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グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<36>




 侑子さんと例の約束をした後、俺はそれが効果を表すのをしばらくの間待っていた。
 こうして優美さんを罠にかけるようなことをするのは本当に申し訳ないが、今はこれ以外に方法がない。一時的に騙されてもらって、仲を取り戻す。ちょっと心が痛いけれど、優美さんに嫌われるわけにはいかないから、苦肉の策だ。
 苦労した甲斐あって、侑子さんがどう言い繕ったのかは知らないが、その日のうちに優美さんは俺に話しかけてくれるようになった。

「わたし、何か勘違いしてたみたい……」
 
 優美さんはそう言って、ちょっと申し訳なさそうにしていた。
 どうやら、まだ釈然としないところがあるみたいだけど、とりあえず機嫌が直ったから、安心した。

「侑子の話を聞いたら、考えすぎだった気がするし……直人、最近、もう涼音ちゃんとはそういう関係やめたんだよね?」
「や、やめました……」
「うん、約束したもんね」

 優美さんはすっかりいつも通りに戻っていて、にっこりと笑顔を浮かべた。疑いはほとんど晴れていて、侑子さんがどう口車に乗せたのか気になるくらいだった。
 その日のうちに撮影は終わり、侑子さんは例の高級車に乗って、帰っていった。帰り際、こっそりと俺にこう耳打ちした。

「今度のデート、楽しみにしてるね」

 俺はそれだけで興奮してしまうのだった。グラドルの女王様的な存在の侑子さんと二人きりで遊びに行ける。きっとその後には、お楽しみも待っているはずだ。想像するだけで生唾を飲んでしまう。
 こうして侑子さんと仲良くなれたのも、涼音さんとのあれこれがあったおかげだと思うと、むしろ感謝したくなってくる。優美さんと涼音さんとの関係で頭を悩ませていたが、思いもよらないところで良いこともあるものだと思った。
 俺は侑子さんと会う日が楽しみで仕方なくなるのだった。

……

 侑子さんと二人きりで会うのなら、きっとその後、エッチなこともさせてもらえるはず……。
 砂浜のコテージで、絡んできた侑子さんの生足のすべすべした感触を思い出すと、興奮してたまらなかった。
 俺は棚から侑子さんのDVDを取り出す。ジャケットには、下着姿で優しく微笑む侑子さんの姿。「1日限定妻/長谷川侑子」というタイトルだ。
 PCに読み込ませると、画面には、家の中で、胸のところが大きく開いたエプロンを着た侑子さんが映し出される。

「今日1日だけ、あなたの妻になってあげる」

 掃除や洗濯、食器洗いなど、家事をこなす中で、少しずつ服を脱いで行って、ついには下着姿になる。
 そのまま、ベッドに横になり、悩殺的なしぐさを見せる。寝返りを打つと、胸がふにふにと変形して、たまらない。
 大きなお尻、引き締まったお腹。胸は今と比べると少し小さいが、それでも大きい。グラマラスなその姿は、見ているだけで勃起してくる。他のグラドルとは段違いの色気を放っていた。女王様と言われるだけのオーラがあった。誘うようなその表情を見ていると、画面の向こう側に手を伸ばして、すぐにでもその胸を揉んで、むしゃぶりついて、犯したくなってくる。
 ただ、見ている最中に気が付いたのは、実際に人妻になった今のほうが、よっぽど色気が増しているということだ。はやく画面越しではなく、侑子さんに会いたくなった。
 
「ダメだ、ムラムラしてきた……」

 そう呟いて、ふと邪な考えが頭をよぎった。
 その日は家に家族がいなくて、陽菜ちゃんも出かけていた。そして何より、優美さんが仕事がオフで、家にいるのだ。
 さっき一緒にお昼ご飯を食べて、今はキッチンで食器を洗っているはずだった。
 今、家には優美さんと俺だけしかいない。こんなにムラムラしているときに、二人きりで我慢できるわけがなかった。

「エッチしたい……」

 俺は自分の部屋を出て、キッチンに向かう。
 優美さんは予想通り、食器を洗っていた。いつか裸エプロンでエッチした時と同じエプロンをして、かすかに鼻歌を歌いながら、洗剤を泡立てている。

「直人、どうしたの? おやつ食べる?」

 優美さんはちらりと俺を見て、にっこりと微笑む。
 頭の中で、その姿が、さっきDVDで見たエプロン姿の侑子さんと重なった。1日限定妻。1枚ずつ服を脱いで行って、最後には下着姿になる。
 ムラムラして仕方なかった。今、自分は侑子さんと優美さんのどちらに欲情しているのかわからなかったけど、とにかく、射精しないとどうにかなりそうだった。

「優美姉さん……」

 俺は食器を洗い続けている優美さんを、後ろから抱きしめた。優美さんはびっくりしたようで、食器を洗う手を止めた。

「やだ、直人……急にどうしたの?」

 くすくすと笑いながら、おかしそうに言う。
 俺は黙って、エプロンの上から、優美さんの胸に手のひらを当てた。下から上に揉みあげるようにする。
 長い髪に顔をうずめると、いい匂いがする。興奮が高まって、肉棒がそそり立つのが分かった。

「ちょっと、直人……おっぱい、触らないで」
「優美姉さんのおっぱい、柔らかい……」
「ダメよ、今、食器洗いの途中だから、やめて」

 優美さんが困ったような声で優しく叱ってくれるが、俺は止まることが出来なかった。こうして無理やり優美さんを襲うことなんか、滅多にない。自分でも変だと思うけど、今はとにかく射精したくてたまらなかった。
 侑子さんのせいかもしれなかった。まるで毒を仕込まれたかのように、脳が肉欲に支配されている。
 揉んでいる胸の感触は、間違いなく優美さんのものなのに、今、自分は侑子さんに欲情しているのか、優美さんに欲情しているのか、よくわからなくなった。

「あん……そんなに揉まないで? まだ昼間だよ……? もう……」

 無意識に肉棒を優美さんのお尻に擦りつけていると、優美さんは食器洗いをやめ、手をタオルで拭いて、俺の手の上にその手を重ね、その手を離させた。

「むらむらしちゃったの? お猿さんみたいにエッチなんだから……」

 優美さんは胸ほんのり頬をそめて、目元が緩んでいる。あれだけ胸を揉んだだけあって、少し感じていたようだった。
 俺に向き合って、俺のズボンのジッパーに手をかけた。おろし切って、俺の肉棒を取り出す。ガチガチに硬くなった肉棒が、勢いよく飛び出した。
 それを片手でシコシコとしごいてもらうと、甘美な感覚が訪れて、思わずため息がこぼれた。
 優美さんはしごきながら言った。

「こんなに固くしちゃって……せっかくだし、今日はおっぱいでする?」

 優美さんは、ふふ、と笑いながら、エプロンを脱いだ。
 服を脱いでいく姿が、またDVDの侑子さんと重なった。なんだか侑子さんとエッチしているような気分もしてきて、余計興奮してくるのがわかった。
 優美さんがすっかり服を脱いで、ブラジャーも外してしまう。たゆん、と揺れる巨乳が目の前にあった。先端で、ピンク色の乳首がつんと上を向いている。

「わたしのおっぱいで、たっぷり気持ちよくなってね?」

 優美さんがキッチンの床に膝をついて、俺の肉棒の前でおっぱいを揺らす。
 俺はそのおっぱいから目が離せなくなった。白くてもちもちした肌に、硬くなった乳首。優美さんが少し動くだけで、ぷるぷると揺れている。
 優美さんのおっぱいは、陽菜ちゃんや涼音さんよりも大きい。形もよくて揉み心地も最高だ。そんなおっぱいで肉棒を挟んでもらうのは、何度やってもらっても興奮する。
 肉棒を左右から挟んでもらうと、柔らかくて温かい感触で包まれる。先っぽの亀頭だけが、谷間から顔を出している状態になった。そこに、優美さんはぺろん、と舌を出して、涎をたっぷりと垂らしていく。光る涎がとろとろと滴っていくその光景が、言い表せないくらい卑猥だ。

「今日は特別だからね? これからは、食器洗いの邪魔しないでよ?」
 
 そう言いながら、おっぱいの左右に手を当てて、優しく圧迫してくれる。そのまま、胸をおっぱいに動かしてくれて、肉棒を擦ってくれた。
 天国にいるかのような快感。優しい刺激で、少しずつ射精感が高まっていく。優美さんが一生懸命手のひらでおっぱいを動かして、俺を気持ちよくしようとしてくれている。
 ふと、侑子さんにパイずりしてもらう自分の姿を妄想した。侑子さんのおっぱいは、優美さんや涼音さんと比べて、どんな感触なんだろうか。もっとハリがあるのか、柔らかいのか……はやく揉んでみたい。乳首にしゃぶりついてみたい。

「直人……? 今、別のこと考えてなかった……?」

 優美さんが、ふと手を止めて俺のことを見上げる。その表情は、ちょっと不安そうだった。
 以前、俺が涼音さんと初めてエッチした時も、変に勘が鋭かった。さすがにバレることはないとは思いつつも、ちょっと怖い。慌てて言い訳を考えた。

「もう、イっちゃいそうで……我慢するために、気を紛らわせてて」
「なんだ、もう出ちゃいそうなの? このまま、おっぱいに出しちゃっていいよ」

 そう言って、またパイずりを続けてくれる。
 グラドルのIカップおっぱいが肉棒を包み込む極上の快楽が再び訪れて、一気に射精の予感が高まっていく。

「おちんちん、ビクビクしてきたね? そろそろ出ちゃいそう? ふふ」

 優美さんが、再び涎を谷間に垂らしていく。亀頭が優美さんの唾液にまみれて、きらきらと光っていた。
 ヌルヌルするおっぱいの谷間でしごかれて、限界が近かった。自ら腰を振って、優美さんのおっぱいにすりつける。途方もない快感とともに、どうしようもなく精液がこみあげてくるのを感じた。

「優美さん、出るっ……!」
「いいよ、出してっ!」

 優美さんが、口を開いて、ぺろりとべろを出す。
 俺は、谷間から肉棒を引き抜いて、優美さんの口の中に向かって射精した。
 びゅるっ! びゅくびゅくっ!! ぴゅるるっ!
 白濁した液体が、勢いよく優美さんの口の中に注ぎ込まれる。何発か外れて、優美さんの顔にかかってしまった。

「きゃっ、直人、すごいいっぱい……」

 優美さんは、射精が終わった肉棒にさっそく吸い付いた。亀頭が優美さんの舌で、綺麗に舐め取られていくのがわかる。じゅるじゅる、と音を立てて吸われて、尿道に残っていた精液が余計にぴゅるっと出てしまった。

「れろぉ……」

 優美さんは顔にかかった精液を指で掬い取って、その手のひらに、口の中にたまった精液を吐き出した。

「こんなに出しちゃって……もう、わたしが家事してる時は、ちゃんと我慢しててね?」
「優美姉さん、おまんこにもう一回出したい……」
「えぇ……? だめ、いったん終わり。食器洗ったり、いろいろしないと……」

 まだ物足りなかったが、ムラムラが収まってきたから、優美さんの言うことを聞くことにした。
 めちゃくちゃ気持ちよかったけど、結局俺は優美さんと侑子のどっちに欲情していたのか、わからなかった。
(つづく)






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Re:相互リンクのご連絡

erosharp様

 わたくしは「ライトHノベルの部屋」管理人のエルムです。
 この度は相互リンクの申し出、誠にありがとうございました。
 喜んで申し受けます♪

 早速、弊サイトの「リンクページ」に貴サイト様へのリンクを貼らせて戴きました。
 お手隙の際で結構ですので念の為、ご確認戴けたらと存じます。

 リンクページはこちら ↓ です。
 http://sirius301821ja8531.blog39.fc2.com/blog-entry-122.html

  
 当方はまだまだ拙い出来(サイト&小説)であり、今現在も次作へ向けて休業中(修行中?)ですが、末永くご愛顧戴けたら幸いです。 m(_ _)m
 

  • 2017/01/22 (Sun) 12:15
  • エルム(「ライトHノベルの部屋」) #vW1luwGI
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No title

相互リンク申請お受けいただきありがとうございます!貴サイト様のリンクページを確認致しました。
こちらのサイトもまだ設立して間もなく拙いものですが、ぜひご愛顧のほどよろしくお願いします。
修行中とのことですが、次作を楽しみにお待ちしております。

  • 2017/01/22 (Sun) 13:08
  • erosharp #-
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