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グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<32>




「見つかっちゃった……ねえねえ、折角だし、三人でしちゃう?」

 けろりとした顔で放たれた涼音さんの言葉。
 陽菜ちゃんは困惑を隠しきれていない。まだ目の前で起きていることの光景が、頭の中で整理できていないようだ。

「陽菜ちゃん、びっくりしてるよね」
「……うん」
「実は……直人お兄ちゃんはね、わたしともそういう関係になってたんだよ。陽菜ちゃんと同じように」

 涼音さんは、隣にいる陽菜ちゃんの目をのぞき込みながら、ゆっくりと説明した。
 陽菜ちゃんはやっと俺が涼音さんの家に来た理由がわかって、相当衝撃を受けたようだった。

「お兄ちゃんが!?」
「そう。優美先輩と陽菜ちゃんだけじゃなくて、わたしにも手を出してたの。知ってた? 陽菜ちゃんのお兄ちゃん、そういう男の子なんだよ」
「え……」陽菜ちゃんのドン引きしたような目線が俺に刺さる。
「ちょ、ちょっとその言い方は俺がゴミくずみたいなんだけど……」
「えー、十分ゴミくずだよ、三人も可愛い女の子たちとエッチしちゃうなんて。しかもそのうち二人は大人気グラビアアイドルだよ? 羨ましい奴めー!」
「とにかく、最初に誘ってきたのは涼音さんじゃなかったっけ?」
「あん、もうそんなのどうでもいいじゃん。弟君、こっちおいでよ。わたしたちと、気持ちいいこと、しよ?」

 ベッドの上で、一切何も着ていない涼音さんが、頬を染めて微笑んでいる。たっぷりとした胸を腕で隠しているものの、綺麗な谷間や肩の線が目に入るだけで、どうしようもなく興奮してしまう。
 陽菜ちゃんも、まだ完全に納得した表情ではないけど、涼音さんの後ろに隠れながら、まんざらでもない様子で俺を見ている。
 目の前で美少女二人が誘惑しているこんな状況で、誘いに乗らないわけがなかった。

「弟君も、全部脱いじゃえ! ふふっ」
「うおっ」

 ベッドに近づくと、腕を引っ張られて、ベッドの上に寝かせられる。そのまま涼音さんはカチャカチャとベルトを外し、俺のズボンを引っ張った。
 脱がされるのは恥ずかしかったし自分で脱ぎたかったが、意外にも陽菜ちゃんまで、俺のシャツのボタンに手を伸ばしてくる。

「わたしたちの裸、見たんだから……お兄ちゃんも、だよっ」

 そもそも、俺と優美さんと3Pを楽しんでいた陽菜ちゃんだ。複数人プレイに抵抗感はあまりないようだった。さっきまで俺のことを蔑むような目で見ていたのは噓のように、クスクス笑いながら俺からシャツを剝ぎ取った。

「やめてくれよ、もう……」

 俺は笑いながら、全く抵抗せずに下着一枚の姿にされていた。
 美少女二人に身ぐるみ剥がされるのは、気恥ずかしかったけど、不思議と楽しいものだった。
 涼音さんの枕に寝かされて、二人から見下ろされる形になった。

「弟君のこと、襲っちゃおうよ、陽菜ちゃん」
「えぇ……? わたし、そんなエッチなこと出来ないよ……」
「わたしとエッチするときは積極的に攻めてくるくせに?」
「それとこれとは別だって……んふふ」

 涼音さんと陽菜ちゃんの姿を見ていると、勝手に肉棒が起き上がって、テントを張った。
 すでに涼音さんは胸を隠しておらず、巨乳がふるふると揺れている。グラビアアイドルだけあって、さすがグラマーな体型だ。ピンク色の乳首は、すでにツンと上向いて固くなっているようだった。
 陽菜ちゃんは相変わらずちょっと涼音さんの後ろに隠れて、肩越しに俺を見ている。まるで悪戯っ子と、それを後ろで見守る子分みたいな感じだ。今もまさに、涼音さんに悪戯の計画を話し合っている。
 
「襲うって?」
「添い寝して、二人で悩殺しちゃおっか!」
「本当に? ……一緒にしちゃう?」
「弟君も、してほしいでしょ?」

 涼音さんは俺が何か言う前に、俺の左側に寝そべって、俺の肩に頭を乗せた。至近距離で俺と目を合わせて、やたら楽しそうに笑った。

「あははっ、なんかわたし、すごいエッチなことしてる。陽菜ちゃんもおいでよ」
「やだよ、恥ずかしいよ……」一人にされた陽菜ちゃんは少し心細げだ。
「わたしもしてるんだから、陽菜ちゃんもしなきゃダメ」
「えぇ……? お兄ちゃん、いい……?」
「むしろ、してほしい……。おいで、陽菜ちゃん」

 当然のように頷くと、陽菜ちゃんも、俺の右側に寝そべって、肩に頭を乗せた。二人の吐息をすぐ近くに感じる。二人のいい匂いに包まれて、陶然となった。
 俺は左右に広げていた腕で、二人の細い肩をぎゅっと抱き寄せる。二人の柔らかい胸が、俺の胸板に左右からあたる。

「きゃっ、お兄ちゃん……」
「なんか、弟君に遊ばれてるみたい……ふふっ」

 くすくす笑う声に挟まれる。どちらを向いても、可愛い女の子がいる。左側にはミディアムの髪、シミ一つない肌、形のいい巨乳の涼音さん。右側にはロングの髪、ゆで卵のようなつるつるの肌、控えめな胸の陽菜ちゃん。二人とも、俺と目を合わせて微笑んでいる。
 最高だった。涼音さんは俺に抱かれながら、耳元で囁かれる。

「贅沢だなぁ……わたしたち二人をこんな風に侍らせるなんて。いつか誰かに刺されちゃうかもよ?」
「もう死んでいいくらい、幸せだよ……」
「お兄ちゃん、すごい……まだ触ってないのに、こんなに大きくなってる」

 陽菜ちゃんは俺の股間を見て、感心した声を出す。涼音さんも股間に目を移し、手のひらをそろりとそのテントに伸ばした。

「そんなに興奮してるんだ? まあ、当たり前だよね。あはっ、こんなに固くしてる……」

 さっそく、下着の中に手を入れて、肉棒をしごいてくる。じわじわと快感が込みあげて、思わずため息をついてしまう。

「うあぁ……」
「陽菜ちゃんも触ってみなよ。カッチカチだよ」
「……そんなに固くなってるの? ……あっ、ほんとだ」

 涼音さんの指と、陽菜ちゃんの指が合わせて二十本、肉棒に絡みつく。まるで何か別の生物にしごかれているかのような感覚だ。いつの間にか先走りでシミがついた下着は取り払われ、血管の浮き出した醜悪な肉棒が、二人の細くて綺麗な指にしごかれているのを目の当たりにさせられた。

「カリ首までパンパン……どう、わたしたちの手で、手コキされるの、気持ちいい?」
「気持ちいいです……」
「キスしたら、もっと気持ちいいよ? んちゅ、ん……」

 ふいに、涼音さんが俺と唇を合わせ、すぐに舌をいれてくる。
 唾液を絡めあう、濃厚なキス。涼音さんの甘い唾液が入ってきて、吐息の熱さが伝わってくる。頭がぼんやりしてきて、脳みそが溶けそうな感じがした。
 手コキも続けられたままで、至福の快楽に包まれる。

「ん、ちゅ、れろ……」
「あぁっ、涼音お姉ちゃん! わたしも……!」
「……んはぁ、それじゃあ、次は陽菜ちゃんの番ね。ほら、弟君。今度は右を向いて」

 言われた通りにすると、陽菜ちゃんの目をつむった可愛い顔があって、何かを考える前に、唇にむしゃぶりついていた。

「ん、んん……! んちゅぅ……」

 まだ口の中に涼音さんの唾液の味が残っているのに、陽菜ちゃんの唾液が交じり合う。陽菜ちゃんの舌を吸い上げると、陽菜ちゃんは可愛い声で喘いで、ぎゅっと俺の右半分の体に抱き着いてくる。
 涼音さんも負けていなかった。俺が陽菜ちゃんとキスしている間も、カリ首に指を絡ませて、シコシコと肉棒を愛撫し続けてくれている。さらに、俺の首筋に舌を這わせてくれて、ゾクゾクする感触が全身に広がっていく。

「あぁ、涼音さん……陽菜ちゃん……」

 涼音さんに耳を引っ張られて、陽菜ちゃんとのキスをやめて左側を向くと、また涼音さんにキスされて、舌を吸われる。二人の女の子に交互に繰り返されるキス。まるで溺れているかのような気分になった。
 二人とキスを続けるうちに、段々と二人の足が、俺に絡んでくる。左足には涼音さんの足、右足には陽菜ちゃんの足。すべすべした感触がたまらない。陽菜ちゃんも涼音さんも、もし振りほどこうとしても無理なくらい、俺の体にぴったりとくっついている。

「ふふ、おちんちん、ぴくぴくしてる……そろそろイキそう?」
「お兄ちゃん、出ちゃいそうなの?」

 二人とも、俺の肉棒の反応で、絶頂が近づいていることに気が付いた。

「そのまま、一回手コキでイかせて……」
「しょうがないなぁ、わたしたちの魅惑の手コキで、いっぱい出しちゃえ」
「気持ちよくなってね、お兄ちゃん」

 二人とも、肉棒をしごくスピードをあげてくれる。
 さらに、涼音さんが俺の耳をぺろぺろと舐めてくれた。気持ちいい上に、じゅるじゅる、という卑猥な音が耳元で聞こえて、どうしようもなく興奮した。陽菜ちゃんも涼音さんを真似して、少し気恥ずかしそうにしながらも、耳に舌を這わせてくれる。
 とっくに限界は来ていた。精液が体の奥のほうから込み上げてくるのを必死に我慢して、射精寸前の極上の快楽を楽しむ。

「れろれろ……ほら、はやくイっちゃいなよ、弟君」
「ぴゅるぴゅるって、していいよ、お兄ちゃん」

 間近で囁かれる二人の声が頭の中に入ってくる気がして、もう駄目だった。

「うっ……出る……!」

 びゅるるるる! どぴゅるっ! びゅくっ!
 解放感とともに、熱いものが尿道を通って放たれる。全身が震えるような快楽とともに、何度も射精した。
 恍惚としながら見ると、陽菜ちゃんと涼音さんの手に、たっぷりとネトネトした白濁液がまとわりついている。ぽたぽたと、俺のお腹に垂れていた。涼音さんは、人差し指と親指の間で糸を引く精液を見てクスクス笑っている。

「すごーい、濃いのがいっぱい出たね」
「でも……お兄ちゃんは、まだ出せるもんね……?」

 陽菜ちゃんが、頬を紅潮させながら、すっかり発情した様子で言った。
 そんなことを言われたら、何回でも出せる気がした。
(つづく)







 
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