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グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<29>




 リビングに寝そべった俺は、制服姿の美少女姉妹にまたがられていた。
 二人の柔らかい体が密着しているだけでも興奮するのに、俺の体で快感を得ていることに、ますます興奮する。
 優美さんのスカートの中でおまんこを舐めながら、陽菜ちゃんのおまんこに肉棒を挿入する。全身で姉妹を味わう喜びはひとしおだった。

「あっ……んんっ! お兄ちゃん……!」

 一番深いところまで、俺の肉棒を受け入れた陽菜ちゃんが、たまらなそうな声をあげる。
 ヌルヌルで柔らかい膣が、きゅうきゅう締め付けてくるだけで、気持ちがいい。数週間、陽菜ちゃんとはエッチしていなかったせいか、このキツいおまんこに肉棒を押し込むような感触だけで、少しイキそうになった。
 陽菜ちゃんも久しぶりに俺の肉棒を突きこまれて、いつもより強い快感を感じているみたいだった。

「奥まで当たって、きもちいいよぉ……!」

 俺の上で腰を前後に動かしながら、陽菜ちゃんがよがった。
 普段は自分から腰を振ったりしないのに、今日は腰の動きが我慢できないみたいだった。
 肉棒が、子宮口に当たるくらい深くから、膣の入り口まで、何度も往復する。キツキツのおまんこの中で、肉棒が入ってきたのを喜ぶように、ヒダヒダがうごめいている。

「あぁっ! んあぁっ! 止まんないよぉ、お兄ちゃん……!」

 こすりつけるように、腰を激しく動かす陽菜ちゃん。
 挿入を痛がっていた頃が噓みたいに、エッチの快楽を覚えてしまっていた。

「そういえば陽菜、久しぶりのお兄ちゃんのおちんちんだったわね……すごくエッチな顔になってる」
「そんなこと、言わないで……お姉ちゃんも、気持ちよさそうな顔してるよ……んっ」

 向かい合って俺にまたがっている二人は、目の前で発情する姉や妹を見ているはずだった。
 優美さんのスカートの中で、二人が快楽に浸る表情を想像する。俺を求めて甘える、エッチな表情。しょっちゅう見ているから、簡単に想像できた。
 
「陽菜ったら……可愛い」

 いつの間にか、くちゅ、くちゅという水音が、俺の知らないところで鳴り始める。
 どうやら、姉妹でキスを始めているようだった。女の子同士で気持ちよくなれる二人だから、自然なことだった。

「お姉ちゃん……んちゅ、んんっ」
「れろっ……陽菜ぁ、んっ」

 陽菜ちゃんの膣がより強く締め上げてきて、優美さんのおまんこから、ますます愛液が溢れてくる。舌で舐めとり、じゅるじゅるとすする。舌を尖らせて割れ目に挿入すると、優美さんは一際甲高く喘いだ。

「あんっ……舌入れちゃダメぇっ!」

 浅く舌を出し入れすると、優美さんは体を強張らせた。

「あっ……直人、イクぅっ! イっちゃうぅっ!」

 びくん、と優美さんの柔らかいお尻が震えた。しばらく絶頂の快楽に悶えた後、顔の上からお尻が離れて、ようやくスカートの外が見えるようになった。
 絶頂した優美さんは、割れ目から愛液を滴らせながら、余韻に浸っている。
 俺の上で騎乗位を楽しむ陽菜ちゃんを、ようやく自分の目で見た。
 淫らな腰の動かし方は、優美さんそっくりだった。俺のお腹に手をついて、かくかくと貪欲に腰を振っている。自分の気持ちいいところを存分に擦り付ける、いやらしい動かし方。まだ少し慣れていない感じがあるけど、すぐに上手になるだろう。

「はぁっ、はぁっ……! お兄ちゃん、恥ずかしいから、見ないでぇ……! あぁんっ!」

 陽菜ちゃんはすっかり頬を上気させて、目をとろんとさせていた。恥ずかしそうにしながらも、腰を止めることができていない。
 結合部がはっきりと見て取れた。ガチガチに固くなった太い肉棒が、陽菜ちゃんの小さな割れ目に突き立てられている。とろとろした愛液がたっぷり溢れていて、てらてらと光っている。

「陽菜もすっかり、気持ちいいエッチのやり方がわかってきたみたいね」
「ダメぇ……止まんないよぉ、お姉ちゃん……! 久しぶりのエッチ、気持ち良すぎてやめられなくなっちゃうぅ……!」
「陽菜がこんな風になるなんて、思ってなかったわ」

 優美さんがおかしそうに呟くが、陽菜ちゃんはそれどころではなさそうで、腰の動きがさらに加速していく。

「あっ……あっ! お兄ちゃん、わたし、イっちゃいそう……! あ、ダメっ」
「いいよ、陽菜ちゃん……俺もイキそう……!」
「イクっ! イっちゃうっ!」

 びくびくっ、と陽菜ちゃんの体が震えて、さらに結合部から、温かい分泌液が一気に溢れ出た。
 潮を吹いていた。陽菜ちゃんは本当に気持ちがいいとき、潮を吹いてしまうのだ。透明な汁が何回か迸って、陽菜ちゃんはぐったりしたように腰の動きを止めた。

「陽菜ちゃん……!」
「ふあぁ……」久しぶりの絶頂の余韻で、陽菜ちゃんは動けないようだった。
「大丈夫、陽菜ちゃん?」
「うん……いっぱい出ちゃった……」

 前のめりになって、俺の胸についた両手で体を支えながら、虚ろな目で俺を見ながら、ほんのり淫らな笑みを浮かべて見せた。
 満足そうな陽菜ちゃんを見て、そこまで男として喜ばせることが出来たのだと嬉しくなったが、俺はまだ射精していなかった。もう少しでイけそうだったけど、陽菜ちゃんが先にイってしまったのだ。
 もう少しだけ陽菜ちゃんのおまんこを味わいたかった。陽菜ちゃんの腰を、両手で固定して、俺は再び、下から突き上げた。

「んあぁっ!? お兄ちゃん、今、イったばっかりで……!」
「もうちょっとだけ、動かさせて」
「ちょ、ちょっと待って、お兄ちゃ……あうぅっ!」

 陽菜ちゃんが滴らせた潮を、ぴちゃぴちゃ言わせながら、俺は腰を振った。
 イったあと、少し緩んでいた膣がきゅっと締め付けて反応する。すぐそこまで込み上げてきている精液をたっぷりナカ出しするために、存分に粘膜に擦り付けた。

「あぁっ! ダメぇ、壊れちゃうっ! おまんこ、おかしくなっちゃうよぉっ!」

 悲鳴のような嬌声をあげる陽菜ちゃんだったが、嫌がっているわけではなさそうだった。むしろ限界を超えた快楽に打ち震えているように見えた。
 たまらない快感で、体が満たされていく。今すぐにでも射精しそうなのをギリギリまでこらえて、ピストンする。全身が溶けそうなくらいまで高まって、俺は限界を迎えた。

「陽菜ちゃん、出るっ」

 どぴゅっ! びゅるるるるっ! びゅくくっ!
 腰にまたがっている陽菜ちゃんの太ももを両手で押さえたまま、おまんこの奥に精液をたっぷり放っていく。ヒダヒダがいやらしくうねって、最後まで絞り出してくれる。溜まっていたものを全部出し切って一息つくと、陽菜ちゃんが体をよじって、肉棒をぴちゃり、と引き抜いた。

「お兄ちゃんの、ドクドクって、いっぱい出てた……あっ」

 割れ目から、白濁した液体が、とろりと溢れ出た。陽菜ちゃんにナカ出しした証拠だ。制服姿で、俺の精液をこぼす姿は、そそるものだった。見ていると、もっと精液を注ぎ込みたくなる。

「もう、お兄ちゃんとこういうことしないなんて、考えられなくなっちゃった……」

 陽菜ちゃんはとろんとした顔で微笑みながら、そう言ってくれた。そんな風な存在になれたのかと思うと最高だった。
 しかし、姉妹はこれだけでは満足してくれないはずだ。
 俺と陽菜ちゃんの交わりがひと段落したところで、優美さんが声をかけてくる。

「ねえ、直人……そろそろ準備できた?」

 制服姿の優美さんが、自らスカートの裾をつまんで、めくりあげている。その下には、桃色の割れ目が、てらてらと愛液と唾液で濡れて、肉棒が突き入れられるのを待っていた。

「優美姉さんっ……!」

 俺が近づくと、背中を向けて、腰をくいっ、と俺に突き出してくれる。挿入しやすいポーズ。期待した目で、俺を見る。

「陽菜とのエッチに負けないくらい、いっぱい突いてね? ……あぁんっ!」

 優美さんのお尻を両手で掴んで、先端を割れ目にあてる。
 ずぶり、とヌレヌレのおまんこに肉棒を突き刺した。柔らかい媚肉に包まれる快感で神経を焼かれながら、俺は夢中になって腰を振った。
 まだまだ、三人のプレイは終わらない。

……

 三人とも体力が尽きるまで、だいぶ長い間エッチした。
 優美さんがわがままに求めてくるから、どうしても優美さんのナカに挿れて動いている時間が長くなった。久しぶりに交わった陽菜ちゃんも、結局自分の思うようにはいっていないように見えた。
 と言っても、終わったころにはトロトロの表情で俺に抱きついて甘えてきていたから、満足しているんだろうと思った。
 姉妹がシャワーを浴びて、その次に俺がシャワーを浴びた。部屋に戻って、晩御飯までごろごろしようと思っていると、ドアをとんとん、と叩く音がした。

「入っていい? お兄ちゃん」

 もうネグリジェ姿に着替えた陽菜ちゃんが、ニコニコしながら入ってくる。
 石鹸のいい香りを漂わせながらくっついてくる陽菜ちゃんとイチャイチャして時間を過ごす。すべすべの素肌を撫でると、くすくすと嬉しそうに笑ってくれる。
 そのうち、陽菜ちゃんがなんだか悲しそうに、話し始めた。

「お兄ちゃん……お兄ちゃんは、満足できてるよね? わたしたち二人と、好きなことできて」
「え? どういうこと」
「お姉ちゃんもたぶん、思う存分、楽しんでるけど……わたし」

 陽菜ちゃんが、恥ずかしそうに顔を赤らめながら言った。

「ほんとは……ちょっと足りないかも。もっと二人きりになりたい」
「そっか、ごめん……陽菜ちゃんの気持ち、わかってなかった」
「今日は、いっぱいお兄ちゃんと繋がれたけど、それでも、いいところでお姉ちゃんがお兄ちゃんのこと、持って行っちゃう。カメラで撮影役なんて、面倒なときもあるの。お姉ちゃんのエッチなところを撮るのも好きだけど、その時も、もっとお兄ちゃんと近づきたいって思う時もある」
「うん」
「っていうのもね……お姉ちゃん、わたしが妹だからって、お兄ちゃんを独り占めしようとしてる気がするの」
「そんなことないんじゃないかな」
「わたしもわかってるんだけど……でも、そんな感じがしちゃうの。今日だって、久しぶりだったし……ずるいなって、思うことがだんだん増えてるの。お姉ちゃんの脇役みたいにされてるの、ちょっとだけ不満かな……って」
「わかった。そうならないように、気を付けるよ」
「このままだと、お姉ちゃんのこと……少しずつ嫌いになりそうで、イヤなの。仲良しなままがいいから」

 陽菜ちゃんは、ちょっと真剣な目で俺を見ていた。
 この時、ようやくわかり始めていた。
 俺が大好きな、三人の女の子。優美さん、陽菜ちゃん、涼音さん。それぞれ皆、少しずつ、不満や希望を、俺に伝えるようになってきていた。
 大体、考えていることは同じだ。
 <自分が一番でありたい>。他の女の子の二番手でありたくない。一番に相手をしてほしい。
 優美さんは涼音さんが俺を盗ろうとして怒ったし、涼音さんも姉妹から俺を切り離して二人だけの時間を作ろうとする。陽菜ちゃんも、この通りだ。
 きっと、最初からそうだったのだ。あの晩、優美さんと陽菜ちゃんとエッチしたときから。これまでずっと、陽菜ちゃんが二番手にされることを我慢し続けてきたから、成り立っていた。
 それでは、俺はどうするべきか。優美さんと涼音さんの、二人の折り合いを付けることすら出来そうな気がしないのに、陽菜ちゃんと優美さんの間のことまで、考えなければならなくなっていた。
 これまでのように、どうすればいいか思いつかない、では済まなくなってきていることをひしひしと感じた。ついこの間、涼音さんと優美さんがぶつかって、危うく関係性を失いかけたばかりだった。あれを繰り返すようでは、きっと俺は三人とうまくやっていけない。優美さんは俺を思ってたくさんエッチしてくれたりしているのに、それを裏切るなんて、次こそは、愛想をつかされるに決まっている。
 たぶん、三人が完全に満足することはないけど、うまく納得させなければいけないのだと思った。
 
「なんとか、する……!」
「ふふ、ありがとう」

 ちょっと嬉しそうにほほ笑む陽菜ちゃんの目を見ながら断言したが、心の中ではまだ、模索を続けていた。
(つづく)






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