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グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<17>




 天辻さんとのエッチは、夢中になる気持ちよさだった。
 愛液にまみれた膣のヒダヒダの感触。突き込むたびに、漏れ出る嬌声。揺れるGカップはありそうな胸。思い出すだけで、幸せな気持ちになって、ぼおっとしてしまう。
 優美さんや陽菜ちゃんと初めてエッチした後も、こうなった。何も考えられずに、ただエッチを思い出して、ぼおっとしてしまう。
(やっぱり、女の子とエッチは最高だ……)
 いつのまにか勃起していて、また天辻さんとそういうことをしたくなる。

「またそんなミスしてるー! あははっ、弟君よわーい」
「あ……しまった」
「弟君のへたくそー! 次またわたしが勝ったら罰ゲームね!」
「まあ、本気出したら俺が勝つから」
「生意気だなー。いいよ、かかってきなさいっ」

 今、俺たちは天辻さんが持っていた据え置きのゲーム機で遊んでいた。隣で肩をくっつけて並んでいるから、体温やいい匂い、呼吸をすぐそばに感じる。
 真横から見ると、いっそう胸のふくらみが大きいことがはっきりと目に焼き付く。
 あの後、天辻さんは軽くシャワーを浴びて、下着の上にジャージを着ただけの姿だ。夕方になって気温が低くなってきて、ちょっと寒いというから、俺の制服の上を背中にかけている。その無防備な姿が、天辻さんとの距離が縮まったことを感じさせる。
 天辻さんの気配を頭の中から振り払ってゲームに集中すれば、簡単に天辻さんに勝つことが出来た。

「わたしは罰ゲームしないよ。わたしが勝ったら罰ゲームとしか言ってないもーん」
「え……それはずるい」
「あはっ……だってそうだもーん」

 天辻さんは、俺と一緒に遊ぶのが楽しくてたまらないといった感じだ。
 一方で、俺はエロいことばかり考えている。
(隣にいる天辻さんを押し倒して、もう一回エッチしようかな……)
 さっきからずっとそう考えていて、胸がどきどきする。
 
「弟君、今エッチなこと考えてた? 鼻の下、伸びてる」

 そう言われて、くすくす笑われる。あまりにも図星だったから、まじめな顔に戻そうとすると、またくすくす笑われた。

「もっとエッチしたい?」
「したい」
「だめー。してあげない。だって弟君に飽きられちゃったら嫌だもん」

 弟君にはもう優美先輩と陽菜ちゃんがいるからね。二人がいるだけで弟君にとっては十分かもしれないし……と独り言のように付け加える天辻さん。

「でも、今日わたしの家にお泊りするんだったら、いっぱいエッチしてもいいよ?」
「え……」

 そんなことしたら、優美さんと陽菜ちゃんに変に思われてしまう。でも、天辻さんとまたエッチなことが出来るなら……と心がぐらつきそうになった。そのくらい、天辻さんは魅力的だ。

「嘘だよー。わたしはエッチなのは満足したから、どっちにしても今日はもうだめー」

 天辻さんはまた、俺のことを弄んで、くすくすと笑う。この小悪魔に翻弄される感じが、最近俺は好きになってしまっている。
 天辻さんは、少しだけ声のトーンを落として、こう言った。

「でも……ほんとはわたし、弟君のこと独り占めしたいんだけどなぁ……?」
「え……?」
「だって、優美先輩と陽菜ちゃんがいるせいで、そのぶんわたしは弟君と一緒にいられないじゃん。もっと弟君と遊びたいなー」
「それは……」

 俺は優美さんも陽菜ちゃんも天辻さんも、みんな好きだから誰かを選ぶなんて出来ないなとぼんやり思う。でも、このままだといつか、優美さん姉妹に天辻さんとの関係がバレてしまう気がする。
(どうすればみんなで仲良くできるかな……)
 考えても、まだ解決策は思いつかない。

「でも、こういう風に時々弟君を独り占め出来たら満足かも。また二人だけで遊ぼうね!」

 天辻さんは、俺に抱き着いて幸せそうにそう言った。

◇◆◇◆◇

 家に帰ると、まだ優美さんは帰宅していなかった。今日はグラビアのお仕事があると言っていたから、それが少し長引いているのかもしれない。

「お帰り、お兄ちゃん。遅かったね」

 陽菜ちゃんがにっこりと笑顔で迎えてくれる。
 そこそこ遅い時間だったから、陽菜ちゃんはもうお風呂に入った後だった。今日はいつものネグリジェ姿と違って、ピンク色の可愛いパジャマを着ている。サイズが大きめなのか、少しだぼっとしているところが、幼い感じを醸し出している。
 
「友達と遊んでたの?」
「そうそう。ほんとはもうちょっと早く帰ってくるつもりだったんだけど。連絡しなくてごめんね」
「次はちゃんといつ帰るか、教えてね」

 そして、リビングで四人で夕食をとる。
 俺と、陽菜ちゃん……そして、俺の父親と、優美さん姉妹の母だ。
 優美さんの母親は、四十代であることを感じさせないほどの、かなりの美人だ。彼女を見ると、俺はいつも遺伝という言葉を思い出す。優美さんは、お母さんから色んな部分を受け継いでいた。整った顔かたち、ボリュームたっぷりの胸、色気のある仕草。きっと若いころは優美さんと同じくらいに魅力的だったのだろう。
 優美さんの料理の上手さも、母親譲りだと思う。きっと子供のころから、お母さんに料理を教わったのだろう。味付けが似通っている。

「直人クン、今日は遅かったわね」
「待たせちゃって、ごめんなさい」
「いいのよ。さあ、たくさん食べてね」

 微笑み方まで、優美さんに似ている。見ているだけで、癒されてしまうくらいだ。俺の父親が、どうしてこんな素晴らしい人と再婚できたのか、さっぱりわからない。
 この二人は、俺と優美さん、陽菜ちゃんの関係を全く知らない。
 二人がいない間に俺が優美さんのおっぱいを揉んだり、陽菜ちゃんに肉棒をしゃぶってもらったり、おまんこに挿入したりして、姉妹と気の赴くままエッチしていることを、全く知らないのだ。
 そのことを考えると、俺はいつも背徳感のようなものを感じてしまう。

「いつも、陽菜や優美と仲良くしてくれてありがとう。これからも仲良くお願いね」

 そんなことを言われると、なおさらだ。

「そういえば、相談ってなんだったの、陽菜ちゃん?」
「あっ……それは、なんでもないの」

 なんとなく思い出して聞いてみると、陽菜ちゃんは少し困ったように言った。
(何か、お母さんの前では言えないようなことでもあるのかな)
 色々邪推してみるけど、陽菜ちゃんに限って、そんな隠し事があるようにも思えない。直接聞くのもあれだし、陽菜ちゃんのほうから言い出すのを待つのがいいかもしれない。

「お兄ちゃん、お風呂出たら、わたしの部屋に来て! お姉ちゃんの新しいDVD届いたんだ。一緒に見よ?」

 ご飯を食べ終わるころに陽菜ちゃんに誘われたから、俺はさっと体を洗って、すぐに部屋に向かった。陽菜ちゃんも、待ちきれなかったようですぐにドアを開けてくれる。
(陽菜ちゃん、ほんとに優美さんのこと好きなんだな……)
 陽菜ちゃんは女の子が好きだ。きっと、お姉ちゃんが好き、という他に優美さんのことが好きな部分もあるのだろう。実際、あんなに綺麗で美人な女の子がいつも近くにいたら、そういう関係になってしまうのも仕方ないかもしれない。 

「陽菜ちゃん、この雑誌もコンビニで売ってたから買ってきたよ」
「あっ、お姉ちゃんが表紙の……! 明日から発売だって聞いてたのに」

 帰りに買ってきた、雑誌を陽菜ちゃんに見せる。巻頭グラビアを二人で楽しむ。変わった形の水着を着ていて、ビーチパラソルを持つ快活な姿が、素晴らしい。
 俺が持ち込んだPCの画面に、優美さんが映し出される。
 今回のイメージビデオは、優美さんが警官服を着ている姿から始まった。その警官服は胸のところが大きく空いていて、谷間を見せつけている。スカートはミニスカートで、ぴっちりとした黒タイツがむちむちした太ももを覆っている。警官帽から、ウェ―ブした髪が、くるくると伸びている。誘うように笑って、可愛らしく敬礼する姿に、胸を撃ち抜かれる。

「今度のお姉ちゃん、かっこいいね」
「最高だよね……」

 俺と肩を寄せ合っている陽菜ちゃんは、すごく集中して画面に見入っている。その横顔を見ているのも好きだけど、やっぱり、画面から目を離したくはない。俺も、一緒になって見入る。
 一通り見終わると、二人で満足してため息をついた。
(ムラムラする……)
 やっぱり、優美さんのDVDを見た後は、どうしても落ち着かない。股間が勃起している。しかも、陽菜ちゃんもなんだか落ち着かなくなっている。頬が火照って、時折むずむずとももを擦り合わせている。

「お兄ちゃん……」

 陽菜ちゃんが、切なそうに潤んだ瞳で俺を見上げる。でも、俺は精いっぱいの自制心で犯したい気持ちを抑える。

「今はお母さんもお父さんもいるから……見つかったらまずいって」
「でも……お兄ちゃん……」

 きっと、陽菜ちゃんの女の子の部分は濡れそぼっているんだろう。想像すると、はやくも我慢が出来なくなってくる。俺も陽菜ちゃんに気持ちよくしてもらいたい……

「触りっこ、するだけでいいから……」
「うん……」

 俺と陽菜ちゃんは、こっそりと二人で気持ちよくなることにした。
(つづく)






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