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グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<16>




 翌朝、いつものように優美さんにやさしく起こしてもらって、いつものようにお手製の朝食を食べ、高校へ向かう。

「お兄ちゃん、はやくしないと遅刻しちゃうよ……?」

 いつものように困り顔の陽菜ちゃんが、申し訳なさそうに急かす。陽菜ちゃんは真面目だから、髪を整えて、高校の制服を着て、鞄を持って、いつも俺より先に準備を終わらせている。
 俺のせいで本当に遅刻したこともあるのに、先に行かないで待ってくれるのが、嬉しい。
 いつも通りに優美さんが玄関のところで見送ってくれて、家を出る。陽菜ちゃんと何気ないことを喋りながら、一緒に電車に揺られる。最近はスマホのゲームを二人で協力プレイしたりすることもある。

 優美さんと陽菜ちゃんが俺の家に来て、仲良くなってからずっと続いている、いつも通りの日常だ。
 だけど、今日はちょっと違う。通信アプリに、天辻さんから連絡が来ている。俺の家の近くのバス停から、一駅しか離れていない場所に、天辻さんの家はある。そのバス停で待ち合わせだ。

「待ってるね」

 そんな言葉に絵文字やスタンプが加わって、天辻さんも楽しみにしているようだ。
 俺は朝から、そのときが楽しみで上の空だった。でも、優美さんや陽菜ちゃんのことを考えると、これでいいのかな、という気分にもなる。二人とも、いつも俺に優しくしてくれるけど、天辻さんとそういうことをしちゃったら、やっぱりまずいんじゃないだろうか。やめておくなら、今のうちだと思う。
(でも、もう色々、エッチなことしちゃってるし……)
 俺は結局、放課後になると、まっすぐに天辻さんとの待ち合わせ場所に向かった。
 やっと、天辻さんと本番エッチが出来るのだ。これまで俺は、ずっと我慢してきた。お風呂上がりの天辻さんの下着姿にボディクリームを塗って、おっぱいを触らせてもらった。おっぱいで気持ちよくしてもらったり、すまたでエッチみたいなこともした。でも、一番気持ちいいコト――おまんこに俺のアレを突き込んで、ぐちゅぐちゅ出し入れすることはさせてくれなかった。
 天辻さんはどんな風に乱れて、どんな風によがって、俺のことを求めるんだろう。
 これから、天辻さんのおまんこでたっぷり気持ちよくなれる。天辻さんのおまんこは、どんな感じなんだろう? ずっと想像してきた、そこに挿入する快感を味わえると思うと、待ち合わせ場所で勃起してしまった。 

「ん……?」

 ふいに、スマホが鳴る。確認すると、陽菜ちゃんから連絡が来ていた。陽菜ちゃんとはしょっちゅうアプリで話すから、連絡が来たこと自体は何とも思わないけど、内容を見てなんだろう、と思った。

「相談したいことがあるの」

 何を話したいんだろう。わざわざ相談というくらいだから、ちょっと真面目な話なのかもしれない。
 陽菜ちゃんの話を聞いてあげたい。でも、天辻さんが楽しみにしてくれている、この約束も大事だ。
(俺は、どうしたほうがいいのかな)
 迷っていると、声をかけられた。

「弟君、おっまたせー」

 そこにいたのは、セーラー服姿の天辻さんだった。赤いスカーフや、紺色のスカートがとても似合っている。
 こんな可愛い女の子と一緒のクラスになったりしたら、幸せだろう。胸やお尻が大きくて、なかなかお目にかかれないくらい可愛い女子高生。体育の時間とか、水泳の時間とかも、きっと眼福に違いない。

「弟君の制服姿、ちょっと新鮮」
「天辻さんも、似合ってますね」
「可愛いでしょ、わたしの高校の制服。だからここの高校にしたんだー」

 何気ない話をしながら、天辻さんは俺の前を歩いて、案内する。

「わたしの家、初めて訪れた人は、みんなびっくりするんだ。こんなに犬飼ってるの? って」

 そういえば、最初に会った時も、犬を連れていた記憶がある。それほど犬が好きなんだな、と思っていた。

「わんちゃんと遊んでるとすごく気分がいいの。抱き上げてすりすりしたり、一緒のベッドに入ったり。それは、人と遊んでる時も同じ」
「……?」
「弟君とじゃれあってる時も、気持ちいいの。肌を触れ合わせて、お互いの体温を共有して……たぶん、わたしはそういうこと、好きなんだなって思う。もちろん、ワンちゃんより、弟君とそういうことしてるときのほうが、今は楽しいけどね」

 天辻さんがそんなことを話している間も、俺ははやくも天辻さんとのエッチを想像して、興奮していた。
 天辻さんの家で、二人きり。優美さんや陽菜ちゃんに見つからないように、こそこそする必要なしに、好きなだけ天辻さんとエッチなことをして、最後にはおまんこに挿入して、じゅぷじゅぷと腰を振りまくれる……
 ずっと憧れていたことが、これから実現する。天辻さんを、俺のものにできるのだ。

「ここだよ。ようこそ、弟君」

 そこは、小さなマンションだった。俺はごくりと唾をのんで、手を引かれるまま、ドアの向こう側へと入っていった。
 広くはないけれど、小綺麗な一室だった。新人グラドルなのだから、広い部屋に住んでいる方がおかしい。部屋の奥で、天辻さんの飼う犬たちの気配がする。
 住んでいる本人は気づいていないのかもしれないけど、香水、化粧、そして女の子の匂いが混じったような、不思議な色香が漂っていて、興奮してしまう。

「弟君……わたし……」

 天辻さんも、どうやらもう興奮しているみたいだった。玄関のドアを施錠すると、その場で高校の鞄を地面に置いて、俺に向き合う。目と目があって、お互いにそういう気分なのを感じ取った。

「天辻さん……」
「弟君は、じっとしてていいよ。最初は、わたしが気持ちよくしてあげる……ちゅ」

 軽く俺にキスをした後、天辻さんはその場に座り込んで、俺のズボンのジッパーに手をかけた。
 出てきたのは、すでに我慢汁で先端が濡れそぼった、猛々しく反り立った肉棒だ。それと同じ高さで天辻さんは俺を見上げながら、舌をぺろんと出した。

「おしゃぶり……いつも、先輩に、してもらってるでしょ?」

 陽菜ちゃんや優美さんにたくさんしゃぶってもらったけど、天辻さんにしゃぶってもらうのは初めてだ。どんな風に気持ちいいんだろう、と期待で胸がいっぱいになって、心臓が高鳴る。
 天辻さんは、くすくす、と笑ったあと、俺の肉棒に顔を近づけた。

「ふぇろっ……れろれろ……」

 天辻さんは、俺の肉棒を両手で支えて、先っぽを舌で舐める。ソフトクリームを舐めるみたいに、何度も何度も、舌を往復させる。最初は亀頭だけだったのが、だんだんとカリ首のところまで、大胆に舌を絡ませる。

「しょっぱいね……ふぇろろっ」
「あっ、そこ……すごいっ」
「エッチな動画見て、勉強したんだよ……じゅるっ」

 甘い快感が全身を駆け抜けて、俺は玄関のドアに背中を預けて、天辻さんの奉仕を受ける。
 清楚な学生服を着た天辻さんが、淫らな音を立てながら俺の肉棒をしゃぶる姿は、すごくエロかった。
(天辻さんのフェラ……まだ陽菜ちゃんほど上手じゃないけど、またこれもいい……)
 陽菜ちゃんには、これまで繰り返し繰り返しフェラをさせたから、最近では物凄く上手にしゃぶってくれる。俺の気持ちいいところを全部教えたから、的確にそこをぺろぺろしてくれるのだ。
 天辻さんにも、これから俺のいいところを教えて、たくさん気持ちよくしてもらおう。

「あむっ……んん、んちゅう……」

 俺の言うとおりに、天辻さんは亀頭を咥えて、口の中で舐めまわしてくれた。ヌルヌルした唾液のなかで、カリ首の溝や、鈴口まで、たっぷりと舐めまわされる。

「うあ……天辻さん……気持ちいい」
「ぷはぁ。弟君のおちんちん、ガチガチになって、ぴくぴくしてる。わたしのおしゃぶり、そんなに気持ちよかったんだ?」

 天辻さんは満足した顔で、淫らに笑った。
 俺の前で、スカートの下に手を入れて、するりと下着だけをおろす。今、天辻さんのスカートの下は、何も穿いていない状態だ。

「ふふ、弟君……わたしのおまんこ、見たい?」

 天辻さんは、玄関の床に体育座りになって、そんなふうに俺を誘う。スカートが、かすかにおまんこを隠している。
 
「天辻さん……」

 俺は天辻さんに覆いかぶさるようにして近づく。スカートをめくりあげると、綺麗なピンク色のおまんこが、愛液で濡れている。こうしてよく見ると、優美さんや、陽菜ちゃんとは少し違う形をしている。女の子のなんともいえない匂いが、かすかに漂っている。

「弟君のおしゃぶりしただけで、こんな風になっちゃった」

 そんな天辻さんは、すっかり発情した表情で俺を見ている。
 俺は、そのおまんこに、舌を這わせた。一つ一つのヒダヒダを掻き分けて、深いところまで刺激する。優美さん姉妹とは、違う舌触り、違う味……天辻さんらしさをあらゆる面から、感じる。

「あんっ……弟君、そんな、舐めちゃ……んんっ!」

 天辻さんは嬌声をあげながら、体を震わせる。
 クリトリスを見つけて、重点的にしゃぶりつくと、ひときわ高い嬌声をあげた。

「ダメっ、あうぅっ!」

 していくと、天辻さんはどんどん蕩けた顔になっていった。一旦口を離すと、天辻さんは指でくぱぁ、とおまんこを広げて、誘惑した。

「はぁ、弟君のおちんちん、欲しい……弟君も、わたしのここ、欲しいでしょ?」
「いいんですか……?」
「いいよ。いっぱい気持ちよくなろ……?」

 ついに俺は天辻さんに、許可をもらった。
 やっと、天辻さんのおまんこに、俺の肉棒を挿入することが出来る。愛液の中で、じゅぽじゅぽできる。
 これまで何度も、優美さんや陽菜ちゃんのおまんこで気持ちよくなってきた。そのときの快感を思い出すと、はやく天辻さんのおまんこを味わいたくてたまらなくなる。
 天辻さんのおまんこは、さっき舌を這わせた時も、舌触りから愛液の味まで、優美さんたちと違った。肉棒をくちゅ、と触れさせて、割れ目に沿って動かすと、やっぱり感触が少し違う。

「ん、弟君、じらさないで……」
「天辻さん……」

 俺はついに、じゅぷり、と天辻さんの中に挿入した。
 亀頭がヒダヒダに包まれ、根元まで、柔らかくて温かいものに飲み込まれる。ナカはうごめいて、挿れているだけで気持ちいい。
(これが……天辻さんのナカ……!)
 ちょっと感動するくらい、気持ちいい。優美さんや陽菜ちゃんとは、また違う感触で、違うベクトルの快感だ。

「痛くないよ……弟君の、気持ち、いい……!」

 天辻さんも、眉を寄せながらも気持ちよさそうな表情だ。

「もっと動かして……一緒に気持ちよくなろ?」
「天辻さん……!」

 少し腰を引くと、愛液まみれのヒダが絡みついてきて、逃がさないようにカリ首に引っかかる。一旦動き出すと止まらなった。入口付近まで肉棒を抜いた後、じゅぶり、とまた突き込む。そのまま一度、二度と突き込んで、腰を振り続ける。剥きだしの神経を撫でられるような快楽に、すぐに射精しそうになる。

「ナカでこすれて……んんっ!」
「すごく、いいです……! 天辻さんのナカ……!」
「あ、やばい、固いのが奥まで届いて……! わたしイっちゃいそうっ! んあ、ああぁっ!」
「俺も、もう出そうですっ」

 天辻さんの生足がぎゅっと俺のわき腹を挟んでくる。俺はそのまま肉棒でナカを攪拌しながら、思い切り射精した。

「う……っ! 出るっ……!」
「弟君っ! わたしイク、イクぅっ!」

 どびゅるるっ! びゅくっ! ぴゅるるるるっ!

 溜まっていた精液を、一気に天辻さんにナカ出しした。何度も肉棒が脈打って、やっと射精が終わる。
 天辻さんは背をのけぞらせて、ぴくぴくと震えて、そのまま動かなくなった。甘い息を吐きながら、ぼんやりと俺を眺めている。

「気持ちよかった……ナカ出し、しちゃったね」

 俺は余韻と達成感でいっぱいになって、玄関口にいることさえ忘れて、そのまましばらく余韻に浸っていた。
(つづく)






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