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グラビアアイドルが義姉になった! 「5話」




 優美さん主演の夢のようなAVでも見ている気分だった。しかしこれは画面の中ではなく、現実なのだった。
 感極まって震えながら、俺は優美さんのさらさらしてむちっと柔らかい太ももに触れて、言った。
 本物の優美さんの、Hなおまんこが、ここにある。陽菜ちゃんよりちょっと大人っぽいおまんこだ。

「優美姉さん……い、いいんですか」
「うん、直人に彼女が出来るまで、わたしが相手してあげるから……これからもずっと、わたしのファンでいてね?」
「そんな……当たり前です! 俺は、優美さんのこと、一生大事にします!」
「嬉しい。来て……わたしの中で、思いっきり気持ちよくなって?」
「優美姉さん!」

 ほとんど衝動的に、屹立した肉棒をその割れ目に突き立てていた。
 柔らかくて湿ったものに、ぬめぬめと包まれた。さっき覚えたばかりの腰使いでより深く挿入していくと、亀頭がヒダヒダを押し分けていって、たまらなく気持ちいい。
 相手が優美さんだということがまるで信じられなかった。しかし肉棒はしっかりと優美さんのおまんこに咥えこまれて、結合していた。

「全部、入った……?」
「ゆ、優美姉さん……これすごいです……」
「直人の、けっこう大きいね……奥まで届いて、感じちゃう……」

 優美さんはおへその辺りに指を当てて、ぎゅっと押した。すると、俺の肉棒に優美さんの指の動きが感じられた。
 俺は優美さんの中に入っているんだ、と感動した。
 同時に、優美さんの性器が、俺の精液を求めるようにうねうねと蠢き始めている。

「んっ、どんどん、中でおっきくなってる……興奮、してくれてるんだね?」
「優美さんとヤれるなんて、妄想の中だけかと……だから、夢見心地で……」
「ありがとう……そんなに思ってくれてるなんて。たくさん、わたしで気持ちよくなってね? 直人は、童貞さんなんだよね。お姉ちゃんが、動いてあげようか?」

 未だに奥までいれてから動けていなかった。このままでも半端なく気持ちいのに、動いたらどうなってしまうのだろう?
 そう思うと、優美さんに動いてもらうのでは、勿体ない気がした。自分は何もしないで優美さんを眺めながら気持ちよくなるのでは、いつものDVD鑑賞オナニーと変わらない。
 自分は優美さんを犯している、という実感が欲しくなったのだ。

「俺が、動かします……」
「大丈夫? 動いてみてごらん」

 優美さんはふふっと笑って、無防備に股を開いたまま、横たわった。潤んだ瞳で、俺を見上げている。
 少しずつ肉棒を優美さんの中から抜いていくと、愛液まみれのヒダを逆なでる感触で、思わず喘いでしまう。

「うあ……優美さんのナカ、すごい……」
「我慢だよ、直人。いっぱい溜めて、最後に思いっきり出していいからね? ――あんっ!」
「優美姉さん……っ!」

 身体の中で燃え上がるような欲情を感じて、一気に、深くまで突き刺した。
 脳天まで電気が走るような快感があった。そのまま一度、二度と突き込んでいく。勢いに乗ると止まらなかった。
 ベッドがギシギシ軋み、どんどん呼吸が荒くなってくる。

「ん、あっ……直人、上手、だよ……あぁんっ!」
「姉さん、姉さん……!」

 優美さんは俺がぶつけるようにして腰を振るのを、ぱちゅんぱちゅんという水音を響かせながら、受け止めてくれていた。
 浅いところまで抜いて、一番奥まで掻き分けて、を繰り返すと、結合部から温かい粘液が溢れはじめる。
 優美さんもすごく感じてくれているみたいだった。段々と喘ぎ声は大きく、色っぽくなっていく。

「直人、おっぱいも、触って――んんっ!」
「っっっっっ!」

 腰をせわしなく動かしながら、俺は屈みこんで、優美さんの胸に指を食いこませた。
 とてつもなく柔らかくて、でも弾力があって、もちもちとするような最高のおっぱいを揉みしだいた。肉棒も手のひらも柔らかいものに包まれて、女の子の体に、優美さんに溺れた。
 こんなに幸せなことは他にないと思った。

「んあぁっ! 直人、わたし……もうイキそう……直人が、激しいからぁっ!」
「姉さん、俺も……! もう、でちゃいそうです……!」

 射精まで秒読みなのがわかった。身体の内側から、熱いものがこみ上げてきて、今にも暴発しそうなのがわかる。
 その甘く喘ぐ息があたるくらい、目の前に優美さんの美しい顔があった。
 理性も何もかもなくなって、衝動的に動いていた。優美さんの唇に、むしゃぶりつくようにキスをする。
 優美さんは受け止めてくれた。唾液まみれの舌を絡めるようにして、キスを返してくれた。

「んちゅ……れろっ……直人、わたし、イク、イクぅ……!」
「姉さん!」

 びゅるるっ……!
 次の瞬間、とんだ。ヒューズが切れるような、でも満たされるような感覚で、あらゆるものが自分の中から吐き出されるような気がした。
 肉棒が、筋が攣りそうなくらい脈動して、精液を優美さんの子宮の中に、注ぎ込んでいく。
 中出しは、普通の出すのとはわけが違った。ヒダヒダに絞られるようにされながら、温かい性器に射精するのは、他では絶対味わえない快感だった。
 
「んああっ! 直人ぉっ! ふあぁっ……すごい、いっぱい、でてる……」
「はあ……はあ……」
「わたし、とっても、気持ちよくなっちゃった……こんなにすごいの、久しぶりだよ……直人も、わたしのナカ、満喫してくれた?」
「一生忘れません……」

 挿入しっぱなしのまま、からっぽになって呆然としていると、優美さんが起き上がって、俺を抱いた。手のひらで、ぎゅっと後頭部を抱いてくれている。
 顔の左右に柔らかい乳がぎゅっと押し付けられて、その感触と、優美さんの女体のいい匂いとで、もう溶けそうになった。

「直人、これからもお姉ちゃんと仲良くしようね……」
「優美姉さん……一生大事にします……」
「ふふっ、新婚さんみたいなこと言って、おかしい。わたしたちは、姉弟だよ?」

 なんて幸せな姉弟関係だと思った。
 衣擦れの音がして、すぐそこに陽菜ちゃんがいることを思い出した。見ると、頬を赤らめて、もじもじとしている。これまで俺たちの逢瀬を息をひそめて見守っていたのだ。
 おずおずと言った。

「お姉ちゃん、すごく気持ちよさそうだった……わたしも、気持ちよく、なれるかな……」
「今日は初めてだったから痛かっただけよ。直人がいいなら、Hの練習してもらっても、いいんじゃない?」
「お兄ちゃん……わたしも、気持ちよくなりたい……いい?」

 姉だけでなく妹まで自分のものに出来るようだった。幸運すぎて怖くなった。夢かと思って腰を動かすと、確かに優美さんのおまんこの感触があって、嬉しくて優美さんの体を思い切り抱きしめた。

「優美さん……俺、幸せ者です……」
「嬉しくなること言っちゃって……これからも、直人に彼女が出来るまで、特別ファンサービスしてあげるからね……いい?」
「もうファンの域とっくに出てますよ……」

 優美さんはおかしそうにふふと笑った。
 なんとなく全身の感覚が研ぎ澄まされていて、でも頭は全く働かない賢者モードがやってきていた。いつもならオナニーした罪悪感に苛まれるところだが、今日は違った。
 俺は大好きなグラビアアイドル、そして義姉の優美さんと、セックスした……
 解放感と心地よい疲労感に包まれて、俺の意識は泥沼の中に沈んでいった。

・・・

「お兄ちゃん!」
「直人、お帰り」

 学校から下校すると、校門のところで、優美さんと陽菜ちゃんが姉妹揃って待ってくれていた。優美さんは紙袋を手に持っていた。

 あれから日にちが立って、親が新婚旅行から帰ってくると、さすがに家ではイチャイチャしにくくなったが、俺と姉妹の仲はどんどん深くなっている。
 今日みたいに、親がいないときは、一分一秒でも早く家に帰って、お楽しみの時間を満喫する。

「ちゃんとオナ禁した、直人?」
「もちろんです!」
「あっ、お姉ちゃんのポスター」

 水着姿の優美さんが、セクシーなポーズでカメラにウインクしているものだった。
 それを見て、学生たちが欲まみれの目でつぶやく。

「湊優美、いいよなあ……」
「実は俺、最新作品買ったぜ。今日、見ていくか?」
「マジ? よっしゃ、今日は優美さんで抜きまくるぞ……!」

 その盛っている様子を見て、俺は憐れに思ってしまう。
 湊優美、いや上坂優美は、今、完全に俺のものなのに。おっぱいを思う存分揉みしだかれて、おまんこに俺の肉棒を突き込まれまくって、精液を注がれまくっているのに。俺の肉棒でよがって腰を振りまくって、あまつさえその妹さえも俺の肉棒に服従しているというのに。
 今隣にいる優美さんはもちろん、目深に帽子をかぶり、一般人に変装している。

「直人、本物がこっちにいるのに、ポスターばっかりみないで」
「すみません……あまりにも魅力的で」
「直人は、本物がいるのにDVDで抜いちゃうんだから、もう」
「だって、作品の中の優美姉さんも素敵なんです」
「そういうかと思って……ふふっ」

 優美さんは紙袋を開けて、その中身を、そっと俺に見せた。
 綺麗な色合いの、可憐な水着が入っていた。

「今日は、実際に使った撮影用水着、持ってきたよ? いっぱい楽しもうね?」
「優美さん……」
「DVD買わなくても、本物のお姉ちゃんがいるんだから。わかった?」

 俺は力強く頷いて、姉妹との甘い性活の待つ自宅へ向かって二人を連れて踏み出した。

(終)



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