「今日はここも、塗ってくれないの?」
お湯上りの、可愛い下着だけ身に着けた体で、ボディークリームを塗って、と頼んできた天辻さん。今、彼女はソファに仰向けに寝そべって、その手のひらは、自らのボリュームたっぷりの胸に当てられている。
俺は、もう一度その美しい体をなめまわすように見た。
出るところが出て、引き締まるべきところは引き締まっている、理想的な女体。優美さんに比べるとまだ完成形の一歩手前という感じだけど、だからこその魅力がある。
(また、あの柔らかいおっぱいを触れる……)
興奮して、頭の中が熱くなる。
昨日は後ろから揉んだけど、今日は正面から向き合って、上にのしかかる。
ブラジャーの下に手のひらを滑り込ませて、やわやわと揉みしだく。張りがあって、もちもちと手に馴染んで、いつまでも触り続けていたくなる。
「んっ……弟君……」
天辻さんは、軽く身悶えて、甘い吐息をはく。まっすぐ俺を見て、眉根を少し寄せている。
(気持ちいい……もっと揉みたい……!)
胸のふもとから指をめり込ませて、優しくしぼるように動かす。少しずつ頂上へと移動していって、乳首のまわりをくすぐる。
「触り方、やらしい……優美先輩にも、こんなエッチな触り方、してるの……ふふ」
乳首をつまんで、カリカリと爪先で軽くこすったりすると、天辻さんは我慢できずに喘ぎ声が漏れる。乳首もぷっくり立ち上がってきて、すっかり発情した女の子の、とろんとした表情になっている。
「あんっ! やだ、くすぐったいってば……」
優美さんや陽菜ちゃんと、しょっちゅうエッチをしていれば、女の子の感じやすいトコロはなんとなく、わかってきている気がした。
(よかった、天辻さんも、感じてくれてる)
二人と天辻さんは違うかもしれないと思ったけど、乳首が気持ちいいのは、同じみたいだ。
「お尻にも、塗りたい……?」
天辻さんが誘うように言う。もちろん俺は天辻さんの胸からお腹へと指を滑らせて、腰骨からふにふにとしたお尻を揉み始める。
天辻さんは気持ちよさそうな声を出しながら、しかし陽菜ちゃんのようにすぐ快感に夢中になったりはしていなかった。あくまで俺のことを見て、ちょっといたずらっぽく笑う。
「弟君も興奮してるんだ。こんなになってる……」
「あっ」
その指が、俺の股間に遠慮なく触れる。それだけで、痺れるような快感が湧いた。雑な触り方で、剥けた亀頭が下着にこすれる。
「かちんこちんだね……ズボンから、出してほしそうにしてる」
「出してくれませんか……?」
「やだー。わたしが先がいい……わたしの、脱がせて……」
俺が下着に指をかけると、天辻さんは腰を浮かせる。するするとそれは足から抜けて、ピンク色の、可愛らしいおまんこが、あらわになった。
(これが、天辻さんの……!)
さすがに、天辻さんも恥ずかしそうに顔を赤らめて、股をぴったりと閉じた。うっすらと生えた陰毛は、割れ目からにじんだ愛液で濡れている。そっぽを向いて、こう言った。
「こんなに、濡れて……胸、触られただけなのに。わたし、ヘンタイかも」
「優美先輩より、濡れちゃってます」
「うう……そんなに見ないで」
(天辻さん、意外とうぶな感じだ……)
こういうことは慣れっこなのかと思ってたけど、仕掛けられるのはあまり慣れてないみたいだ。俺は、ちょっと調子に乗ってみる。
天辻さんの不意をついて、その濡れたおまんこに、指をあてる。
「あ、んんっ! ちょっと……まだ触っていいって、言ってない……んうっ」
可愛い喘ぎ声をあげながら、天辻さんが抗議するけど、ここは無視して、愛撫を続ける。ちゅぷり、と割れ目に指を浅く差し込んで、中を掻き回す。クリトリスを指の腹で撫でて、皮を剥いたり、戻したりする。
「んくぅっ! お、弟君っ! 待って、待ってってば……あうぅ」
天辻さんは快感に身をくねらせて、気持ちよくて仕方なさそうな声をあげる。そのエッチな声で、俺はますます興奮して、我慢汁があふれ出すのを感じた。
「あ、んっ……わたしもシコシコしてあげるね」
俺が愛撫を弱めると、天辻さんは体を起こして、俺のズボンのジッパーを下した。ぼろん、と固くなった肉棒が姿を現す。それを興味深そうに眺めて、天辻さんはつぶやく。
「すごい、ねとねとしたのが先っぽから出てる……わたしと同じだね」
そして、天辻さんは俺の肉棒を両手で包んで、こしこしとしごき始める。先走りが潤滑液になって、くちゅくちゅと音を立てる。腰が浮くような快感が来て、俺は思わず変な声を出してしまう。
「その声、気持ちいいんだ……? もっとしてあげる」
「俺も、もっと行きますよ」
天辻さんがちゅこちゅことしごくスピードをあげると、俺もより深くまで指を挿しこんで、同時にクリトリスをくちゅくちゅと撫でる。
「あう、弟君、ダメ……今は、わたしが弟君のこと気持ちよく……んあぁっ!」
すぐに俺の肉棒をしごく手は止まってしまって、俺の愛撫の前に、天辻さんは身体をよじりながら喘ぐだけになってしまう。目は虚ろで、ぼんやりと俺を見ながら涎が唇の端から垂れている。口が開いて、舌がちろちろと動いている。
「んやぁっ……嘘ぉ、ずるい、クリもナカもいじられたらぁ……! あうぅ、わたし、イキそう……イっちゃうぅ……!」
目の前の天辻さんは、普段からは考えられないくらい乱れていて、エッチだった。
(すごく気持ちよさそうだ……指をおまんこがきゅうきゅう締め付けてくる)
絶頂が近いみたいだ。俺は勢いを増して、より強く愛撫する。
「あぁっ、イクぅ! 弟君にイかされちゃうぅ……っ!!」
天辻さんがぴくん、と体を震わせる。しばらくそのままぴくぴく震えたのち、だらりと力を抜いた。
「んふぅ……ちょっと我を忘れちゃった。弟君も、イキたい……?」
絶頂の余韻に浸りながら、色っぽい声で聞いてくる天辻さん。俺はそのエッチな姿がたまらなくて、唾をごくりと飲み込んで、うなづく。
天辻さんは発情した顔のまま起き上がって、そっと囁くように言う。
「すごくよかったから、おっぱいで、してあげる……」
(天辻さんの、ぱいずり……!)
これからしてもらえることを想像すると、全身が歓喜するようだった。
肉棒を前にして、天辻さんはブラジャーをはらりと脱いだ。
弾力のある巨乳を目の前に露わにされて、俺は興奮して股間がぴくりと動くのがわかった。それは、新人グラドルの中でも最近急成長している天辻涼音の、誰もがぱいずりしてもらうことを夢見る、形のいい大きなおっぱいだった。
天辻さんは淫靡に微笑して、その二つのふくらみを、俺の肉棒に寄せる。
「優美先輩にも、こういうことしてもらってるんでしょ?」
そして、ひたひたとその巨乳で俺の肉棒を挟んだ。なんといっても、エッチな光景だった。醜い肉棒が、白くて綺麗なおっぱいの中に埋もれている。先端だけが辛うじて顔を出して、まるで溺れているようだ。
天辻さんは上目遣いで俺を見上げながら、むにゅむにゅと、両手で自分の胸をこねる。
(気持ちよすぎる……グラドルの天辻涼音さんに、ぱいずりしてもらってる……!)
ボディークリームで適度な潤滑油を得た胸が、優しく俺を絶頂へと導いていく。
乳首でこりこりと肉棒の先端を刺激されると、なんともいえない刺激ですぐにでも射精しそうになった。なんとかこらえて、少しでも長くこの快感をもたせようとする。
「ぴくぴくしてる。もしかして……出しちゃうの?」
天辻さんは、俺の股間の反応をくすくすと笑う。左右の乳房を交互に動かして、もにゅもにゅとゆるやかに肉棒全体を刺激する。
俺は、もう我慢できなくなって、自分から動き出す。天辻さんの肩をつかんで、その胸の間に、肉棒を突き刺すようにして、前後に動かす。まるで挿入しているみたいな感覚だ。
「や、弟君、強引……」
「出そうです、天辻さんっ!」
「いいよ、そのままいっぱい出して……」
「天辻さん、俺、出るっ!」
たっぷりその胸に肉棒をすりつけて、感触を味わって、俺はついに尿道を精液が流れていくのを感じた。
びゅるるるるっ! びゅくっびゅくっ……ぴゅるるっ
精液が巨乳の中で弾けて、谷間を流れていく。俺が余韻を終えて離れたときには、たっぷりとたくさんの精液が谷間からおへそのほうへ、とろとろと流れていくところだった。
「すごい、こんなにいっぱい出てる……」
天辻さんは、胸にたっぷりかかった精液をゆびでつまんで、物珍しそうに感触を楽しんでいる。
これが、俺と天辻さんの初めてだった。おまんこに挿入させてもらえるまで、もう少し時間がかかった。でも、それはそう遠くない時だったと思う。
そしてそのうちに、天辻さんも今よりずっとエッチが上手になって、俺を弄ぶことが出来るようになっていくのだった。
(つづく)
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