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グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<15>




 その後、すぐに優美さんや陽菜ちゃんがお風呂から出てきて、俺と天辻さんは慌てていろんな液体をふき取って、服を着た。
 このままだとエッチしちゃう流れだったから、見ていたDVDを途中で強制停止されたみたいで、微妙にもやもやした気持ちだ。だからと言ってどうしようもないから、風呂上がりの姉妹を二人で待つ。

「弟君……わたしと、もっとしたい?」
「天辻さん……?」
「気が向いたら、また明日、してあげてもいいけど?」

 そんなことを言って、あはっと笑う天辻さんの微笑はすごく淫らな感じがした。生唾を飲んでしまう。
 そして、この少しの間に、俺たちに何があったかなんて露知らず、姉妹はいつも通り笑顔いっぱいで話しかけてくる。

「天辻お姉ちゃん、明日は一緒にお風呂入ろうよ!」

 ネグリジェに着替えた陽菜ちゃんは無邪気にそんなことを言う。うちのお風呂はなかなか広くて、三人どころか四人でも入れてしまいそうなくらいだ。

「わたしは一人でゆっくり入るのが好きなんだー。直人お兄ちゃんと一緒に入れば?」
「そんなの……ダメだよ。お兄ちゃん、男の子だもん……」
「陽菜が困ってるでしょ、もう。でも女の子三人で入るのは、楽しそうね」
「いいですよ、先輩。そういえば言い忘れてたんですけど、あのコンディショナーいいですね! 髪の指どおりがすごくよくなって、さらさらって……」

 こうして仲良く三人で話し出すと、止まらない。俺もちょくちょく話に混ざりつつ、頭の中はさっき味わった天辻さんの胸の感触でいっぱいだ。手のひらで、ぎゅっと揉むあの感触。肉棒を挟んでもらって、すりつけて、思う存分、胸の谷間に射精する。回想するだけで、股間が勃起してしまう。
(俺、このままでいいのかな……)
 天辻さんは何ともない様子で姉妹と話しているけど、俺はちょっと、引け目を感じている。二人に内緒で、天辻さんと気持ちいいコトをしてしまった。やっぱり、バレたら二人とも怒るだろうか。
 でも、考えても、どうすればいいのかは、さっぱりわからなかった。
 精液をたっぷり絞られた俺は、昨日と違って、今晩はぐっすりと深い眠りを味わった。
 翌日も、四人一緒に過ごした。朝は優美さんに起こしてもらって、優美さんが作った朝ごはんを食べる。美人三人と一緒に食べるご飯はもちろん美味しいけど、それ以前に……

「優美先輩のお料理、おいしい……」

 天辻さんは、感動した表情でもぐもぐと朝食を平らげていく。お味噌汁、ごはん、焼き魚。定番の品だけど、その味は誰にでも自慢できるくらいだった。毎日これを食べられる俺は、やっぱり幸せだ。
 エプロンを外して普段着姿の優美さんが、いつも通りニコニコしながら言う。

「今日はどうしようかしら」
「わたしは昨日わがまま聞いてもらったから、上坂家の三人で決めていいよー」
「んーー……昨日いっぱい遊んだし、家でごろごろしたい」

 陽菜ちゃんがそう言うから、今日は特に出かけずに家で遊ぶことにした。
 お菓子を食べながら四人でボードゲームをしたり、特に意味もなくテレビを眺めながら、とりとめのないことを話したり。みんな仲良しだから、それだけで話に花が咲くし、とっても楽しい。
 学校にいるときとか、普段はおとなしい感じだけど、このメンバーだと楽しそうに騒ぐ陽菜ちゃん。
 俺や陽菜ちゃんと、まるで最初から家族だったみたいに親しくなった天辻さん。
 陽菜ちゃん、俺、そして天辻さんのお姉さんみたいに、優し気な笑みを浮かべる優美さん。
 みんなリラックスしていて、この場にはふわふわした雰囲気があって、俺はすごく居心地がいい。一緒に過ごす時間は、幸せに満ちている。

「もう夕方になっちゃったね……あっという間」

 窓の外は、橙の綺麗な夕暮れ色だ。優美さんはその夕日を見て、そう呟いた。
 優美さんの長めの休暇は、今日で終わりだ。トップグラビアアイドルとして、お仕事に追われる日々がまた始まるわけで、優美さんはぼんやりと頬杖をついたまま、少し憂鬱そうな表情。軽くため息までついている。
 どんどん仕事が増えて、今では初めて俺の家にやって来た時より輪をかけて多忙になってしまった優美さんは、最近ちょっとつらそうな感じに俺の目には映っている。この間、朝起こしてくれた時と同じ雰囲気を漂わせている。
 でも、それは一瞬の出来事で、すぐに笑顔を浮かべていつもの優美さんに戻る。

「明日からお仕事、頑張らないとね! ……あれ、涼音ちゃんもお仕事かしら」
「わたしは学校行かないと、ですね!」
「そうだったわね。さすが現役高校生、頑張ってね」
「優美先輩もファイトですよ!」

 天辻さんは可愛くガッツポーズを作ると、優美さんも笑って、それを真似してみたりしている。
 彼女は十七歳の正真正銘の女子高生だ。副業としてアイドルをやっているわけで、たぶん優美さんほどではないけれど、忙しいはずだ。これから有名になっていったら、きっともっと大変になるだろう。

「さて、涼音ちゃん、どうする? おうちに帰っちゃう? それとも、もう少しわたしたちの家に泊まっていく?」

 最初は天辻さんの突然の訪問をあまりよく思っていなかった優美さんがそう尋ねたのは、この数日間が楽しかったからに違いない。以前よりも、優美さんと天辻さんの心の距離が、ぐっと近づいているのを感じる。陽菜ちゃんは前からすごく仲良しだったと思うけど、同様にますます仲良しになっているように見える。今ではしょっちゅう、二人で手をつないでいるくらいだ。女の子が好きな陽菜ちゃんらしい光景だ。
 陽菜ちゃんが天辻さんの返答を瞳を輝かせて待っている中、しかし、天辻さんは困ったように首をかく。

「うーん……でも、お洋服とか、あんまり持ってきてないし。これ以上お泊りするのは、ちょっと先輩に申し訳ないです」
「そんなことないわ。わたしたちは歓迎だよね、陽菜?」
「うん。天辻お姉ちゃん、帰っちゃうの?」
「一旦自分の家に帰ろうかな。でも――」

 天辻さんは笑ってこう言った。

「わたしの家と、先輩の家、全然離れていないから……遊びに来ることはすぐ出来ます」
「ほんとう!?」
「うん、それがいいわ。お仕事や学校が終わった後、夜ご飯だけでも、一緒に食べましょう?」

 こうして、天辻さんは毎日のように俺たちの家に遊びに来るようになったのだった。
 幸せそうに微笑みあう三人のうち、天辻さんが俺のほうにふいに視線を向け、軽くウインクをした。

◇◆◇◆◇

 そして、その晩も天辻さんは俺を誘った。
 女の子たちはずっとお喋りしていて、気が付いたら夜になっていた。相変わらず優美さんが作る晩御飯は最高だった。そしていつも通り、お風呂にはいる時間がやってくる。

「今度から、涼音ちゃんが使ってるボディーソープやシャンプーとかも、揃えておくわね」
「天辻お姉ちゃん、一緒にお風呂はいろうよ!」
「今日は一人ではいっちゃうね。優美先輩にわたしの使ってるシャンプーとか買って来てもらったら、それでわたしが、陽菜ちゃんの身体、洗ってあげる」

 どうやら天辻さんは上坂家に完全に溶け込みかけているようだった。天辻さんがお風呂に入っている間、優美さんや陽菜ちゃんとこんなことを話した。
 
「天辻お姉ちゃん、上坂家に通ってくれるって。家族みたいだね」
「直人、これでよかった?」
「全然いいです」
「前みたいに、涼音ちゃんにわたしたちがエッチしてるところ、見つからないようにしないとね」
「あの時は、ほんとに恥ずかしかったよぅ……」

 顔を赤くする陽菜ちゃん。優美さんも、あくまでエッチは三人だけの楽しみ、というスタンスは変えないみたいだ。
(俺は天辻さんとあんなことしちゃったけど……やっぱり、白状するべきなのかな)
 何度も自問している。良心がとがめるけれども、二人の笑顔を見ていると、到底言い出せそうにない。
 そのうちに天辻さんが出てきて、姉妹はまたそろってお風呂にはいる。
 そして、風呂上がりの上気した肌を隠そうともせず、下着姿の天辻さんは俺の隣に座る。心なしか、その瞳は濡れた光を帯びている。

「弟君……塗って」

 これまで通り、クリームを受け取って、寝転がった天辻さんの綺麗な体に塗りこんでいく。その肌は柔らかくてすべすべしていて、触っているだけで心地いい。時々くすぐったそうに身をよじり、天辻さんはクスクス笑いながら話す。

「今日まで泊めてくれてありがとね。わたしがいたせいで、優美先輩たちとイチャイチャ出来なかったでしょ?」
「天辻さんと、そのぶん仲良くなれたから……」
「んふふ、そうだね。弟君と仲良し。せっかくだし、明日学校帰りにわたしの家に遊びに来ない?」

 嬉しそうに笑ったあと、だしぬけに言われた。
(これはつまり、そういうこと……?)
 どくんと心臓が高鳴る。天辻さんは昨日みたいにブラジャーの紐を解いて、真っ白い肉の果実をたゆんと揺らしながら露出する。先っぽのピンク色の突起が固く尖っていて、可愛らしい。

「乳首、立っちゃった……弟君もおっきくなってきた? ……挿れたい?」
「挿れたいです……」
「ふふ、やだ。ねえ、ここに挟んで」

 またぱいずりをさせてもらえるのかと思ったら、違った。天辻さんは四つん這いになって、俺のほうにお尻を突き出す。大きくて柔らかいお尻。こんなポーズをしてくれている天辻さんに思わず見惚れて、しばらく動けなかった。
 天辻さんが何も言わずにクスクス笑って見つめてくるから、そういうことかと思って下着をおろすと、その割れ目の先には、ピンク色の性器が愛液でとろりと濡れている。

「やん……濡れてるの見られちゃった……。挿れたい?」
「え……いいの?」
「だめ。弟君ので、こすって気持ちよくして……?」

 最初はどういうことかよくわからなかったけど、すぐに「素また」をして欲しいのだとわかった。俺がジッパーから肉棒を取り出していると、お尻をぐりぐりと、足に押し付けてくる。
 
「ねえはやく……優美先輩たち、出てきちゃうよ?」

 俺は、肉棒を片手で支えて、もう片方の手で天辻さんの腰のところをつかむ。
 いつも、優美さんや陽菜ちゃんとエッチするときのことを思い出して、思わずおまんこに挿れたくなってしまう。くちゅり、と割れ目に亀頭が当たると、そのまま突き込みたくなる。それを察したかのように、天辻さんは振り向いて、囁く。

「んっ……挿れちゃダメ。今日はまだ、ダメ」

 理性を総動員させて、なんとかそのまま、割れ目をなぞるように、肉棒を動かす。亀頭の上のところがヌルヌルこすれて、いつもとは違う快感だ。とろけるような声で天辻さんは喘いで、割れ目からとろとろと愛液があふれ出してくる。

「あっ……んうぅ、気持ちいぃ……」

 むちむち、すべすべした太ももが、きゅっと肉棒を締め付ける。どんどん愛液のヌメリが増して、横方向からの刺激も加わって、あっという間に気持ちよくなっていく。腰の動きが止まらなくなって、まるでほんとにエッチしてるみたいだと錯覚する。
 クリトリスが固くなって肉棒にあたっているのを感じた。そこを重点的にこするように動かす。

「あうっダメ、そこダメぇ……んんっ!」

 そのまま、覆いかぶさるようにして天辻さんのおっぱいを揉む。重力で下に引っ張られているそれを救い上げるようにして、揉みしだく。

「うぅんっ! ……弟君、調子乗ってるなぁ……?」

 太ももの向こう側に飛び出したヌルヌルの肉棒の先端を、天辻さんの片手の指がやさしく包む。そうすると、ほんとうに挿入しているみたいだ。ぷちゅ、くちゅ、といやらしい音が立って、亀頭をやわやわと刺激してくる。

「あ、天辻さん、それ……俺、出そうですっ」
「わたしも、そんなに腰振られたら、イっちゃいそう……!」

 肉棒から滴るくらいに、愛液は分泌されていた。さらに勢いよく抜き差しすると、愛液がぴしゃ、ぴしゃと撥ねて、天辻さんのふとももがきゅっと締まる。びくん、と腰が震えた。

「あん、んくぅっ……イクっ……んんっ!」
「あっ……出るっ……あぁ」

 どぴゅぴゅっ……! ぴゅるる、びゅくっ……!

 射精して、鋭い快感が全身に広がった。その間、天辻さんの手のひらが俺の亀頭を包んでいる。精液が、天辻さんの手のひらにぴゅるぴゅるとかかっているのが感触でわかった。
 全部出し終えると、俺は達成感と脱力感でその場にへたりこむ。天辻さんも、余韻に浸るゆるんだ表情で、手のひらを俺の前に出して見せた。そこには、どろりとした白濁液が、たっぷりと溜まっている。

「昨日もあんなに出したのに……弟君、いっぱい精子出るんだね……」

(はやく天辻さんとエッチしたい……)
 この間はぱいずりしてもらえただけで満足だったのに、いつのまにかエッチしたくてたまらなくなっていた。もう、天辻さんとエッチしないなんて、考えられない……
(つづく)






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