優美さんたちが部屋から出て行ったあと、侑子さんはさっそく、俺の上に馬乗りになった。
「我慢してる直人君の可愛い顔見てたら、わたしも興奮してきちゃった」
「侑子さん……」
「直人君の家でこういうことしてると、なんだかイケナイことしてるみたいで、余計に興奮するわね」
人妻の侑子さんが俺とエッチしてる時点で十分罪悪感を感じるべきだよな、と思ったけど、言葉にすることは出来なかった。
侑子さんが俺に覆いかぶさってキスをしてきたからだ。
「んん……ちゅっ」
侑子さんは俺の唇をついばむようにした後、舌をいれてきた。
甘い唾液が、たっぷりと口の中に入ってくる。口内を這いまわる侑子さんの舌を味わっていると、気持ちがよくなって頭がぼおっとしてしまう。
もともと勃起していた肉棒がますます固くなってしまった。
「……うふふ、直人君。わたしのおまんこに、おちんちん入れたくなってきた?」
唇を離したかと思うと、そんなことを囁きかけてくるからたまらなかった。
あの有名グラビアアイドルの侑子さんが、こんなにも淫らに俺を誘惑してくれる。こんな幸せなことがあるだろうか。
もともと熱があるのに、余計に全身が火照ってくる。
「ねえ、ナマでエッチしたいんでしょ?」
「したいです……」
「させてあげてもいいけど、まだあんまり濡れてないの。もっと興奮させて……?」
侑子さんは、一度立ち上がったかと思うと、スカートの下に指を入れて、下着をするすると脱いだ。
スカートの中の暗がりに、侑子さんの大事な部分がうっすらと見える。
「舐めて気持ちよくして?」
侑子さんは俺の顔の上に、腰を下ろした。
わずかに濡れた色づいた割れ目が、唇に触れる。女性の発情した匂いが、ほんのりと香る。
「ん……あぁっ……はぁ」
すでに愛液が分泌されたそこにぺろぺろと舌を這わせると、侑子さんがくぐもった喘ぎ声を発した。手のひらで口を押えて、あまり大きな声が出ないようにしていた。優美さんたちに聞かれたら、たまったものではない。
侑子さんは気持ちがよさそうにお尻を揺らして、指の隙間から嬌声をあげる。
「そこだよ、直人君……んはぁ、いいぃ」
甘酸っぱいような味を楽しみながら、侑子さんの秘所を舐めしゃぶる。
俺は侑子さんの腰を腕で捕まえて、存分に侑子さんを悦ばせた。おまんこからどんどん愛液が溢れ出して、びしょびしょになるくらいまで、気持ちよくさせてあげた。
「もういいわ、直人君……あん、やめてってば、もう」
「気持ちよかったですか?」
「これ以上は、止まんなくなっちゃうからダメ」
侑子さんは、のぼせたみたいにすっかり頬を上気させて、目つきがとろんとしてしまっている。
俺の肉棒を優しく撫でさすりながら、訊ねてくる。
「優美が来たら、一発でわたしたちの関係、バレちゃうわよ? それでもエッチしたい?」
「はやく挿れたいです……」
「でも、直人君はまだ、射精するのちゃんと我慢できないでしょ?」
「できます!」
「本当かしら。今日はまだゴムつけてね」
侑子さんはやっぱりそれを強調するのだった。
「我慢できるから、ナマでさせてください……」
「ダメよ。ほら、わたしが持ってるから」
侑子さんにコンドームを着けてもらうと、やっぱりまだ隔てるものがある感じだった。
それでも、おまんこに挿入できるのなら嬉しいのは変わりない。寝転がった俺の上で、侑子さんが割れ目に肉棒をあてがい、ゆっくりと腰を下ろす。
「あんっ……直人君の、やっぱり大きいぃ」
侑子さんは嬉しそうにそう言って、一番奥まで腰をおろした。
温かくてヌルヌルとした膣に、ゆっくりと肉棒が挿入されていく。やっぱり気持ちがよくて、やみつきになってしまいそうだ。
あの有名なグラビアアイドルと、こうしてこっそりエッチできるというのは、至上の喜びだった。
「わたしが動いていいかしら?」
「お願いします……」
「すぐイっちゃわないでね? んっ……あぁ」
侑子さんは俺の腰にお尻をなすりつけるようにして、艶めかしく腰を振る。カリ首が肉壺を掻き分けていく感触がたまらなくて、俺はその動きに身を任せた。
自分が病床にいることなんか忘れてしまいそうだ。このまま、侑子さんに責められながら寝ていたい。
すっかり侑子さんに骨抜きにされているな、と気づいたけど、こんなに気持ちがいいのなら、拒む気にもならなかった。
侑子さんは、自分の口を手で押さえて、喘ぎ声をこらえていた。
「あん、もう……直人君の、気持ちよすぎてもっと声出したくなっちゃう……はぁっ」
「そんなことしたら……」
「うふふ、優美たちにバレちゃうかもね? わたしは構わないけど」
「そんな、やめてください」
「そんなに困った顔しないで、興奮しちゃう……あぁん」
じゅぷり、と肉棒が深く突きこまれて、侑子さんは嬌声を張り上げそうになったのを押し殺した。
すっかりエッチに夢中になって、侑子さんはトロけた表情だ。
「ねえ、もっと激しくわたしのこと、突いてよ……声はちゃんと我慢するから」
「ほんとに出来ますか……?」
「信じてくれないの?」
俺は、具合の悪い体に鞭打って、下から侑子さんを突き上げる。
そうしたくなるくらい、侑子さんのおまんこは気持ちよかった。このまま無理してエッチしたら、確実に病状が悪化するだろうな、という予感があったけど、ついつい、激しく突き上げてしまう。
「あんっ……! いいわ、そこぉ……!」
「ああ……侑子さん、気持ちいい……」
「うふ、まだイかないでよね。もっとわたしのことを楽しませて……あぁんっ」
侑子さんは、すっかり俺の責めに感じ切っているようで、甘えた声で言った。
ふらふらするし、悪寒もあるけど、腰を振るのをやめられない。愛液を飛び散らせて、肉棒を打ち付けていると、侑子さんが限界を訴え始める。
「やだぁ、直人君、まだイかないの? わたしが先に、イっちゃうかも……んんっ」
「イっていいですよ、侑子さん」
「いやよ、わたしが直人君をイかせるの……んあぁっ!」
より激しく腰を振って、限界まで侑子さんを追い詰める。俺も精液がそこまでこみ上げていたが、侑子さんを満足させるために、必死に我慢した。
そして、侑子さんはついに、体をひくひくと震わせて、絶頂した。
「あっ、ダメ、うそ、イっちゃうぅ……! ああぁっ!」
「侑子さん……!」
びゅるるるっ!
肉棒を締め上げる媚肉が、きゅっと収縮して精液を搾り取った。精液がコンドームの中に、勢いよく噴き出していく。
侑子さんが余韻に浸る中、肉棒を引き抜くと、精液溜めに、たっぷりと白濁液が満ちていた。
俺の横に寝転がって、至近距離で、侑子さんが囁きかけてくる。
「直人君にイかされるなんて……。すごくよかったわよ」
「頑張った甲斐がありました」
「でも、わたしがイったあと、すぐに射精しちゃったわね。もうちょっと我慢出来たら、次からナマでさせてあげたのに」
「まだダメなんですか……?」
「もうちょっとの辛抱よ」
侑子さんは、俺の頭を撫でて可愛がってくれた。
俺は侑子さんとエッチ出来たこと自体は嬉しかったけど、ますます体調が悪くなってくる兆候を感じ始めていた。
……
次に目が覚めると、再び、俺の部屋に女の子たちが集まっていた。
優美さん、陽菜ちゃん、涼音さん、侑子さんの四人が、揃って俺を見下ろしている。皆がこうして心配そうな視線を送ってくれるのは、なんだかうれしかった。
四人とも、すでにお風呂に入った後のようで、各々ネグリジェやパジャマなどを着ていて、肌が桃色に染まっていた。
濡れた髪を縛った侑子さんは、セクシーなベビードールを着ていた。思わず見ただけで勃起しかけたけど、布団に隠れて四人にはバレなかった。
温度計を持った優美さんが首をかしげて言った。
「また、熱が上がっちゃってる……ずっと寝てたはずなのに」
「おかしいわね。わたしが見てた時は、普通だったのに」
侑子さんはなんでもない様子で、しらを切っている。
「いつまでもぐーぐー寝てないで、早くよくなってよね」
涼音さんは、俺の額に新しい冷えピタを貼りながら、面倒そうに言った。そんな口調とは裏腹に、俺を見る表情は心配そうだ。
陽菜ちゃんは、深刻そうにこんなことまで言ってくれた。
「お兄ちゃん、病院に連れてった方がいいのかも」
「そこまでしてくれなくていいよ、陽菜ちゃん。すぐよくなるから」
「そうよ。明日の朝に起きたら、たぶん治ってるって」
「でも、涼音ちゃん……わたしは心配になっちゃうわ。今晩はわたしが看病するね」
優美さんがそう言ってくれて、俺の部屋で優美さんが一緒に眠ることになった。涼音さんは最初ちょっと反対したが、また口喧嘩になるのを避けたのか、すぐに引き下がった。
侑子さんが、涼音さんと陽菜ちゃんを連れて言った。
「それじゃあ、わたしたちは優美の部屋で寝ればいいのね?」
「うん、おやすみ」
「おやすみなさい」
三人の話し声が遠ざかっていくと、優美さんと二人きりになった。
ベッドの隣に敷かれた布団で寝ることになっていたはずだったが、優美さんは電気を消すと、俺のベッドにもぐりこんできた。
「はやくよくなるように、わたしが一緒に寝てあげるね」
「優美さん……」
抱きつかれて、優美さんの柔らかくていい匂いのする体に包まれる。背中をゆっくりと撫でてもらって、心地が良かった。こんなことをされたら、一晩でいくらでも回復してしまいそうだ。
巨乳がぴったりと押し付けられて、とても眠れる状況ではなくなってしまった。肉棒がすぐに固くなって、優美さんの太ももに当たった。
何を言われるのかと思いきや、侑子さんとは違って、優美さんは看病を優先してくれた。
「今は病気を治すのが先だよ。熱が引いたら、いっぱいしようね」
「はい……」
俺はちっとも眠くなれない状態だったから、優美さんが静かに寝息を立て始めても、肉棒を勃起させたままずっと起きていた。
「んんっ……」
眠っている優美さんのおっぱいをついつい揉むと、優美さんは艶めかしい声を立てたが、起きる気配はない。ますますムラムラしていた時だった。
俺の部屋のドアが開き、誰かが入ってくるのがわかった。俺と優美さんが添い寝しているのを見て、こそこそ声で言った。
「あっ……優美先輩、抜け駆けしてる……っ!」
「涼音さん……」
電気の消えた暗がりの中、涼音さんはそっと近づいてきて、俺の手を引っ張った。そして、驚くようなことを言ってきた。
「ねえねえ、わたしたちの部屋にこない? 侑子さんも、陽菜ちゃんも起きてるよ」
「なんで……今、眠くてそんな元気がないんだ」
「三人でいっぱい可愛がってあげるから、ね? わたしたちと一緒に寝ようよ」
「そんなに引っ張らないで、優美さんが起きちゃう……」
魅惑的な提案だったけど、優美さんを置いていくことに罪悪感があったし、何より体がダルくて、動きたくなかった。
結局無理やりベッドから引きずり出されたけど、俺がいなくなっても優美さんは目を覚まさなかった。
「ほら、四人でいっぱい楽しんじゃお?」
涼音さんに腕をひかれて、三人の寝ている優美さんの部屋に連れていかれた。俺は具合が悪くて仕方なかったが、股間だけは元気に固くなり始めていて困ってしまった。
(つづく)
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