26, 2015
グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<6>
お昼ご飯を食べきらないまま昼休みが終わり、俺は達成感と、気持ちのいい疲労感でぼんやりしながら教室に戻る。
どこ行ってたんだよ、とクラスメートに聞かれるけど、これもまた適当にはぐらかす。不思議そうな顔をするやつもいれば、何か面白いことをやっているのかと興味津々に追究してくるくるやつもいた。どちらも、まさか俺が陽菜ちゃんと、屋上でイチャイチャエッチをしていたなんて、ちっとも考え及んでいない。
(俺だってこうなるまでは想像もしなかったもんなぁ……)
他のやつらは、美人グラドルのナカを掻きまわす快感だったり、美少女高校生を開発して感じさせる征服感を味わうことは、ほとんどないんだろう。そう思っていると、授業中もつい、ニヤニヤしてしまう。隣の女子にそれを見られて、変な表情をされたけど、気にもならなかった。
真面目に勉強する気も起きず、気づいたら学校は終わっていた。今日は特にこの後、用事がない。確か陽菜ちゃんもそうだったから、一つ下の教室に迎えに行こうとすると、すでに陽菜ちゃんがドアのところで待っていた。
「お兄ちゃん……」
陽菜ちゃんの可愛さは一つ上の学年でも有名だ。その陽菜ちゃんが俺と親しそうにアイコンタクトをとっているのを見て、友達たちは呆気にとられていた。
さらに、その呼び方を聞いて、周りの友達が「そういえば苗字同じだけど、妹なの!?」と首をかしげているのを無視して、俺は陽菜ちゃんのもとに向かう。
「一緒に帰ろう?」
ちょっと恥ずかしそうに言ってくる様子がめちゃくちゃ可愛い。
帰り道も、たわいのない話をしながら、二人きりで家へ向かう。家に近づいて、誰も知り合いがいなくなったところで、何気なく手を繋ぐと、顔を赤らめながら微笑んでくれる。
「今日だけどさ、家に帰ったら……どうする?」
両親が出かけていて、優美さんが休みを取っているということは、やることは決まっている。わかっていても、期待が膨らんで聞かずにはいられなかった。
「それがね、実はお姉ちゃんと一緒に準備したの」
「準備?」
「うん……お洋服とか。どんなのかは、秘密だよ」
そう言われると、むしろ気になって仕方ない。でも何度聞いてもお楽しみということなので、もう期待するしかない。
家につく頃には、様々な妄想で頭がいっぱいになっていた。二人ともどんな服を着てくれるのだろう? もしかしたら、それ以外にもみんなで楽しめるよう色々考えてくれているのかもしれない。
玄関にまでたどり着いた時には、わくわくが最高潮に達していた。陽菜ちゃんもこれからが楽しみなようで、ずっとニコニコしている。
「お姉ちゃん、お帰り!」
開いた玄関扉から出てきたのは、コスプレをした優美さんだった。
(すごい、似合ってる……! この衣装は、「恋愛病棟」のときの……!)
これまでに見たグラビアDVDの記憶が頭の中を駆け巡り、あるDVDの映像と同じ衣装を着ていることにすぐ気づいた。目の前に、映像と同じ姿の優美さんがいることに感動した。
「ただいま、二人とも……この恰好、どうかしら?」
優美さんはピンク色のナース服を着ていたのだった。ワンピース型の、一般的なナース服だ。頭には、しっかりナースキャップを被って、完全になりきっていた。服の下から伸びた足には、黒いストッキングを履いて、大人の色気も醸し出している。高めのヒールが、おしゃれに足先を飾っていた。
しっかりしたお姉さんみたいな雰囲気もありながら、エッチな雰囲気も漂う衣装だった。
陽菜ちゃんは目を輝かせて言う。
「お姉ちゃん、すごく似合ってるよ!」
「ほんと? 喜んでくれて嬉しい。直人も嬉しそうで安心した」
表情から、俺の気持ちを読み取る優美さん。俺たちを家に迎え入れながらこう言った。
「二人とも、今日からご両親が帰ってくるまで、たっぷり楽しもうね」
「うん!」
「はい! 優美姉さん」
俺たちが胸を躍らせながらひとしきり準備を済ませて居間に向かうと、優美さんはテーブルに座って、足を組んで待っていた。その姿には大人のお姉さんの風格がある。
「ソファに座ってね」
テーブルの上には、聴診器と、注射器と……そして、なぜか試験管がいくつか置いてある。そのうちの一本には、何やら怪しげな液体が入っていた。
(いったい何に使うんだろう……?)
不安はなく、期待しかない。優美さんなら、何か面白い企みをしてくれているだろうという信頼があった。それは陽菜ちゃんも同じようで、興味津々でそれらの器具を眺めている。
「お兄ちゃん、あれ、何に使うのかな……? わたし、お洋服の準備しか、手伝ってないから」
「なんだろうね。想像もつかないや」
「ふふ、変なことされちゃったらどうしよっか」
陽菜ちゃんが楽しそうに言う様子を見ていると、すごく癒された。
そのうちに、優美さんは聴診器を首にかけている。コツコツとヒールの音を立てて、俺たちの前に立った。
「さて、今日はまず、二人の身体検査から始めるわ。これからの数日間、たっぷり楽しめるように、ね? まずは、陽菜の身体を診察します」
「わたしから……? お兄ちゃんじゃないの?」
「そうよ。陽菜にはこの後、お兄ちゃんの検査を手伝ってもらうから」
「そっか……いいよ、お姉ちゃん」
陽菜ちゃんは顔を赤くして、優美さんと見つめあう。俺は、優美さんが陽菜ちゃんの前でしゃがみ込むのを見ながら、早くも股間が勃起してきていた。
(この姉妹、女の子同士でしちゃうんだよなぁ……)
俺が初めて二人とエッチする成り行きになったのも、二人がそういう関係だったからだった。思い出すと、あれを最初に見たときはめちゃくちゃ興奮したものだ。
優美さんは、陽菜ちゃんの髪をそっと撫でながら、間近でその目を見つめている。
「これからたっぷり楽しむためには、女の子として、ちゃんとお兄ちゃんを受け入れてあげないといけません。まずは、リラックスしましょう。陽菜、いい?」
「うん……んっ」
二人はぴったりと唇を合わせて、キスを始める。お互いに舌をいれあって、ディープなキスを始めると、陽菜ちゃんは目元をとろけさせて、くたりと力が抜けているのがわかった。
(姉妹だけあって、息がぴったり合ってるな……)
女の子同士の、甘ったるいキスを見ているだけで、俺は息子がびくびく反応するのがわかった。
「ん……ちゅ……はぁっ」
優美さんは唇を離すと、静かに首にかけた聴診器を胸にあてる。そして、片方の手を額に当てながら、こうささやいた。
「少し、鼓動が早くなっているみたい……少しお熱もあるみたいね?」
「ふあ……お姉ちゃんのせいだよ……」
「さて、リラックスしたところで、女の子の部分がちゃんと反応しているか、確かめます。脱がしちゃうね、陽菜?」
「お姉ちゃん……して、いいよ」
優美さんはスカートの下に手を入れて、その下着をそっと下す。当たり前だけど、さっきのお昼休みに見たのと同じ下着だ。
陽菜ちゃんはそれを取り去られると、恥ずかしそうにしながらも、自ら股を開いた。
「お姉ちゃん……検査、お願いします」
「そこでなんだけど、陽菜。今回は特別な検査方法を取ろうと思います」
「どんな方法?」
「正常におまんこが機能しているか確かめるために、味をチェックしようと思います。いいかしら?」
「お姉ちゃんならいいよ」
「それじゃ、しちゃうよ……?」
優美さんは屈みこんで、陽菜ちゃんの股の間に顔を寄せた。舌を長く伸ばして、優しく割れ目に添わせる。
「あああっ……! おね、ちゃ……ああうぅっ!」
絶世の美人グラドルが、美少女の妹の秘所をぺろぺろと舐める姿は、何とも言えず卑猥で美しかった。
陽菜ちゃんはすっかり気持ちがよさそうに、首をのけぞらせて、白いのどを無防備にさらけだしている。
「うぁっ、こんなのすぐイっちゃうよぉ……! だ、だめ、お姉ちゃん!」
「……うん、いつも通りのお味ね。直人も、確かめてみる?」
「え、いいんですか!?」
「もちろん。陽菜のおまんこ、舐めたことある?」
「ないです……」
「それなら、直人も検査できるように、健康な時の陽菜の味、知っておかないとね?」
「わ、わかりました……!」
陽菜ちゃんのその部分は、奥から溢れ出る愛液と、優美さんにたっぷり塗ってもらった唾液で、てらてらと光っていた。鮮やかなピンク色で、まだまだ使いこまれていない感じがある。
(可愛いおまんこだ……)
顔を寄せると、女の子の匂いが香った。なんともエッチな匂いで、思わず近くで嗅いでしまう。陽菜ちゃんはさすがに困った顔になって、両手でおまんこを隠した。
「恥ずかしいよぉ……」
「大丈夫よ、陽菜。お兄ちゃんに舐めてもらいなさい?」
「……そうする……そのかわり、見ないでね?」
そう言って、俺の目を手でふさいでくる。柔らかい手のひらの感触以外には、陽菜ちゃんの匂いしか感じられなくなった。何も見えない分、なんだかエロイ気がした。
「陽菜ちゃん、いくよ?」
「いいよ……あっ、お兄っ……んあっ!」
鼻までうずめるようにして、陽菜ちゃんのそこにしゃぶりついた。とろとろで柔らかい陽菜ちゃんのおまんこを舐めているという状況に興奮して、股間はガチガチになっている。
(陽菜ちゃんのここ……こんな味なんだ……!)
甘酸っぱいような、エッチな味だった。美味しくて、じゅるじゅると吸い立てる。舌で下から上にぺろり、ぺろりと舐めてみると、奥から奥から、どんどんお汁が出てくるのがわかった。
「あっ、ああっ! そんなにしちゃ、ダメぇっ!」
そのうち、ぷっくりと尖っている突起みたいなものを唇で感じたから、そこを重点的に吸うと、陽菜ちゃんは一際大きい声で喘いで、俺の目を押さえる手のひらに、ぎゅっと力を込めた。
「だめ、イっちゃう! あ、あうぅぅ! 出ちゃうよぉっ!」
次の瞬間、温かい液体が、俺の顔にぴゅるっとかかるのがわかった。
(これは、陽菜ちゃんの……!)
なんとなく嬉しくなりながら、よけることもせず何度も出てくるそれを顔面に浴びてしまった。
陽菜ちゃんの手が取り除かれると、真っ赤な顔で泣きそうな表情になっている陽菜ちゃんがいた。
「お兄ちゃん……ごめんなさい……かけちゃった」
「俺はぜんぜん大丈夫だよ」
「あらら……陽菜ったら、お兄ちゃんに舐めてもらってよっぽど嬉しかったのね? ふふ」
「ううぅ……」
優美さんがハンカチで顔を拭いてくれた後も、陽菜ちゃんの匂いが残っていた。
陽菜ちゃんは申し訳なさそうに身体を縮めながらも、快感の余韻で、どこか遠くを見る目で、ぐったりとソファに身を預けている。
「そろそろ戻ってきた、陽菜?」
「うん……ぼーっとするけど、頑張る……」
陽菜ちゃんがぱんつを履かないまま、起き上がったところで、優美さんはテーブルから注射器を持ってきた。その中には、さっきまで試験管の中にあった液体が、はいっている。
(なんだろう、この液体……)
「さて、次は直人がちゃんと、男の子として活動できるかどうか、二人でチェックしましょ?」
「うん……次は、お兄ちゃんの番だよ……?」
ぼんやりとした表情で、陽菜ちゃんはちょっとエッチな笑みを浮かべた。
(つづく)
コメントや拍手、ありがとうございます! 更新の励みになるので色んな人にしてもらえると本当に助かります! 一言でも作者の心は安らぎます(><)
もし小説でムラムラが収まりきらない時は広告から適当にエロゲ―やエロ漫画でもどうぞ。ビジュアルって強いですから使えるやつはけっこう使えますよ?
16, 2015
グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<5.5>
お昼ご飯を食べきらないまま昼休みが終わり、俺は達成感と、気持ちのいい疲労感でぼんやりしながら教室に戻る。
どこ行ってたんだよ、とクラスメートに聞かれるけど、これもまた適当にはぐらかす。不思議そうな顔をするやつもいれば、何か面白いことをやっているのかと興味津々に追究してくるくるやつもいた。どちらも、まさか俺が陽菜ちゃんと、屋上でイチャイチャエッチをしていたなんて、ちっとも考え及んでいない。
(俺だってこうなるまでは想像もしなかったもんなぁ……)
他のやつらは、美人グラドルのナカを掻きまわす快感だったり、美少女高校生を開発して感じさせる征服感を味わうことは、ほとんどないんだろう。そう思っていると、授業中もつい、ニヤニヤしてしまう。隣の女子にそれを見られて、変な表情をされたけど、気にもならなかった。
真面目に勉強する気も起きず、気づいたら学校は終わっていた。今日は特にこの後、用事がない。確か陽菜ちゃんもそうだったから、一つ下の教室に迎えに行こうとすると、すでに陽菜ちゃんがドアのところで待っていた。
「お兄ちゃん……」
陽菜ちゃんの可愛さは一つ上の学年でも有名だ。その陽菜ちゃんが俺と親しそうにアイコンタクトをとっているのを見て、友達たちは呆気にとられていた。
さらに、その呼び方を聞いて、周りの友達が「そういえば苗字同じだけど、妹なの!?」と首をかしげているのを無視して、俺は陽菜ちゃんのもとに向かう。
「一緒に帰ろう?」
ちょっと恥ずかしそうに言ってくる様子がめちゃくちゃ可愛い。
帰り道も、たわいのない話をしながら、二人きりで家へ向かう。家に近づいて、誰も知り合いがいなくなったところで、何気なく手を繋ぐと、顔を赤らめながら微笑んでくれる。
「今日だけどさ、家に帰ったら……どうする?」
両親が出かけていて、優美さんが休みを取っているということは、やることは決まっている。わかっていても、期待が膨らんで聞かずにはいられなかった。
「それがね、実はお姉ちゃんと一緒に準備したの」
「準備?」
「うん……お洋服とか。どんなのかは、秘密だよ」
そう言われると、むしろ気になって仕方ない。でも何度聞いてもお楽しみということなので、もう期待するしかない。
家につく頃には、様々な妄想で頭がいっぱいになっていた。二人ともどんな服を着てくれるのだろう? もしかしたら、それ以外にもみんなで楽しめるよう色々考えてくれているのかもしれない。
「ねえ、お兄ちゃん」
「どうしたの」
「はやくお家に帰りたいかもしれないけど……ちょっと寄り道していかない?」
「え、いいけど」
「やったぁ」
陽菜ちゃんはにこにこ嬉しそうに笑っている。こっちまで癒されるような可愛い笑顔だ。
どこへ行くのかと思ったら、家の近くにあるショッピングモールだった。どうやらショッピングに付き合ってほしいみたいだ。女の子ほどではないけど、ぶらぶら店を見て回るのは嫌いじゃない。
人が多い中でも、手をつないだまま歩くのは少し恥ずかしかった。陽菜ちゃんも恥ずかしそうなそぶりを見せていたけど、それでも手は離さなかった。
しかも、突然こんなことを言ってきた。
「お兄ちゃん、わたしにどんなお洋服着てほしい……?」
「え……」
(俺が選んでいいのかな)
要は一緒に私服を選んでほしいということだろう。
思わず顔を二度見すると、恥ずかしそうにはにかんだ。
「わたしもお兄ちゃんにもうちょっと格好いい服着てほしいから」
「普段着ダサくてごめんね……」
「お兄ちゃんとは、エッチだけじゃなくてこうやってお出かけもしたいんだもん」
陽菜ちゃんは、おしゃれに興味津々の高校生だ。ちょっと値段が高めな服が並ぶ、可愛い装いのお店に連れて行ってもらった。
周りは店員さんもお客さんも女性ばかりで、なんとも言えない気分だ。周りの目が気になってしまう。
「こういうお店に入るの、緊張するなぁ……」
「わたしとお兄ちゃん、カップルだと思われてるのかな」
陽菜ちゃんは嬉しそうに俺の手を引いて、この服どうかな? と聞いてくる。どれも似合いそうで、服よりも陽菜ちゃんの表情ばかりが気になった。
試着室に入って、新しい服に身を包んで現れる陽菜ちゃんは、どの服を着ていても可愛かった。あの優美さんと同じDNAを持っているだけあって、もとの素材がいいから何を着ても似合っていた。
「お兄ちゃん、まじめに考えてくれてる……?」
しまいにはそう言われてしまった。途中からぼうっと妄想ばかりしていたから仕方ない。
試着室に一緒に入って、こっそりエッチすることばかり考えていたのだ。きっと着替えている途中の陽菜ちゃんは、俺が急に入ってきたことに驚いて、ダメだよと言いながら、結局やらせてくれるはず……
でも、今陽菜ちゃんは服選びを楽しんでいるようだから、やめておいた。
(今我慢すれば、家でこれからたっぷりエッチできるんだ……)
こんなに普通の女の子らしくショッピングを楽しむ陽菜ちゃんが、俺のことが好きで、俺とのエッチを楽しんでいるのが不思議な感じがした。
最終的に俺が気に入った服を陽菜ちゃんは買った。晴れ晴れとした顔で新しい服の入った袋を手に店を出た。
「お兄ちゃんの服も買わないと」
「俺のは適当でいいよ……」
「ダメ、ちゃんと買うの。それで、買い終わったら、甘いもの食べに行かない……かな? わたしの好きなお店があるの」
「行きたい! なんか、全部案内してもらっちゃってごめんね」
「ううん、いいの。でも……今度からは、お兄ちゃんにデートに誘ってほしいな」
陽菜ちゃんは俺の手をぎゅっと握りながら消え入りそうな声で言った。そんなことを言われたら、嬉しくて仕方なかった。
俺のために、陽菜ちゃんはさっぱりした感じの格好いい服を選んでくれた。陽菜ちゃんが着てほしいと言うのなら、何の問題もないからあっさりそれを買った。
そして、陽菜ちゃんがオススメするお店に向かった。ここもまた女の子たちや、カップルばかりが並んでいるお店で、自分たちがその列に加わっているのが不思議な気分になった。
「陽菜ちゃんはよくここに来るの?」
「実はわたしもまだ、食べたことない。でも美味しいってクラスのみんなが言ってたの。だからお兄ちゃんと一緒に来ようって……」
「そうなんだ、楽しみだよ」
そのお店に入って、テーブルに向かい合わせに座った。きっちりとしたウェイトレスさんが注文を聞いて、品を持ってきてくれた。陽菜ちゃんみたいな美少女と、こんなお洒落な店でデートできるのが、めちゃくちゃ幸せだった。
ぼうっと陽菜ちゃんのことを眺めていると、話しかけられた。
「これ、やっぱりすごくおいしいね」
「ああ……うん。おいしい」
「お兄ちゃん、何か考え事してた?」
「ちょっとだけね」
「もしかして、お兄ちゃんのことだからまたグラビアのこと考えてたの?」
「俺だってそれ以外のことも考えるよ」
「別にわたしはいいよ。お兄ちゃんの趣味だもん。そういえば、お姉ちゃんのドラマ見た?」
「昨日の夜、見たよ」
「お姉ちゃん、綺麗だよね。天辻お姉ちゃんも出てたけど、そっちも綺麗だった」
何気ない話をしていると、いつの間にか時間が過ぎていた。早めに帰らないと折角家で待ってくれている優美さんが可哀想だということで、今日はこれで帰ることにした。
「……あ、お姉ちゃんから通信来た。待ち遠しいから早く帰ってきて、だって」
「ほんとだ、俺にも来てる」
三人で作ったグループ以外に、個人の通信も来ていた。
「特別な衣装、用意したからお楽しみに」
さっきも、陽菜ちゃんは優美さんと新しく服を準備したと言っていた。一体、どんな服を用意してくれたんだろうか?
玄関にまでたどり着いた時には、わくわくが最高潮に達していた。陽菜ちゃんもこれからが楽しみなようで、ずっとニコニコしている。
(この扉の向こうに入れば、もう俺と優美さんと陽菜ちゃんだけの世界が待ってるんだ)
それは俗世と離れた、三人だけの楽園のような世界だった。はやくも股間が疼きだす。
「お姉ちゃん、お帰り!」
陽菜ちゃんがそう言って、玄関扉を開くと、部屋着姿の優美さんが顔を出す。
「ただいま、二人とも。はやく入って……準備は出来てるからね?」
(つづく)
17, 2015
グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<7>
「さて、検査を続けるね、直人?」
そして俺は優美さんと向き合った。
俺はソファにどっかりと座って、股を開いている。その間に身体をいれるようにして、優美さんはしとやかに正座している。こうして近くにいるだけで、大人の女性の色気がむんむんと漂ってくる。
(あのグラビアDVDを思い出すなぁ……)
恋愛病棟というタイトルで、内容は、病院の患者視点のカメラの前で、優美さんがナース姿でお世話してくれたり、色々なあられもない姿を見せてくれる感じだった。
あの映像だけでもけっこう興奮したのに、目の前で本物の優美さんがそれ以上のことをしてくれると思うと、幸せすぎておかしくなりそうだ。
「さっそく大きくなっているみたいね……」
言う通りで、触られる前から、俺の息子はテントを張っていた。
優美さんは、ズボンの上から優しくテントを撫でた後、ゆっくりジッパーを下していく。
ぼろん、と出てきた肉棒を見て、優美さんはにっこりと笑みを浮かべた。俺と優美さんのやり取りを見ていた隣の陽菜ちゃんも、興味津々に俺の肉棒を見つめている。
「お兄ちゃん、すごい興奮してくれてるね」
「嬉しいわ。さて、触診だけじゃ、足りないよね?」
そう言って、優美さんはぺろりと自分の唇を舐めて、微笑む。
(これは、もしかして……俺のも……!)
いっぱいに膨れ上がった期待を、優美さんは叶えてくれた。
「直人の男の子の部分も、いつも通りの味がするか、チェックしてもいい?」
「お、おねがいします……!」
「うん、力んじゃいけませんよ? 気持ちよくなっちゃうかもしれないけど、我慢して……」
そうして、優美さんは俺のモノの根元に両手を添えた。ヒクヒクしているそれに、いとおしそうに美しい顔を寄せて、ぺろりと舌を出す。
舌先でちろり、ちろりと尿道口を舐めてくれた。もったいぶるように、先っぽしか舐めてくれなかったけど、俺は強烈な快感に震えていた。
(優美さんが、俺のコレにこんな下品なことをしているだなんて……!)
陽菜ちゃんにしてもらっているときもいつも思うけど、醜い肉棒と綺麗な顔のコントラストは、なんだか犯罪的な気持ちにさせられる。
舌先の愛撫を続けて、俺の亀頭に唾液を塗りながら、優美さんは俺を見上げて、こう言った。
「直人のおちんちんの味も、OK。いつも通り、いやらしい味がする」
「あっ、優美姉さん……! そこ、敏感で……!」
「それじゃあ、次の段階の診察に入ろうかしら。一番大事な検査……精液の検査。十分な量、濃い精液を射精が出来るか、確かめちゃうね」
そして、優美さんは優しく手のひらで肉棒の皮をしっかり剥ききった。
(ゆ、優美さんがこんな凄いことをしてくれるなんて……!)
先っぽをぱくりと咥えた後、肉棒を飲み込むように深くまで咥えていく。ずぶり、ずぶりとまるで挿入しているかのような感覚だった。温かい唾液で包まれて、ぬるぬるする舌が、絡みついてくる。
「優美姉さん、それ……すごい……!」
「んふふ……」
優美さんは色っぽく笑いながら、顔ごと上下に動かした。手のひらで、根元のところをしごくのも忘れていない。
陽菜ちゃんはそれを見て、あまりにもエッチな光景に頬を紅潮させている。俺があまりの快感にうめくのを聞いて、少し羨ましそうだ。優美さんにも感激した様子だ。
「お兄ちゃん、気持ちよさそう……わたしも、お姉ちゃんみたいにすごいおしゃぶり、できるようになりたい……」
「んじゅる……陽菜にも今度、もっとすごいやり方教えてあげる……じゅぽっ」
「やった……楽しみ、お姉ちゃん」
優美さんは一旦肉棒から口を離した。ねっとりした唾液が、唇に糸を引く。優美さんの涎まみれの肉棒は、嬉しそうにずっとヒクヒク震えている。
「そろそろイきそう、直人? これは射精の検査なんだから、出すの我慢しなくていいの。気持ちよくてたまらなくなったら、わたしのお口の中に、ぜんぶ出してください」
「い、いいんですか?」
「その代り、たっぷり濃い精液が出なかったら、失格よ?」
「は……はい!」
「いいお返事です。それじゃあ、いくわね……ん……」
優美さんは再びヌルヌルの肉棒を咥えていく。そして、肉棒を口の中で舐め回すように、舌をぐるりと一周させた。一寸の隙なく、唾液を塗りたくられる。
そして、優美さんは顔を上下させる。先ほどと違って、リズミカルに、スピードよく口の中でしごいてくれた。さらさらと髪が流れるのを指でかき上げて、耳の後ろにかける。
「んぐ……ひもちいい、なおと……?」
「やばいです、優美姉さん! 俺、もう……!」
ぴちゃ、ぴちゃと、あふれ出した唾液と優美さんの唇が当たって、音を立てる。自分の股間にぴったりと吸い付いてくれている優美さんを見ると、もう我慢できなくなって、睾丸がどくん、どくんと勝手にうごめきだした。
びゅるるるっ……!! びゅくっ、びゅくっ!
「あ、もう俺、出てますっ……うぐっ!」
「ん、ぶ……! んう……!?」
優美さんは動きを止めて、びくびくと震えながら白濁液を吐き出す肉棒をしっかり口に含んでいる。しかも、射精を促すように強く吸い付いてくれるものだから、たまらなかった。
(やべえ……優美さんの吸引気持ちよすぎる……! 何から何まで吸いとられちゃいそうだ……!)
幾度も出した後、やっと射精が終わると、優美さんはそのまま顔をあげた。ちゅぽん、と出てきた肉棒には、一滴も精液は残されていない。
そして、残っていた試験管を手に取る優美さん。そのうえで口を開け、妖しくほほえんでぺろりと舌を出す。そこには大量の精液が泡立っていた。とろとろと、試験管の中に流れ込んでいく。
「れろぉ……」
(なんだこの光景……エロすぎる……!)
呆気に取られているうちに、精液はどんどん試験管の中にたまっていく。
「……ふふ、綺麗にまっしろなのが出たわね。味も濃厚だったし、合格」
「お、お姉ちゃん……こんなの、エッチすぎだよ……!」
「たまには、こういう卑猥なことも楽しいでしょ? 陽菜がそんなに恥ずかしがらなくてもいいのよ?」
「わたし、そんな、恥ずかしいわけじゃ……ただ、お姉ちゃんがそんなことするなんて……」
「だって今のわたしは直人の看護師だもの。特別なんだからね? しっかり目に焼き付けておけたかしら?」
「は、はい!」
「それじゃあ、精液検査はこれで終わりね。おつかれさま」
そう言って、優美さんは試験管を軽く指ではじいて、たっぷり溜まった、俺の精液と優美さんの唾液の混合物を揺らした。
「陽菜も、これの味見する?」
「わたしはお昼休み、もう……あっなんでもない」
「うん?」
「なんでもないよっ」
「それならいいわ。これで前座はおしまいだから本番に入りましょう?」
(前座だったんだ……これからもっと、いろんなことしてくれるだんて、身体がもつかどうか)
快楽の余韻に浸りながらなんとなく思っていると、ふいに、優美さんが懐から例の注射器を出した。中は液体で満たされている。
「直人、ちょっとしたおクスリがあるんだけど、使う?」
「え、なんですか」
「男の子が元気になるおクスリ。直人が全部搾り取られちゃってカラカラになっちゃったら、つまらないでしょ?」
「そんなものまで用意したんですか!?」
「わたし、最近お仕事が忙しすぎてストレス溜まってるの。直人にちゃんと解消させてほしいから、ね?」
優美さんは、楽しそうに笑うのだった。
・・・
ソファに座って少し休憩している間、優美さんと陽菜ちゃんはずっとおしゃべりしていた。
「陽菜、お兄ちゃんに、アレしてもらえてよかったわね。ふふ」
「恥ずかしくて死んじゃうかと思った……」
「でも、気持ちよかったでしょ? あんな風になってる陽菜、なかなか見れない」
「やめてよお姉ちゃん……」
そう言って、ちらりと俺の顔をうかがう陽菜ちゃんの顔は赤い。
「またして欲しいって、お兄ちゃんに言って来れば?」
「やだよぉ……そんなのできないよ」
「それならわたしから言っておくよ?」
優美さんもこっちを見て、にっこり笑った。陽菜ちゃんはふてくされたように言う。
「お兄ちゃん……お姉ちゃんの言う通りにしなくてもいいんだからね」
「ふふ、ほんとは期待してるのにね」
「そんなことないもんっ」
赤面したままちょっと怒った顔をしてみせる陽菜ちゃんが、可愛くて仕方ない。癒されていると、未だナース姿の優美さんが隣にくっついて座ってきた。
「ねえ、次は何しよっか……」
じっと見つめながら言ってくる優美さん。身を預けるようにもたれてくるから、ドキドキしてたまらない。さらさらした髪、柔らかい身体……さっきのくすりの効果もあってか、射精したばかりなのに、ムラムラしてきてしまう。
「まだ固いまま? 検査、続けられそう?」
どうこたえようかと思っていると、おもむろに優美さんが俺の息子に指を這わせた。半勃ちだったそこがさわさわと優しい刺激を受けて、むくむくと大きくなりだす。
「ふふ、元気になってきた」
「お兄ちゃん、もうできそうなの?」
美少女姉妹が期待の目で見てくるものだから、男として奮い立たずにはいられなかった。
「何回だって……!」
「それなら、これから一番大事な最終検査、する?」
「なんのですか?」
「ええっと……腰の動きの検査、かな?」
そう言って優美さんは悪戯っぽく笑った。
(つづく)
15, 2015
グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<8>
「これが一番大事な検査なんだから……頑張ってね」
そう言って、優美さんはふいにナース服の前のボタンを、一つ一つ外し始める。
色気漂うブラジャーに包まれた、ボリュームのあるバストが姿を現す。ふるふると柔らかそうに揺れて、俺の目はそこにくぎ付けになった。
優美さんは、そのままナース服を肩が見えるくらいはだけてから、ソファに座る俺の上にゆっくりとまたがった。
向かい合って、とろんとした目で俺を正面から見つめる。
「触っていいよ、直人」
優しく囁いた後、優美さんは俺の手を持ち上げて、自分の胸にもっていく。
女体のうちでも、いちばん柔らかいその部分の感触は、何度触っても最高だ。
(優美さんの胸……もちもちして、大きくて……!)
夢中になって、揉みしだいた。その巨乳は指をいくら食い込ませても、奥まで届かなそうだ。
「あん、直人……激しい」
「優美姉さん……! 優美姉さんの胸、もっと感じたい……!」
欲求に突き動かされて、俺は目の前の優美さんに抱き着いた。
二つのふくらみに、顔をうずめる。優美さんの身体の良い香りを堪能しながら、舌を出して谷間を舐めた。そのまま右の胸に舌を這わせていって、その頂点のしこった乳首にしゃぶりつく。
「そこ……そんな夢中になって舐められたら……!」
優美さんは気持ちよさそうに喘ぎながら、俺のことを抱きしめる。顔が胸により密着して、幸せな気分だ。
我慢汁をあふれ出させる肉棒が、優美さんとの身体の間で擦れて、快感が走る。
その固い感触に気づいたのか、優美さんは片手で肉棒に触れて、優しくさすってくれた。
「直人……もうガチガチだよ、ここ。わたしの中で、気持ちよくなる?」
優美さんはそう言いながら、俺の目の前で膝立ちになった。お尻のところに指をかけると、ゆっくりと黒いストッキングを上から下に、ずらしていく。
脱いでいる最中、ストッキングが優美さんの太ももに少し食い込んで、その柔らかさを物語る。ストッキングの黒さが、肌の白さを強調して、震えるくらい蠱惑的だ。
優美さんが膝のあたりまでストッキングをおろして、今朝見たのと同じ色香漂う下着が露わになる。
「腰の動きの検査、しましょうね……」
優美さんは頬を紅潮させ、微笑んだ。
下着にまで指をかけて、ゆっくりと膝のところまで下す。
秘所はすでに、透明な汁で濡れて、てらてらと光っている。太ももにまで、たらりと滴り始めている。
(優美さんのおまんこ……エロすぎる……!)
そのピンク色の割れ目に心を奪われていると、急にその体が揺れた。陽菜ちゃんが、優美さんの身体をゆすっていた。
「お姉ちゃん……ねえ、お姉ちゃんってば」
「……うん? なに、陽菜」
優美さんは少しもどかしそう言うと、陽菜ちゃんは恥ずかしそうにこう言った。
「わたしも……その検査、したい……」
(ひ、陽菜ちゃん……そんなに、俺とエッチしたいのか……?)
俺が目を向けると、陽菜ちゃんは顔を真っ赤にしながらも、懇願するように俺の肩に手を添えて、語りかけてくる。
「お兄ちゃん、わたしが検査しても、いいよね……」
「いいよ。でも、今は優美姉さんが……」
「お姉ちゃんとお兄ちゃんが気持ちよくなってるの、見てるだけなんて、やだもん」
「でも陽菜は、さっき、お兄ちゃんに気持ちよくしてもらったでしょ? わたしは、まだ何もしてもらってないし……」
いつもは、優美さんは陽菜ちゃんと俺がエッチするのを、手助けしてくれる。
だけど今はそれどころではないらしく、めずらしく妹を優先せず、物ほしそうに俺の肉棒を手のひらでさすっている。直前でお預けにされたのだから、仕方がないのかもしれない。
「でも……舐めてもらうだけじゃ……」
陽菜ちゃんも我慢が出来なさそうな顔で、俺を見て、優美さんを見た。
優美さんはしばらく物ほしそうに俺を見ていたが、けっきょく陽菜ちゃんの頭に手を置いて、こう言った。
「しょうがないんだから……二人一緒に、直人の検査、しよっか。直人、一旦立って」
「え……」
俺は何がなんだかわからないまま、股間を最大にまで勃起させたままソファから立ち上がった。
「陽菜、ここに座って。それで、お兄ちゃんの検査がうまくいくように、足を持ち上げて」
「うん……! ありがとう、お姉ちゃん」
「二人がかりで、お兄ちゃんの腰の動き、検査しましょうね」
そして、俺の目の前に幸せすぎる光景が広がった。
美少女姉妹が、隣り合ってソファに座って、俺が挿入しやすいように両足を膝のところで抱えている。体育座りに近いようなポーズで、白い太ももからお尻までのラインと、ピンク色のおまんこが、丸見えだ。
(こんなの……すぐにでも挿入したくてたまらない!!)
「直人、先に陽菜のおまんこで検査を始めてね」
「お兄ちゃん……いいよ」
美少女姉妹が淫蕩した笑みを俺に向けて、誘っていた。
衝動的に、俺は陽菜ちゃんにのしかかって、ずぶりと割れ目に肉棒を押し込んだ。
「んああぁっ……! おにい、ちゃん……!」
「うっ……!」
陽菜ちゃんがたまらなそうな表情になりながら、天を仰ぐ。
俺のほうもたまらなかった。みっちりとヌルヌルした温かい襞が肉棒を食い締めてくる。奥まで一気に貫くと、溢れる愛液が睾丸にまで垂れてくる。
「うごいて、お兄ちゃん……」
「陽菜ちゃん……!」
俺は夢中になって、腰を振った。動かすと、狭い膣を犯す快感で、頭がいっぱいになる。
柔らかいおまんこが、ぎゅうぎゅうと締め付けてくるこの感触はたまらなかった。
一度動かし始めると、もう止まらない。どんどん加速していく快感を追い求めて、勢いよく腰をたたきつけるようにピストンした。
「陽菜、お兄ちゃんはうまく腰を動かせてる?」
「ん、あ、あ……! お兄ちゃん、上手だよぉ……きもち、いい……!」
「ほんとう? わたしも確かめていい、陽菜?」
「え……うん、いいけど……ちょっとしたら、また戻ってきてね、お兄ちゃん」
(このまま陽菜ちゃんのナカで射精したいけど……優美さんのナカも続けて味わえるなら……)
俺は理性を振り絞って、一度陽菜ちゃんのナカから肉棒を抜いた。
陽菜ちゃんはちょっと物足りなさそうに俺を見ていた。おまんこの奥から、どんどん透明な液体があふれ出している。
俺の肉棒にはねっとりとその愛液が絡みついて、テラテラといやらしく濡れている。ひく、ひくと震えて、はやく次の快感を求めていた。
「直人、おいで」
ナース姿の優美さんに待ち遠しそうに囁かれて、俺はもう止まらない。
掴んでくれと言わんばかりのお腹のくびれを両手で掴み、ぐいっと挿入した。
「あ……! 直人……んっ!」
優美さんは身体を震わせて、快感でとろけた表情で俺を見つめている。こんな表情を見ることが出来るのは世界で俺ただ一人だ、と思いながらさらに肉棒を奥へと進める。
姉妹と言っても、陽菜ちゃんとはナカの感触が少し違う。少し余裕があるけど、優しく抱擁するように蠢き、締まる膣が、射精欲求をぐんぐん高めていく。
肉棒がすっぽり見えなくなるまで挿入して、一息つく。動かなくても、やわやわと亀頭から根元まで刺激してきて、このまますぐにでもイってしまいそうだ。
「動いて、直人……これは腰の検査なんだから、ね?」
「で、でも、もう限界……!」
「それじゃあ、検査は失格よ? もっと、もっと、わたしたちを感じさせて……?」
優美さんが俺の腰に手をあてて、ぎゅっと抱き寄せてくる。さらに、両足でがっちりと、俺の腰をホールドしてくる。これで俺は逃げられなくなった。
「お姉ちゃん、少ししたらわたしと交代……」
「おねがい陽菜、もうちょっとだけだから……」
優美さんはそう言って、ぐりぐりと腰を回すように押し付けてきた。快感がびりびりと走って、頭が真っ白になる。
「優美姉さん……!」
「あんっ、直人……いいっ」
もう我慢できなかった。欲望の赴くまま、めちゃくちゃに腰を振りまくる。ずちゅ、ずちゅ、と卑猥な音が鳴り響き、優美さんの淫らな喘ぎ声が、部屋中に響く。
腰をたたきつけると愛液がぱちゅん、と飛び散った。奥まで突き込むたびに、ナース姿の優美さんの身体に振動が伝わって、胸がたゆんと誘うように揺れる。
ピストン速度があがっていくと、その巨乳は上下にゆさゆさと揺れまくっていた。
「お兄ちゃん、激しい……! お姉ちゃんが壊れちゃいそう……」
「直人、最高よ……! あんっ、気持ちいい……!」
「優美姉さん、もうだめです……! もう、出る……!」
「出して! わたしのなかで、出して……! んあぁ……!」
びゅるっ! びゅるるるっ! びゅくっびゅくっ!
ついに熱い滾りが、優美さんの身体の一番奥で、迸った。快感が全身に広がっていって、身震いするほどだった。射精するたび、全身が震えて、がくんと膝が折れそうになる。
「あっ! わたしもイクっ! 直人……っ!」
太ももが俺の腰を締め付けて、優美さんの身体が強張ったかと思うと、膣が陽菜ちゃん顔負けの強さで思い切り収縮して、俺の肉棒を逃がすまいと、食いついてくる。
射精中にそんな強烈な刺激が来るものだから、射精がなかなか終わらなかった。何度も何度も律動した後、ようやく精液が出なくなる。
「たくさん出たね、直人……」
「優美姉さんのナカ……気持ちよすぎて……」
見つめあって、二人してゆるんだだらしない笑みを浮かべていると、ふいに腕をつかまれた。
「お兄ちゃん、わたしも……! わたしもいっぱい、気持ちよくして……!」
隣から、俺と優美さんが楽しんでいる一部始終を見ていた陽菜ちゃんが、待ち遠しくてたまらなそうな顔でせがんでくる。
「直人、まだ出来る? 陽菜にも、たっぷり出してあげて」
「お兄ちゃん、わたし、ずっとお姉ちゃんが気持ちよさそうなの見てて、もう我慢できない……」
「陽菜ちゃん……」
陽菜ちゃんは、細い指で自分の秘所を慰めていた。とろとろの愛液が陽菜ちゃんの指にまとわりついて、ソファにまで垂れている。挿入の途中でお預けにされたのだから、それも仕方ないのかもしれなかった。
さっきの注射のせいかもしれない。そんな陽菜ちゃんを見ていると、射精直後のはずなのに、むくむくと性欲が湧き上がってきて、陽菜ちゃんをまた味わいたくなってくる。
「まだ出来るよ、陽菜ちゃん……」
俺はぐったりした優美さんの足を解いて、肉棒を引き抜いた。
そのまま陽菜ちゃんの足を割り広げて、固さを失っていない肉棒を、ヌレヌレの割れ目にくっつける。
「いくよ、陽菜ちゃん」
「うん――ああっ!」
もう、汁だらけのおまんこにぐちゅり、と肉棒を突き立てた。たまらない快楽が身体を貫いて、頭がぼやけていくのがわかる。
「え……ど、どうしてあなたがここに?」
「二人とも、すごいセックスしてる……あの旅館の時より、ずっとすごい」
そんな驚いた優美さんと誰かの声が背後から聞こえても、その声はどこか遠くから来るもので、自分とは関係ないものに思えた。
優美さんの膣を味わった後で陽菜ちゃんの膣に戻ってくると、また違う味わいがあった。二人を交互に犯していたら、やめられなくなりそうだ――
「陽菜ちゃんのナカ、気持ちいいっ!」
「な、なんで……! あんっ! うしろ……お兄ちゃん!」
「え……?」
「ほんとに、こういうこと普段からしてるなんて……」
陽菜ちゃんに言われて、ようやく気づいた。今の声は、優美さんのものでも、陽菜ちゃんのものでもない。
腰を動かしながら、後ろを振り向いた。そこにいた人物に驚いて、腰の動きが止まる。
そこには、スーツケースを携えた女の子がいた。
元気な印象のショートカットが、その快活そうな顔かたちに似合っている。今日は可愛らしい帽子を被って、ファッションに気合が入っている気がする。久しぶりに会うけど、やっぱりドキリとするほどの美人だ。優美さんに近いほどの、胸のボリュームに目を奪われる。
天辻さんは、目を丸くして俺と陽菜ちゃんと優美さんを見ていた。
まるでありえないものを見るような目をして、驚ききっているように見えた。
しかし、次の瞬間には、したり顔で笑って、こう言った。
「わたしも、仲間にいれてよ!」
(つづく)
このサイトに書いたものをブラッシュアップしてノクターンノベルズの方に乗せることがあるので、そっちのほうを完成版だと思ってください。
抜いた人拍手!!笑
27, 2015
グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<9>
涼音さんとの関係が始まったきっかけは、あの日だったんだと思う。
優美さんと陽菜ちゃんと、たっぷりとエッチして至福の休日を過ごそうとしていたあの日だ。ナースコスプレをした優美さんの姿は今でも目に焼き付いている。
まさかあのタイミングで、涼音さんが来るだなんて、ちっとも思ってなかった。
その予想外の出来事が、その後に起こる色んな出来事につながっていくだなんて、なおさらし央ぞうすらしていなかった。
「ふう……」
俺は涼音さんのベッドの上で、仰向けで天井をぼんやり見ていた。
涼音さんは、騎乗位で達した後、絶頂の余韻に浸り隣で寝そべっている。聞こえる音は涼音さんの呼吸の音だけで、涼音さんの気配しか感じることは出来なかった。
他の物事は何もかも考える必要はなくて、ただ涼音さんと戯れているだけでいい。そんな甘い空間だった。
ふと、もぞもぞと涼音さんが起き上がり、体育座りをした。
俺の唾液で濡れたシャツをするすると脱ぐと、つんと上向いた乳首がちらりと見えた。
「弟君が、あんなにはげしくしゃぶるなんて……」
涼音さんはシャツをはらりとベッドの上に落とした。
ついつい、豊満な胸に視線が釘付けになってしまう。涼音さんはそのことに気づいたようで、いつのまにかベッドの脇に追いやられていた布団をかき集めて、それを抱いて胸を隠した。
そして、スカートは履いたまま、パンツだけ器用に足から引き抜いた。
目線があうと、くすりと笑ってこう言った。
「気持ちよかったね……? 興奮してたでしょ?」
顔は発情してのぼせあがっていて、瞳が潤んでいる。
俺はそれを目にするだけで、むらむらと性欲が湧き上がってくるのを感じた。
そこに、誘うように問いかけてきた。
「ねえ、弟君はどういう体位が、いちばん興奮するの?」
「え……」
「恥ずかしがってるの? わたしは男の子の上に乗るのが好きだよ。さっきの、すごかったぁ」
涼音さんは伸ばしていた足を立てて、体育座りになった。一応布団で隠されていて、おまんこが見えそうで見えない。その足元には、シーツに精液と愛液が混ざったものが染みていて、それだけでさっきのエッチを思い出してむくむくと勃起してきた。
「ほら、黙ってないで教えてよ」
「最近は、後背位が好きで……」
「へえ……後ろから、がしがしするやつかぁ。弟君みたいな子も、そういう動物みたいなエッチが好きなんだぁ」
くすくすと笑われて、よくわからないけど少し馬鹿にされた気分だ。何か言葉を返そうとしていると、涼音さんが四つん這いになって、近づいてきた。大きな胸がふるふると揺れる。
「この間、うちの犬がしてたの、それを。なんだか野性的な感じで、いいよね」
涼音さんはひじを立てて、うつぶせになるような格好になった。なめらかな背中がよく見える。
細長い指が太ももを這って、愛液と精液にまみれた肉棒を握る。ぺちゃぺちゃと音をたてながら、先っぽを指の腹でこすられると、我慢ができなくなってきた。
「脱いじゃおっか……邪魔でしょ?」
そう言って、俺のズボンと下着に指をひっかけ、ゆっくりとずりおろした。ジッパーから肉棒を出しているのと違って、男性器全体が空気に触れて、ひんやりとした感覚がある。
「頑張ってたくさん精子作らないとね、弟君」
「うあぁ……涼音さん」
睾丸を両手で優しく揉まれると、どんどん肉棒がそそり立っていく。それを見て、涼音さんはちょっと淫らに笑った。
「すごく固くなってきた。さっきのエッチのお礼。綺麗にしてあげる」
そして、睾丸を揉むのはやめないまま、天井に向かって勃ちあがったそれの先端を口に咥えた。
何とも言えない感触が、気持ちいい。温かい息があたると、フェラしてもらっている実感でぞくぞくした。
快感が亀頭から全身に広がっていく。唾液たっぷりの温かい口内で刺激されるのはたまらなかった。おまけに涼音さんの綺麗な顔が、醜い肉棒と重なっている背徳感でますます興奮していく。
「涼音さん……それ、気持ちいい」
「んふ……んじゅる」
俺がつい情けない声を出すと、涼音さんは可愛い、と言った感じの表情で笑った。
じゅぷ、じゅぷ、と唇を亀頭のところでスライドさせて、片方の手で肉棒の根元をしごきたててくる。
「うあ、涼音さん、それ!」
さっき射精したばかりなのに、また射精欲求がぐんぐんと湧いてきて、我慢するのに一苦労だ。
女子高生グラビアアイドルに、こんなに気持ちがいいお掃除フェラをしてもらえるだなんて、夢心地すぎた。この幸せな時間が少しでも長く続くよう、必死になって射精をこらえる。
じゅぽ、と口から肉棒を出して、涼音さんが囁く。
「んは……わたしのと弟君のが混ざって、エッチな味がする……もしかして、もう出ちゃいそう?」
「けっこう、やばい……」
「ふふ、たまたまがピクピクしてるもんね。我慢してよ?」
今にも精液が漏れ出しそうなところまで来ていたけど、なんとかこらえた。少し刺激するだけで射精しそうだから、慎重に膝立ちになる。
「涼音さん……俺、もう……」
「いいよ、弟君がしたいエッチ、させてあげる」
涼音さんは俺のほうにお尻を向けて、四つん這いになる。目の前で性器をさらけだしている姿を見ていると、涼音さんを征服した気分になる。
俺はその短いスカートに手をかけて、膝のところまで下した。
もはや何も身に着けていない涼音さんはきゅっと腰を突き出して、紅潮した顔で俺のほうを振り向いた。
「ほら、どうぞ……?」
突き出されたお尻の割れ目は、さっきエッチした時の愛液で濡れていた。
このまま挿入したらすぐに射精しそうだから、俺は人差し指と中指を、おまんこにずぷりと奥まで差し込んだ。
「あんっ! ……おちんちんじゃないの? ……んっ!」
指を掻きまわすように動かすと、ヌルヌルの肉壺がきゅっと締まってくる。
くちゅ、くちゅと音が立った。膣の中で指を折り曲げると、涼音さんがぴくんとのけぞる。
「あ、やぁ……っ! そこっ!」
「涼音さんのなか、気持ちよさそうに求めてきて、すごいエッチだ」
「弟君にたくさん犯されたせいで、すぐ感じるようになっちゃった……んあっ」
指の動きにあわせて、甘えるような喘ぎ声を上げる涼音さんはすごく淫らだった。いつまでも、このおまんこを掻きまわしていたくなる光景だった。
一方で、俺はだんだんと射精の予感がおさまってきているのを感じていた。
「弟君、ちょっと待って……そんなにされたら、もうイキそうっ!」
「もういれるよ、涼音さん」
「えっ……!」
二本の指を引き抜くと、精液と愛液の混ざった、泡立った半透明色の液体がおまんこから垂れ落ちた。指にも、その液体がねっとりとこびりついている。
俺はさらなる刺激を求めてうごめいている、ピンク色のおまんこに自分の肉棒を押し込んだ。
「んんんっ! そんな、一気に奥までぇっ!」
出来上がった状態の、どろどろのおまんこは最高の心地だった。柔らかい襞肉が、きゅうきゅうと精液を搾り取ろうとするみたいに締め付けてくる。
「涼音さん……! すごいっ!」
「あ、だめだめ、イクぅっ! イっちゃうぅっ!」
柔らかくて大きなお尻を揉みながら腰を振っていると、ふいにガクガクと涼音さんが震えはじめる。
「あうっ、あっ、あぁ……。弟君、わたし、イってるってばぁ……!」
一旦止まってほしそうに、腕を掴んでくるけど、俺は気持ちよすぎてもう止まれなかった。
締め付けの激しくなるおまんこは最高で、またしても射精欲求が止まらない。このおまんこにたっぷりナカ出しして、精液を注ぎ込みたかった。
「涼音さん、もう、俺もイきそう……!」
「いいよぉっ! 弟君も、出してっ! いっぱいぃっ!」
もちもちとするお尻をわしづかみにするようにしながら、俺はぐっと腰を奥まで突き込んだ。涼音さんが悲鳴とも喘ぎ声ともつかない声をあげる。
びゅるるるるっ! びゅっ! びゅくっびゅるるっ!
「うっ! 涼音さんっ!」
「ああっ! 弟君のが、また奥のほうで出てる……!」
溜めに溜めた精液が何度も迸り、そのたびに強烈な快感で目の前が白くなる。そのなかでくっきりと涼音さんの身体がくっきりと浮かび上がっていた。
睾丸の中身を全て出し切ると、俺はそのまま涼音さんの上に抱き着くようにして折り重なった。
「いっぱい後ろから突かれて、すぐイっちゃった……」
「バック、気持ちよかったよ……涼音さん」
「わたしも……。ふあ……」
俺は涼音さんの首元に顔を寄せて、ぼんやりと余韻に浸る。髪のさわやかな香りが心地いい。
優美さんと陽菜ちゃんの髪は、もっと甘くて蠱惑的な香りがする。女の子そのものの匂いと混ざったシャンプーの香りは、いつ嗅いでも最高だ。
(三人とも、魅力的過ぎる……)
あの日、優美さんと陽菜ちゃん姉妹の家にやってきた涼音さんは、俺の家に泊まると言い出したのだった。そのまま涼音さんは俺の家に居つき、少しの間だけど、美少女三人と暮らす夢のような生活が始まった。
それは幸せすぎるハーレム生活で、その三人と色々な形でエッチすることになっちゃったのだけど、困ったことにもなった。
あの仲良しの三人が、驚くことに、俺を巡ってちょっとしたバトルを始めてしまったのだ……
(つづく)