ん、あ……きた……痛っ!」
「陽菜、大丈夫だよ。直人とエッチ出来るように頑張ろう?」
「うん……でも……痛い……」

 陽菜ちゃんは相変わらず優美さんの胸に顔をうずめて、苦しそうだ。
 その間に僕は陽菜ちゃんの狭いおまんこの奥まで肉棒を突き込んでいる。根元まで女の子の中に埋まると、全体が刺激されてめちゃくちゃ気持ちいい。
 全身がぞわぞわするような快感で、ぶるっと震えた。

「陽菜ちゃん……動いていい? もう、動きたくて仕方ないよ……!」
「だ、ダメ……痛い……抜いてよぉ」
「そうかしら……直人、仕方ないか。今日も失敗ね」
「で、でも僕、まだ出してない……我慢できないんです! 陽菜ちゃんのナカ、凄くて!」
「安心して、直人。ちゃんと射精するまで、わたしがファンサービスするから」

 陽菜ちゃんから引き抜くと、ぬるりと愛液まみれの肉棒が現れた。ガチガチに勃起していて、はやく精液を出したそうにヒクヒク震えている。

「元気なおちんちんなんだから……焦らなくても、ちゃんとイかせてあげるよ」

 優美さんは、僕の息子にひたりと手のひらを被せ、きゅっきゅっとしごき始める。
 陽菜ちゃんのぬるぬるした愛液が滑って、なんとも言えない気持ちよさだ。
(陽菜ちゃんのおまんこ汁で、優美さんの手コキ、たまらない……!)
 予想以上に速いペースで、僕は高まってしまった。優美さんはそんな弟を見て、愛おしそうに笑っている。

「もうイキそう? 我慢しなくてもいいから、全部出しちゃおう」
「あ……やばい、もう、出ますっ! ……うっ!」

 びゅるっ! びゅるるる……!

 優美さんは射精の瞬間にぎゅっと握ってくれて、まるで搾られるような感覚に、天にも昇る気持ちだった。
 恍惚としてしばらくぼんやりしていた。
 やっと戻ってくると、目の前に反則的なエロさの光景があった。
 グラビアアイドルにとって大事なモノ、つまり優美さんの綺麗な顔に、僕の白濁した牡汁が、飛び散っている。
 優美さんはちょっと怒って言った。

「また顔にかけちゃって、もう……これからお仕事なのに。シャワー浴びてる暇ないし、直人君に精子かけられちゃった身体で撮影しないといけないじゃない」
「ご、ごめんなさい」
「でもいいよ。直人君に興奮してもらえるの、嬉しいから」
「優美さん……」

 僕は優美さんと見つめ合って、お互いに火照った顔で微笑みあった。
 陽菜ちゃんは、そんな僕たちを見て、複雑な心境を抱えているようだった。


(つづく)














グラビアアイドルが義姉になった!! 妹・陽菜編「3話」






 空も海も、透き通るような青。そして足元はさらさらした、白い砂。
 そんな美しい夏景色の中、優美さんがビキニ姿で、ビーチパラソルの下、寝そべっている。真っ白な肌は、眩しいくらいで、何度見ても見惚れてしまう。

「優美ちゃん、今度はもっと自然な感じで、ちょっと首を傾けてみようか」
「えーと、こんな感じですか? ふふっ」
「そうそう! いいねえ、やっぱりいいねえ優美ちゃんはっ!」

 カメラマンの人が、興奮した様子で繰り返しシャッターを切っている。今は、DVDの表紙を飾る写真を取っているところだ。
 優美さんが愛想よく接するので、カメラマンの人はすっかり魅了されているみたいだ。
 一通り写真撮影が終わると、そこに見覚えのあるグラビア女優さんが合流した。
 天辻涼音、18才。優美さんの後輩の、新人グラドルだ。優美さんと何やら楽しそうに笑いあっている。
 目を引くのは、手元に小さな犬を抱きかかえていること。
(あれは……チワワかな?)
 優美さんも、その天辻さんが抱える犬をよしよしと撫でて可愛がっている。
(優美さんとHしている身だけど、羨ましい……)

 僕と陽菜ちゃんは、たくさんの撮影スタッフたちの後ろから撮影現場にお邪魔させてもらっていた。
 隣の陽菜ちゃんは、ひらひらした薄手のスカートに、パーカーを羽織っている。その下には、きっと水着を着ているはずだ。この後、優美さんと三人で、海水浴を楽しむ予定になっている。
(美少女姉妹と海水浴か……楽しいことだらけだ……)

 ぼんやりと優美さんたちの美しい身体を眺めていると、目が合った。にっこり笑顔で、優美さんが僕のところに歩いてきた。隣に、チワワを抱えた天辻さんも連れている。

「直人、陽菜、待たせちゃってごめんね。次のDVDの撮影が一段落したら、一緒に海に行けるから」
「いやいや、優美さんの撮影の様子を見れるだけで、楽しいです」
「お姉ちゃん、わたしも……楽しい」
「そう? 相変わらず、二人ともわたしの作品、好きだよね」

 優美さんが嬉しそうに笑っていると、隣の天辻さんが関心ありそうに、僕と陽菜ちゃんを見ながら言った。

「優美先輩、これが話に出てきた、優美さんの家族ですか?」
「うん。二人ともわたしの出演作品、ちゃんと全部見てくれるの」
「えっ! それじゃあ、共演したわたしのことも、DVDを通して知ってるってことですよねっ!」

 天辻さんが興奮気味に言う。身体を揺らすと、水着にくるまれた大きな胸がたゆんと揺れた。
 屈みこんで僕たちに顔を近づけて、瞳をキラキラさせながら言った。
 
「二人とも、わたし、どうだった? エロかったかなぁ? 感想教えて教えてっ!」

 僕は話題よりも、屈みこんだことで強調される、胸の谷間にどうしても意識が行ってしまう。

「あの、えと、すごい、良かったです……」
「どのへんが? 男の子として、どう思ったのっ?」
「その、可愛いし、優美さんと同じくらい、おっぱいも、大きくて」

 流されて、思わず感じたことを包み隠さず言ってしまった。優美さんと天辻さんが、同時に胸を気にして、くすくす笑った。

「えーと、優美さんの弟の、直人君だっけ。おっぱい好きなんだ。あはっ」
「そうなの。この間もおっぱいばっかり揉ん……あっ」
「え!? 今なんて言いました、先輩?」
「な、なんでもないわ……気にしないで」

 優美さんが一瞬慌てるのを見て、天辻さんは狐につままれたような顔で、目をぱちくりさせている。
(僕と優美さんは義理と言えども姉弟……セックス三昧だなんて知られたら大変だ)
 誤魔化せたようなので、ほっと安心の溜息をついた。

「わたしはそろそろ撮影だから、戻るね」

 優美さんは逃げるように、僕たちから離れていった。準備は整っていたようで、メイクや髪型を整えてもらって、すぐにカメラが回りだす。

「わたし、出番はもうちょっと後だから。弟君、隣に座って一緒に撮影見てもいい?」
「あ、もちろんいいです」
「ありがとねっ」

 チワワを抱えたまま、僕の隣に腰を下ろした。美少女二人に挟まれて、単純に気分が高揚する。撮影用のお化粧のいい匂いがした。
 優美さんは、カメラに向かって語りかけながら、素敵な笑顔を見せている。ぴょんぴょんと跳ねて、おっぱいを揺らしてファンに向かってサービスしている様子は、まさに眼福だった。
 天辻さんがまた喋りだす。

「君があの超絶美人の優美先輩の弟なのかぁ……なんか顔、あんまり似てないね。妹ちゃんは納得の美少女だけど」
「あー、実は優美さん、義姉なんです」
「なーんだ。そっか、血がつながってないんだ。やっぱり男の子って、優美さんみたいな凄い美人が毎日近くにいて、大変なんじゃないの?」
「そ、それは……まあ」
「あはっ。やっぱりそうなんだ。興奮するのは仕方ないよね。人間も動物だもん。ねえ、ベル」

 ワン、と甘えるような声で吠えて、ベルと呼ばれた子犬は尻尾を振っている。かと思うと、突然驚くことをした。

「ひゃんっ!」

 ビキニの上から、ぺろりと小さな舌で天辻さんのおっぱいを舐めたのだ。しかも、乳首の辺りだ。天辻さんの表情が、一瞬色っぽいものになる。
(天辻さんって、セックスしてるときは、ああいう表情になるのかな)
 二人の美人のビキニ姿で、勃起しかけていた股間が、完全に反応して大きくなってしまう。ちょっと前かがみになって、ばれないようにする。
 当の天辻さんは犬を叱る方に意識を向けていて、全く僕の変化に気付いていないようだ。

「だめだってば、ベル。そんなとこ舐めちゃ」
「ワン……ワン!」
「君もオスだからおっぱい好きなの? まったくもう。今度は許さないよ? わかった?」
「くぅ……」

 天辻さんはベルのわきを持って、顔の高さまで持ち上げて見つめながら説教している。ベルは相変わらずつぶらな瞳で、無邪気な表情だ。
(あれで許されるなんて、羨ましい……)
 犬になりたいなぁと思いを強めていると天辻さんがけろっとした顔で言った。

「ねえねえ陽菜ちゃん、さっきから凄い物欲しげな目でベルを見てるけど、気に入った?」
「えっ……あ……ごめんなさい」
「可愛いワンちゃん欲しい? 実はこの子、10匹のうちの一匹なんだ」
「えぇっ!? そんなに飼ってるんですか?」

 陽菜ちゃんがびっくりした様子で言った。ちょっと頬を紅潮させて、興味津々という様子で身を乗り出している。
(陽菜ちゃんも可愛い生き物には目がないんだなぁ)

「そうなんだ、すごいでしょ。今度新しく子犬が産まれるから、陽菜ちゃん家にもあげようか?」
「あっ、欲しい……いいかな、お兄ちゃん?」
「え……いや、優美さんとか、父さんとかに聞いてみないと」
「あ、そっか」

 陽菜ちゃんはちょっと落ち込んだ様子。しょげた表情もまた可愛くて、もう、周りに可愛い生き物だらけで困ってしまう。
 僕は気になったことを聞いてみた。

「天辻さんは、どうしてそんなに犬飼ってるんですか」
「わたしね、動物大好きなんだ。人間と同じくらい。ていうか、生き物全部が好きなの。グラビア始めたのも、わたしのことを見て、いきいきした顔をする男の子たちを見てるのが、楽しいのもあるのかなぁ」
「いきいきした顔……?」
「うん。たとえばさ、こういうことをすると」

 天辻さんが急にもたれかかってきて、腕に優美さんレベルの巨乳が、ぽゆんと当たった。確信犯の目つきで、僕を見つめる。

「どう、感触のほどは?」
「あ、天辻さんっ!」
「ほら、そういうこと。そういう風に慌てる男の子、大好きだよ。あはっ」

 天辻さんは、そう言って悪戯っぽく笑うのだった。鼻の下が伸びた僕に、ベルは歯を見せて威嚇していた。

 そして陽菜ちゃんは、自分の胸に手を当てて、ちょっと不満そうな顔をしていた。

(つづく)













グラビアアイドルが義姉になった!! 妹・陽菜編「4話」





 その後、眩しい日差しの中、僕は優美さん・陽菜ちゃん・天辻さんと一緒にビーチで心ゆくまで遊んだ。

 美少女三人は、皆自分に似合った可愛いビキニを着ていて、否応もなく他の観光客たちの目線を集めていた。もちろん、その三人と一緒にいる僕は羨望の眼差しを向けられて、すごい優越感だった。
 天辻さんはこんなことを言った。

「ねえねえ弟君、日焼け止め、わたしに塗ってみる?」
「え……!? いいんですか?」
「あははっ嘘に決まってんじゃん。もう優美先輩と陽菜ちゃんと、三人で塗りあっちゃったって」

 天辻さんは僕にちょっかいを出しながらも、フレンドリーに接してくれた。というか、あまりにも親しげすぎて、困るくらいだ。

「ねえねえ弟君、浮き輪の空気入れ、わたしじゃ力足りないからやって」
「え、でも、それって……間接キスじゃ」
「そんくらい気にしない気にしない」

 そう言われて仕方なくやった。空気の吹き込み口を咥えると、少し湿っていて、どきっとした。

「直人、涼音ちゃん、早くー!」
「お兄ちゃん何してるのー!」

 浮き輪にもたもたしていたせいで、先に行っていた湊姉妹に呼ばれて、僕たちは急いで追いついた。

「それじゃあ、わたしと陽菜、遅れてきた二人のチーム分けでいい?」

 優美さんがしたいと言うので、ビーチバレーをした。僕と天辻さんVS陽菜ちゃんと優美さんで試合をした。優美さんは美人な上に運動神経もいいので、ちゃんとボールを打ち返してきた。
 天辻さんもなかなか身のこなしが軽やかで、活発に動き回る。そのせいで、二人のグラドルはぷるぷると胸を揺らして、僕と観衆の男たちの目をひたすら奪っていた。
 一方僕と陽菜ちゃんは頼りない印象通り、全然うまくボールを返せず、このチーム分けで調度戦力が釣りあっていた。
 最終的に僕と天辻さんのチームが負けて、罰ゲームを受けることになった。

「優美先輩、わたし、弟君のせいでまけちゃったんですけどー」
「確かに涼音ちゃんの言う通りだけど、二人でチームなんだから。涼音ちゃんも罰を受けなきゃダメ」
「そうだ、あと、弟君、わたしや優美先輩のおっぱいばっかり見てました。弟君が有罪です」

 それを聞くと優美さんも陽菜ちゃんも笑いながら、なぜか天辻さんに同意した。

「じゃ、罰ゲームは直人だけね」
「そんなぁ……」

 と言っても、罰ゲームは、ちょっとしたものだった。僕は砂浜に寝ころぶよう命じられた。三人が僕の上に砂をかけ始め、大して時間もかからず、僕は砂浜に埋まって、顔だけ地面から出している状態になった。
 三人は僕の顔の周りにしゃがみこんで、楽しそうにくすくす笑いあった。仲間外れにされてはいるんだけど、女の子たち全員に笑顔をむけられるのは悪くなかった。

「ふふ、胸ばっかり見てる直人は、わたしたちのことを、そこでずっと見てなさい」
「弟くんだからって、よろしくないねぇ。今もやらしい目でわたしたちのこと見てるんじゃない?」
「エッチなことばっかり考えてちゃダメだよ、お兄ちゃん」

 言いたい放題言って、変態扱いしたうえで、僕を放置して三人で波打ち際に遊びに行ってしまった。僕は砂の重さで身動きが取れず、三人を目で追うことしかできない。

「あははっ! きゃっ!」

 楽しげな声をあげながら、水をばしゃばしゃかけあっていた。優美さんと天辻さんは子供に戻ったみたいなはしゃぎようだったし、陽菜ちゃんも珍しくハイテンションだった。
(まあ見てるだけで眼福だからいいか……)

 さっき膨らませた浮き輪は三人で使い倒されて、戻ってきたのは旅館に帰る時だった。遊びまわったせいで全員疲れていて、さっそくみんなで温泉に浸かることになった。

 別に混浴ではなかった。僕は一人寂しく温泉の男湯に浸かった。
 しかし嬉しいことに、露天風呂を男女に区切る一枚板ごしに、優美さんたちの声が聞こえてくる。

「わー。やっぱり優美先輩の胸おっきい……すごいえっちな身体」
「そんなことないわよ。涼音ちゃんだってすごいじゃない。やっぱり裸と水着じゃ、印象違うよね」
「お姉ちゃん……わたしだって最近ちょっと大きくなったよ」

 三人で何やら胸の話をしているようだ。
(これは……覗きをしろと言われているのか!?)

 優美さんと天辻さんは、陽菜ちゃんにおっぱいを大きくする
 僕はそろりそろりと境界に近づいて、どこかにのぞき穴がないか調べた。もちろんそんなものはない。区切りの板はそれほど高くなかったので、おもいきってよじ登ってみた。

(いける……見えるぞ!)

 湯気越しに、ほんのりと三人の美少女たちの生まれたままの姿が見えた。優美さんと天辻さんはお喋りしながら身体を洗っている最中で、こっちに向いている二つのお尻が柔らかそうだ。
 陽菜ちゃんは温泉の淵に腰かけて、足だけお湯に浸けていた。なめらかな背中に、濡れた髪が流れている。聞こえるか聞こえないかの具合だけど、陽菜ちゃんの油断した鼻歌が聞こえた。

「……ん?」

 何かの気配を察せられたのか、こっちを陽菜ちゃんが振り向いた。
 優美さんと天辻さんに比べて、ほんのちょっとの膨らみしかない前が見えたと思ったら、すぐにお湯がばしゃりとかけられた。陽菜ちゃんの顔が恥ずかしさで真っ赤になっていた。

「お兄ちゃんのばか!」

 慌てて首をひっこめて、僕はさっさと入浴を済ませた。
 部屋に戻ってくると、陽菜ちゃんだけ女湯から戻ってきていた。開口一番に言われた。

「……覗き」
「悪かったよ、陽菜。ちょっと隙間があるのがいけないんだって」
「……でも、ダメなの」

 陽菜ちゃんはちょっと不機嫌顔で部屋の隅っこに行ってしまった。
 浴衣姿だ。ちょっとサイズがあってなくて、だぼっとしていて可愛い。
 お風呂上がりで、肌がピンク色に上気している。長い髪も濡れてつやつやで、タオルでそれを拭く仕草がなんだか色っぽかった。
(風呂上がりの女の子っていいなぁ……)
 ぼーっと眺めていると、陽菜ちゃんがぽつりと言った。

「お姉ちゃんたちは、卓球して遊んでから帰ってくるって。わたしは疲れたから帰って来ちゃった」
「あ……僕も行けばよかった」
「いいの、お兄ちゃんは。一緒にお部屋で待ってようよ」

 そう言って、陽菜ちゃんはちょっと恥ずかしそうにしている。僕に背を向けて、ごそごそ旅行鞄をいじっているかと思うと、急に僕のスマホが鳴った。
 陽菜ちゃんから画像が送られてきていた。開いてみると、さっき撮られていた、僕が砂浜に埋まっている写真だった。僕の後ろにビキニ姿の優美さんと天辻さんが写っている。
 
「お兄ちゃんの写真撮ったの。……あげるね」
「ありがと、陽菜ちゃん。他にも写真ある?」

 何気なく聞くと、覗き込むような目線で、聞いてきた。

「……お姉ちゃんたちの水着写真が、欲しいの?」
「え、別にそういうわけじゃ、ないんだけど」

 本当にそんな下心はなかったのに、陽菜ちゃんはすっかりそうだと思いこんだようで、ちょっと落ち込んだ様子だ。

「お兄ちゃんって……やっぱり、胸の大きい女の人のほうが、いいんだ」
「そ、そういうわけじゃ……ほら、大きさじゃなくて、形の綺麗さとか、あるでしょ? 陽菜ちゃんの、すごく可愛い形で……」
「……お兄ちゃんのえっち」

 陽菜ちゃんは温泉で見られたことを再び思い出したのか、ちょっと頬を赤くしてそっぽを向いた。
(余計なこと言っちゃったな……ここはちょっと頑張らなくては)
 ここはちゃんと言葉を選んで、陽菜ちゃんの悩みを解決して、また仲良くならないと。
 僕は陽菜ちゃんの兄だ。しかも特別な関係さえ持つ兄妹なんだから、僕が励ましてあげないでどうするんだ!
(うまくいくか、わからないけど。僕でもそれなりにやれるはず……)

「陽菜ちゃん、ええと、僕……陽菜ちゃんのこと、すごい可愛いと思うよ」
「え?」

(しまった……唐突すぎる)
 言った自分でもちょっと恥ずかしくなった。
 陽菜ちゃんもぽっと赤くなっている。しかし、すぐむっとした顔になった。

「うそ……お兄ちゃん、わたしよりお姉ちゃんのほうが好きなんでしょ……お姉ちゃんみたいに、色っぽい女の人が」
「そりゃ優美姉さんのことも大好きだけど、陽菜ちゃんもだよ。二人とも、違う魅力があって……もしかして、陽菜ちゃんは優美姉さんたちと自分と、比べてる?」
「ち、違うよ……そんなんじゃないもん」

 そう、ちょっとムキになった感じで言われた。そしてこう付け加えて、うつむいた。

「なんとなく最近、自信が持てないだけだもん……」

 この一言で、大体わかった。
 陽菜ちゃんは、自分の魅力を証明してほしいんだ。つまり、他人に求められたいんだ。それなら、誘ってあげられるのは僕しかいない。
 これまで、陽菜ちゃんとうまくセックスできていなかった。そのことで陽菜ちゃんが引け目を感じていることは間違いない。
 男としてのやる気が漲って来る。そう、湊姉妹は、もう僕の物なんだからっ!

「ぼ、僕、言いたいことがあるんだ」
「え、なに?」
「僕、陽菜ちゃんのこと大好きだから……! ほんとに可愛いと思ってるよ!」

 正面から言うと、陽菜ちゃんはどうすればいいかわからないと言った様子で、ただ顔を真っ赤にした。
(やらかしたかな?)
 しばらく陽菜ちゃんは何も言わずにいたけど、結局ぽつりとつぶやいた。

「わ、わたしも……」
「陽菜ちゃん……!」

 ちゃんと反応してもらえてほっとすると同時に、正直、ストレートに言ってもらえて物凄く嬉しかった。
 感無量でいると、続けて言われた。

「お兄ちゃんは、わたしみたいな子で、いいの?」
「あ、当たり前だよ!」

 そのままの勢いで、思い切って抱きしめた。これまでずっと、優美さんにリードしてもらっていたから、自分から女の子をリードするのは、ドキドキした。

「おにい、ちゃ……んっ」

 そして、もはや衝動的にキスをした。
 陽菜ちゃんは最初は驚いていたけど、すぐに目を閉じて身を任せた。僕の背中に手を回して、陽菜ちゃんのほうからもぎゅっと抱きしめてくれる。

「ん……んうぅ……」

 喘ぎ声を聞いて、僕の股間は一瞬でガチガチになった。そのまま僕は陽菜ちゃんを押し倒して、のしかかるようにキスをする。
 しばらくして唇を離すと、陽菜ちゃんは、目をうるうるさせて恥ずかしそうに微笑んだ。

「お兄ちゃん……でも、お姉ちゃんたち、そろそろ帰って来ちゃう」
「卓球してるなら、きっとまだまだ帰ってこないよ。万が一を考えるなら、ドアに鍵かけとこう」
「……うん」

 僕は甘いキスの余韻でくらくらしながら、ホテルの一室のドアを閉めるため、襖を開けた。
 と、そこで危うく声をあげそうになった。

 なんと、そこに優美さんと天辻さんが、こっそりと隠れていた!

(つづく)






グラビアアイドルが義姉になった!! 妹・陽菜編「5話」




 なんと、そこに優美さんと天辻さんが、こっそりと隠れていた! 二人とも浴衣姿で、卓球したせいか、首筋に汗が輝いていた。
 火照った体に、こんな状況にも関わらず軽く見惚れた。

「あちゃ、優美先輩、見つかっちゃいましたね」
「どうしよっか、涼音ちゃん。二人で直人君たちのランデブー、見届けるつもりだったのにね」
「覗いてたんですか!?」
「お相子でしょ? 温泉での話、陽菜から聞いたんだからね」
「そうですけど……」

 そこまで話したところで、不安そうな呼び声がかかった。

「お兄ちゃん、何してるの?」
「あ、ごめん! 今戻る」

 そう答えて、慌てて戻ろうとすると、天辻さんが最後に一言囁いた。

「先輩から話は聞いたよ? わたしから、一つアドバイス。陽菜ちゃんが痛がっちゃうのは、緊張しすぎ、考えすぎだからだと思うよ? もっとリラックスして、何も考えないで、どうぶつになっちゃえばいいよ」

(どうぶつ……何も考えない)

 僕はその言葉を頭の端に置きつつ、部屋に戻る。幸い、陽菜ちゃんは二人の存在に気付いていないようだ。

「お兄ちゃん……今日はわたし、頑張る……ね」

 そう言って、これからされることを受け入れるけなげな微笑みを浮かべ、無抵抗に寝ころんでいた。
 その姿に、どくんと心臓が跳ねる。

「陽菜ちゃん……」

 衝動的に襲い掛かりそうになる自分を抑えて、怖がらせないよう、そっと浴衣をはだける。
 下着は何も着ていなかった。可愛らしい胸の膨らみの先で、乳首がちょこんと立ち上がっている。わずかに毛の生えた股間を隠そうとしているのか、ぴたっと内股になった。
(綺麗な身体だ……幼い優美さんみたいだ)

 そして優美さんとの比較できない魅力もある。こんなにも女の子らしい恥じらいを持っている女子高生が、自分の物だなんて、夢みたいだ。
 
 屈みこんで、乳首を咥えて、舌で転がした。ちょっと甘い味がする気がする。

「あ、お兄ちゃ……あっ!」
「陽菜ちゃん、ここ感じやすい?」
「うん、もっと……もっと」

 かすかな喘ぎ声をあげて、可愛く刺激を求める姿は、支配欲をそそるものだった。
 男に恐怖心を持っていた陽菜ちゃんも、ここまで僕に慣れてきている。
(優美さんたちが家に来てなかったら、僕はこんなおいしい思いもせず、ずっと童貞だったんだろうな)

 ここまではこれまでも上手く行ってきた。
 しかし、挿入となると話は別。陽菜ちゃんは一度も、挿入で快感を得たことが無い。

「陽菜、それじゃ……いくよ」

 僕が肉棒を取り出すと、陽菜ちゃんはやっぱり少し怯えた顔になった。血管が浮き上がったソレのことが、やっぱり怖いみたいだ。

「う、うん……わたし、頑張る。お姉ちゃんみたいに、お兄ちゃんと一緒に、気持ちよくなりたい」

 何気なく襖のほうを見ると、優美さんと天辻さんがこっそり覗いている。まるで我が子の成長を楽しむように、僕たちの行為を楽しんでいる様子だ。
(まるで僕と陽菜ちゃんが、グラビア……いやAVを撮られてるみたいだ)
 そして僕は思い出した。どうぶつになる……何も考えないで。天辻さんの言う通りにしてみれば、うまく行くかもしれない。

「陽菜ちゃん、頑張らなくていいよ。もっと力を抜いて、何も考えないで」
「え……でも、痛いの、我慢しないと……」
「本当は最初から痛いはず、ないんだよ。陽菜ちゃんの処女膜は、もう僕が奪ってるから……感じれるように、身体がなってる……と思う」
「わ、わかった……」

 もちもち柔らかいふとももを手で押し広げ、陽菜ちゃんをあられのない格好にさせる。
 そしてゆっくりと、とろみのある陽菜ちゃんの割れ目に、息子を突き立てていく。
 相変わらずの強烈な締め付けで、亀頭を潜り込ませるだけで射精の予感が湧いてきた。
(陽菜ちゃんにもこの気持ちよさを味わってほしい……そして、僕の虜にしてやるんだ!)

「ん……あ、お兄ちゃん……カタい……!」
「何も考えなくていいから、そのまま、感じて」
「うん……今日、まだ、痛くない……もっと、奥まで来て。お兄ちゃん」

 ぐっと締め付けに対抗するように、腰を押し進めると、こつんと一番奥に当たる感触があった。
 陽菜ちゃんは顔を背け、ひく、ひくと腰を震わせている。

「大丈夫?」
「痛く、ないよ……ちょっと、感じる……お姉ちゃんに触ってもらってる時と、同じ感じ」
「動かしていい? 陽菜ちゃんのナカ、ぎちぎちで、凄くいいから」
「うん、優しく、してね」

 慎重に、ペニスを引き出していく。みちみちと食い締めてくるおまんこの感触がたまらない。掻きだされた温かい愛液が、睾丸のほうまで垂れてくる。
 その時に、亀頭で膣の上部分を擦ってあげると、陽菜ちゃんは甘い声でよがった。

「あ、きもち、いい……きもちいいよ、お兄ちゃん!」
「陽菜ちゃんもそこなんだ。優美さんと同じだね」
「はぁ、あぅぅ……感じる……! わたし、お姉ちゃんみたいに、男の人に、気持ちよくされちゃってるよぉ……!」

 陽菜ちゃんはついに、僕のちんぽで女の子の快感を味わえるようになったようだ!
 嬉しかった。これで完全に、姉妹は僕のものだ。えっちなグラドルお姉さんの優美さんも、奥手でかよわい陽菜ちゃんも、全部僕のものだ!

 征服感と、沸き上がる快感がたまらなくて、僕はピストンのピッチをあげていく。

「あ、直人お兄ちゃん、そこ気持ちいい……! わたし、ナカで感じてるぅ……!」
「僕もだ! 陽菜ちゃんのナカ、すごい、すごいよ!」
「お姉ちゃんにしてもらうより、ずっと、気持ちいいよぉ! こんなに、お兄ちゃんのおちんぽ、気持ちいいなんて……!」

 僕はその言葉にたまらなくなって、陽菜ちゃんを抱きしめて、またキスをした。
 陽菜ちゃんもすっかり発情顔で、僕を抱きしめ返してくれる。

「ん、おにいひゃ……んちゅ、ん」

 兄妹で唾液を交換しあって、お互いの舌で口内の快感を貪っていく。
 陽菜ちゃんの甘い唾液をたくさん味わって、盛りのつた犬みたいになって、どうぶつのように快感を求めて腰を振った。

「陽菜、陽菜……!」
「なにか、くる……あ、だめ、お兄ちゃん、出ちゃう……!」

 陽菜ちゃんも、もはや痛みなど感じないで、僕の激しいピストンを受け止めて、雌犬みたいに喘いでいる。交尾の快楽に染まって、これからも僕を求め続けてくれるはずだ!

「陽菜、もう我慢できない……イくよっ!」
「あああぁ……イくぅっ、お兄ちゃん、イっちゃうよぉ!」

 どぴゅっ……びゅるるっ、びゅっ!
 ぷしゅっ! ぷしっ……ぷりゅりゅっ!

 僕は陽菜ちゃんのナカで、思う存分、精子汁をぶちまけた。射精しながら、何度もピストンして、精子を子宮の奥まで吹きかけて、送り込んで馴染ませる。陽菜ちゃんは僕のものだと証明した。
 それと同時に、陽菜ちゃんの割れ目から、透明な液体がぴゅっと噴き出していた。
 いわゆる潮吹きだった。初めてのナカイキで潮を吹くだなんて、陽菜ちゃんは素質があるのかもしれない。まあ、あのエッチな優美さんがお姉さんなのだから、何もおかしくはなかった。

「な、なにこれ……お兄ちゃん、わたし、たくさん出ちゃった……!」
「それは潮吹きって言うんだよ」
「は、恥ずかしいよぉ……」
「すごいよ、陽菜ちゃん……きっと、優美さんより感じたんだよ。だから、出ちゃったんだ」
「お姉ちゃんより、気持ちよく……?」

 陽菜ちゃんは戸惑った表情だったけど、少し嬉しそうでもあった。初めて得ることが出来た女の子の快感の余韻に浸るとともに、その快感が優美さんより大きかったことで、自信を取り戻しているようだった。

「きゃっ、涼音ちゃん、危ないっ!」
「あ、先輩ごめんなさいっ!」

 その時、二つの声が襖が開く音が聞こえた。
 振り向くと、優美さんと天辻さんが、折り重なって倒れている。どうやら二人とも、われ先に僕たちのセックスを見ようとして、バランスを崩してしまったようだ。
 当然、陽菜ちゃんは、一瞬で、はだけていた浴衣の前を隠して、赤面して目をまん丸にした。

「あ、天辻お姉ちゃんたち、見てたの!?」
「ごめんごめん、ラブラブだったから、つい魅入っちゃって」
「陽菜、頑張ったね! これでもう、わたしが助けてあげなくても大丈夫ね」
「そうじゃなくて! お姉ちゃんたちまで覗き見なんて、怒るよ、もうっ!」
「いいじゃない。これまでも一緒に、直人とエッチしてきたでしょ?」
「これまでとは違うのっ! お兄ちゃんと初めて気持ちよくなれた、特別なエッチだったのっ!」

 陽菜ちゃんはすっかり拗ねてしまった。
 
「怒らないでよ、陽菜。どうだった? 初めての快感は? 潮吹きしちゃうなんてすごいじゃない!」
「お姉ちゃんうるさいっ!」

 優美さんは陽菜ちゃんに後ろから抱き着いて、仲良く姉妹でじゃれあっている。
 余った天辻さんは、なぜか僕のほうにやってきた。何気なく僕の隣に来て、息がかかるくらいの距離で囁いてくる。こんな美人に迫られて、陽菜ちゃんに出したばかりなのに、股間が疼き始めた。

「弟君、やるねぇ。わたし、見てるだけなのに弟君のエッチに興奮しちゃったよっ」
「あ、天辻さん、何言ってるんですか……」
「ねえねえ、わたしにも、男の子として、興味あるよね? 今度、わたしの家に……」
「こらー、涼音ちゃん! わたしの直人と何してるのっ」

 見ると声を上げた優美さんと一緒に、陽菜ちゃんまで天辻さんにジト目をむけている。
 まるで天辻さんに僕を取らせるわけにはいかない、と威嚇しているようだった。

「えー、いや、先輩、ちょっと二人で話してただけですって」
「天辻お姉ちゃん! 直人お兄ちゃんに、手出しちゃダメだよっ」
「い、いいじゃん! 姉妹ぐるみでエッチしてるなら、わたしも仲間に……」
「だめよ!」
「絶対ダメっ」

 優美さんと陽菜ちゃんは口をそろえて、僕を渡さまいと必死だ。
(すごい優越感だ……僕のために、女の子たちが争ってくれるなんて!)

「直人はわたしたちのものだもんね、陽菜」
「うん、お姉ちゃん。他の人にはあげないもんね」

 優美さんと陽菜ちゃんは、えへへと嬉しそうに笑いあっている。
 それを見て、天辻さんは不満げな顔で、肩をすくめるのだった。
(ややこしいことになったけど、幸せだ……)
 これこそが、僕の甘い生活の始まりだった。
 湊姉妹含め、さらに女の子たちに求められる幸せな生活が、今度こそ本格的に始まるのだった。

(おわり)






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