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グラビアアイドルが義姉になった! 涼音編<20>




 その日はごく当たり前の一日のはずだった。
 用事は特になかったから、学校が終わったら陽菜ちゃんと一緒に帰宅して、特にすることもないから二人でごろごろしていた。

「お兄ちゃん、お姉ちゃんのドラマ見よっ」

 陽菜ちゃんは制服から可愛い普段着に着替えて、無邪気な笑顔で言う。
 俺はソファに座ってスマホをいじっていた。足を開いてぐでっと座っていたので、陽菜ちゃんはその足の間に腰かけて、俺を背もたれにしてよりかかってくる。陽菜ちゃんの髪から甘い匂いがふわっと広がる。優美さんと同じシャンプー・リンスの匂いと、陽菜ちゃん自身の匂いがかすかに混じったいい匂いだ。
 後ろを振り返って、見上げてくる姿が可愛くて仕方ない。優美さんが幼いころはこうだったんだろうな、と思わせる美少女っぷりとあどけなさがたまらなくて、俺は腕を回して陽菜ちゃんを軽く抱きかかえる。

「いいよ」

 陽菜ちゃんは嬉しそうにくすくす笑って、満足した様子だ。

「二人とも、ほんとに仲いいわね……」
「だって兄妹だもん。ね、お兄ちゃん?」

 背後で優美さんのお母さんが、少し呆れたようにため息をつく。最近では父親の前でもこういう風に思わず少しいちゃついちゃうから、本当の関係がばれそうで少しドキドキする。

「この間も、部屋で何してたの? なんだか少し騒がしかったけど」
「えっと……」
「ゲームしてたんだよ。ちょっと白熱しちゃってさ」
「夜中は近所迷惑になるからもう少し静かにしなさいよ?」
「……はーい、お母さん」

 適当にごまかしたけど、あんまりこういうことが続くとまずいんだろうな、とは思う。しかしこうして陽菜ちゃんとイチャイチャするのが楽しすぎて、一緒に最後までドラマを見た。
 見終わったところで、何気なくスマホを見ていると、天辻さんから通知が来た。

「ねえねえ、今ヒマ?」
「今近くのゲームセンターに来てるんだけど、とりたいのがあって……」

 こんな時間にゲーセンか、と思ったけど、すぐにそれが目的じゃないんだろうなと気づいた。本当は裏の意図があって、俺を呼び出しているんだろう。

「ちょっと友達と遊んでくる」

 そう言って、家を出た。こんな時間から遊びに行くの? と優美さんのお母さんや陽菜ちゃんに変に思われた気がするけど、天辻さんとどんなことをしようか想像すると、向かわずにはいられない。

……

「せっかくだし、わたしの家にお泊りしていかない?」

 ゲーセン帰りに天辻さんはこう切り出して、俺の腕に抱きついてきた。
 最初はそんな素振りは見せなかった。ユーフォーキャッチャーで欲しがっているぬいぐるみを一緒に取ることになって、順番にコインを入れていった。最終的に俺がうまくひっかけて、ぬいぐるみを取ることが出来た。
 そのあと色々と他のゲームも遊んでいるうちに時間が遅くなり、天辻さんの家に行きたいと言おうか悩んでいると、天辻さんのほうからそう言ってきたのだった。
 もちろん断るはずなんてなくて、そのまま天辻さんの家について行ってしまった。

「はいってはいってー」

 玄関の扉を開け、天辻さんは手招きする。天辻さんの家はこれで二回目で、こうやってあげてもらうのはまだどきどきする。
 天辻さんの靴がいくつか並べられた玄関。女の子が生活する匂いが、かすかに香る。ふとここで以前やったことを思い出した。

 「ふぇろっ……れろれろ……」

 玄関口でのフェラの光景が脳裏によみがえる。
 俺の肉棒を両手で支えて、先っぽを舌で舐める天辻さん。ソフトクリームを舐めるみたいに、何度も何度も、舌を往復させる。最初は亀頭だけだったのが、だんだんとカリ首のところまで、大胆に舌を絡ませて……

「弟君……」

 天辻さんも、この間ここでやったことを思い出したみたいだ。ちょっと照れるような、でもちょっと誘うような表情で、俺の腕にそっと触れる。

「一緒にシャワー入ろうよ」

 そのまま俺は天辻さんと二人で脱衣所に入る。天辻さんのマンションは家賃の安いところで、脱衣所も狭い。二人はいれば、それでいっぱいになるくらいだ。天辻さんは、近いよと言ってくすくす笑う。

「弟君が先に脱いでよ」
「そしたら天辻さんも脱いでくれる……?」
「いいよ」

 じろじろ見られながら脱ぐのは少し恥ずかしかったけど、俺は服を脱いでいった。上に来ていたシャツ、その下の下着、そしてズボンを脱いで、トランクスだけになる。

「立ってるね……」

 天辻さんはトランクスの上から俺のそれを握って、しゅこしゅことしごく。布地と亀頭が擦れて、痛かゆいような快感が走る。しごく手は移動していって、トランクスを下にずらして脱がした。俺も天辻さんの服に手をかけて、脱がせる。薄い生地の服をそっと持ち上げて、その下のフリフリがついた服も脱がせて、ブラジャーだけにする。

「今日のブラ、かわいいでしょ?」

 薄いピンク色の、刺繍が施されたブラジャー。
 手に収まりきらないくらい豊満な胸は、そのブラジャーから零れ落ちそうだ。見るからに柔らかそうで、今すぐにでも揉みたくなる。それをこんな間近で見れるのは、天辻さんのファンの中で俺だけだ。
 服を一枚脱ぐたびに、どんどん色気を放つ天辻さんに魅了される。
 天辻さんは自分でスカートを床に落として、ついに下着姿になる。画面の向こう側で見る水着姿の天辻さんが、目の前にいる感覚だった。

「後から入るから、先に浴びててよ」

 背中を押されて、俺は浴室に入る。小さいけれど、浴槽の他にシャワーを浴びるスペースのある清潔な浴室だった。お風呂椅子に座って、シャワーを頭から浴びる。水の流れる音に紛れて入ってきた天辻さんは、バスタオルを体に巻いていた。
 ぼん・きゅっ・ぼんの体のラインがくっきり出ている。バスタオルが少し小さいのか、今にも乳首が見えそうな位置でタオルが止まっていた。谷間が強調されている。たっぷりの胸が少し窮屈そうで、動くたびぷるぷるしている。

「体洗ってあげよっか」

 そう言ってくれるからお願いすると、天辻さんはボディソープを泡立てて、俺の背中を両手で洗い出す。二つのてのひらが俺の背中をやさしく撫でて、そのてのひらは俺の体の前へ、胸のほうへと移動する。
 お腹を撫でて、おへそを通過して、最後に泡のついた10本の指が、肉棒をきゅっと握る。

「ここも綺麗にしないとね?」
「あ……天辻さん……」

 しゅこしゅこ……カリ首のところを握る両手が、根元へ移動して、またカリ首まで戻る。泡がするする滑って、なんとも言えない気持ちよさだ。
 ぴったりと天辻さんは俺にくっついて、背中に柔らかい感触が二つ、当たっている。天辻さんのあごが俺の肩に乗って、ささやく。

「ビンビンになってるね。気持ちいい?」
「そこ、すごく気持ちいい……」
「おっぱいでも洗ってあげるね」

 そう言って、天辻さんは俺にくっついたせいで泡や水がついたタオルをはらりと落とす。白くてきれいな体が、露わになる。グラビアアイドルの完璧なプロポーションが、鏡越しによく見えた。
 天辻さんは自分の胸を手のひらで揉んで、泡立てていく。泡まみれになったおっぱいを俺の背中にあてて、ゆっくりと俺にすりつける。優美さんに劣らない巨乳で体を洗われていると思うと、たまらなく興奮する。

「あははっ……弟君エロい顔になってる。すっごい興奮してるでしょ。前もおっぱいで、洗ってあげるね」
「え……」
「可愛いからサービスしてあげるの。床に横になって」

 俺はいわれるがまま、寝そべった。その上に、天辻さんが覆いかぶさるように抱き着いてくる。すぐ目の前に、天辻さんの綺麗な顔があった。喋ると、温かい吐息がかかる。

「わたしの体の感触、たっぷり味わっていいよ。ふふ」

 天辻さんは、俺の上で、体をなまめかしく動かし始める。全身を俺になすりつけるような、エロすぎる動きだ。胸板におっぱいが、お腹にお腹が、太ももに太ももがあたる。ぬるぬるした泡が潤滑液になって、気持ちがいい。
 乳首がどんどん固くなって、天辻さんが俺との摩擦で感じているのがわかった。

「ん……弟君、幸せそう。あはっ」

 天辻さんは、俺を感じさせて満足そうに笑っている。
 俺の胸板にあたっていたおっぱいが、少しずつ下に移動して、おなかのところから、ついに俺の肉棒に到達する。

「ここは男の子の大事なところだから、一番きれいにしてあげないとね? ねえ、きれいにしてほしい?」
「してほしいです……!」
「えー、どうしよっかな~。やっぱりめんどくさくなってきちゃったかも」
「お願いします……こんなところで寸止めされたら……!」
「しょうがないな~その代わり、後でたっぷりわたしと気持ちいいことしてね?」

 天辻さんは、最初からそのつもりだったようで、俺の肉棒を泡まみれのおっぱいで挟んだ。優美さんにしてもらうときは、泡じゃなくて唾液が潤滑液になったりするけど、石鹸の泡でしてもらうのは、また少し違う感触だった。
 柔らかくて、ボリュームたっぷりのおっぱいで、肉棒が包み込まれる。その光景を見ているだけで射精してしまいそうだ。
 ふにふにのHカップおっぱいが、俺の肉棒を根元から挟んで、先端だけしか俺には見えなかった。天辻さんはおっぱいの左右にてのひらを添えて、谷間の肉棒にきゅっと圧をかけている。
 そのまま圧を強めたり弱めたりするだけで、気持ちがいい。

「あはっ……たまらないって顔してる。もっとよくしてあげようかな~」

 さらに天辻さんは上下に体をゆすり始める。たまらない快感が来て、思わずあえいでしまう。変な声が出て、天辻さんにおかしそうに笑われた。
 おっぱいの谷間に肉棒が見えなくなったかと思うと、先っぽだけ顔を出す。マシュマロみたいなおっぱいの中でしごかれる肉棒は見ているだけで幸せそうだった。
 
「もう出そう? はやく出しちゃいなよ」

 天辻さんはさらに左右のてのひらの圧力を強めて、上下の動きをすばやくする。

「あ……天辻さん、もう、我慢できません……!」
「あははっ……我慢しないで出しちゃお?」
「うう……!」

 どぴゅっ! びゅるるるう! びゅくっびゅくっ!
 頭が真っ白になるくらいの快感とともに、白濁液がすごい勢いで飛び出した。精液が天辻さんの顔や髪にまで飛び散って、ぽたぽたとおっぱいに落ちる。泡と混じって、谷間へと流れていく。

「射精しちゃったね、あはっ……顔についちゃった」

 天辻さんは特に嫌そうな顔もせずに顔についたそれを拭う。肉棒を挟んだまま胸を動かして、泡と精液を混ぜて遊びはじめる。

「気持ちよかったです……」
「でも、まだこんなにガチンガチンだし、わたしも気持ちよくなりたいな」
「天辻さん……!」
「その綺麗になったおちんちんで、わたしのここも、たっぷり洗ってきれいにして……?」

 天辻さんは悠々と立ち上がる。鏡に手をついて、お尻を俺に向かって突き出した。鏡に映った天辻さんの顔はのぼせて上気して、とろんとしていた。鏡越しに目が合って、いやらしく笑みを浮かべる。
(つづく)






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